結婚相談所の仮交際とは? ルールと真剣交際までのデート・LINEの進め方
結婚相談所における「仮交際」は、交際とついているものの、複数の異性と並行して会っている「良いオトモダチ」の状態。
一般的なお付き合いにはないステップなので、どう関係を進めていけばいいのかイマイチつかめない、という人も多いのではないでしょうか。
遠慮しすぎてアプローチしなければ、「興味がない」と思われ交際終了に。
逆に、距離感を見誤ってグイグイ行動すれば「温度感が合わない」と、これまた交際終了になることもあるのです。
かく言う私も、結婚相談所で婚活したので、最初は仮交際の温度感がわからずに戸惑っていました。
「1回しか会ったことない人とLINEする内容ないな……」
「飲むだけならいつまでも続けられるけど、この先に進みたいかというとそうでもない……」
など、フェーズごとに生まれるさまざまな悩み。
実際に体験したからこそ、よくわかります。
そこでこの記事では、今まさに悩み迷っているあなたに向けて、結婚相談所ナレソメ予備校のプランナー(仲人)・ヤマダの監修のもと、結婚相談所における仮交際の進め方を徹底解説します。
- 仮交際の期間と人数の目安
- 回数に応じたデートの進め方のコツ
- LINEの連絡頻度
- 真剣交際に進む判断基準
- 仮交際でお断りされる代表的な理由
読み終わるころには「仮交際のフェーズごとに具体的にどう動けばいいのか」がきっとクリアになっているはず。
不安を1つ1つ取り除き、仮交際のステップを乗り越えていきましょう。
※この記事ではIBJに所属するナレソメ予備校での仮交際について解説しています。連盟や所属相談所によって異なる場合がありますので、ルール詳細は所属する相談所の案内を必ず確認してください。
結婚相談所の「仮交際」とは? 同時並行可能な相性比較・確認期間

※画像はイメージです
仮交際とは、お見合いでお互いに良い印象を持った2人が、真剣交際に向けてデートを重ねる「お試し交際期間」のこと。
お見合い直後の「良いオトモダチ」くらいの関係から始まり、デートを重ねながら人柄や相性、結婚観を確かめていきます。
そのなかでお互いの気持ちが高まれば、「友達以上、恋人未満」の関係を経て、結婚を前提とした1対1の「真剣交際」へ進みます。
仮交際が成立するまでの流れ
お見合い後、所属相談所が定めた期限までに「もう一度会いたいか」を回答し、双方が「交際希望」と回答すると、仮交際が成立。
どちらか一方でも「お断り」を選択した場合は、そこで終了となります。
仮交際が成立すると、相談所のシステムを通じてお互いの連絡先(電話番号)とフルネームが開示され、直接連絡できるようになります。
その後は、男性から女性へ「ファーストコール」を行い、お見合いのお礼を伝えて、初回デートの日程を調整するのが一般的です。
仮交際に進むかどうかは、次の3つを軸に判断するのがおすすめです。
- 話していて違和感がない(間合い、言葉遣い、会話のキャッチボール)
- 絶対NGなところがない(思い出したときに「うげー、嫌だな」と思うところがない)
- お見合い中に「興味深いな」or「楽しいな」or「いい人だな」と思う瞬間があった
たった1時間のお見合いだけで「この人と結婚したい!」というポジティブな感情を抱けなくても大丈夫。デートを重ねてじっくり関係を深めていくスタイルで成婚する方も多いのです。
最初は「嫌なところがない」くらいの温度感でもいいので、チャンスを逃さないよう前向きに判断していきましょう。
活動開始当初は、仮交際の経験を積むことも大事。迷ったら仮交際に進むくらいの気持ちで大丈夫です。
仮交際と真剣交際の違いは?
| 仮交際 | 真剣交際 | |
|---|---|---|
| 関係性 | お互いを知る期間 | 結婚を前提とした1対1の交際 |
| 複数交際 | 可能 | 不可 |
| 新しいお見合い | 可能 | 原則停止 |
| 目的 | 相性や価値観を確かめる | 結婚に向けて具体的に話し合う |
| 交際終了 | 仲人・相談所を通す | 仲人・相談所を通す |
仮交際と真剣交際の最大の違いは、交際する相手を1人に絞っているかどうか。
仮交際中は、複数の相手と並行してデートをしたり、新しくお見合いをしたりできます。
一方、真剣交際に進むときにはほかの相手との仮交際は終了となり、プロフィールも非公開(閲覧停止)となるため新しいお見合いも組めなくなります。
仮交際が「お互いを知り、結婚相手としての相性を確かめる期間」なのに対し、真剣交際は「この人との結婚を具体的に考える期間」です。
住む場所や仕事、お金、子ども、家族との関わり方など、結婚後の生活について、より踏み込んだ話し合いを進めていきます。
仮交際と一般的な恋愛との違いは?
一般的な恋愛では、「交際する」と決めた時点で、1対1の恋人関係になることがほとんどです。しかし、仮交際は、恋人になる前に、同時並行で複数の相手と会いながら、自分に合う結婚相手を見極めるための仕組み。
複数の相手との仮交際は、結婚相談所で正式に認められている活動方法で、浮気や二股には当たりません。ただ、自分が複数の相手と会える一方、お相手もほかの人と仮交際している可能性があります。この点が、一般的な恋愛とは異なる難しさです。
だからこそ、関係を進めたい相手とは、ライバルに負けないように、1回1回のデートでどう関係を深めるか、戦略的に動いていく必要があるんです。
また、短い期間で関係を深めていくため、仲人に相手の気持ちを確認してもらったり、交際を終了する際も相談所を通して伝えたりできる点も、一般的な恋愛とは異なります。
自分だけで進めようとせず、仲人の知見もうまく使いましょう!
仮交際の基本的なルール
お見合い同様、仮交際にはいくつかの基本ルールがあります。
仮交際成立後は一度はデートする必要がある
仮交際は「もう一度会って、お互いを知りたい」という双方の合意で始まります。
そのため、承諾後に正当な理由なく一度も会わずに交際を終了するのはルール違反となり、違約金(キャンセル料)が発生します。
例えば、仮交際承諾後、初回デートの前に別の人と真剣交際に進むことが決定した場合でも、一度はデートしてから交際終了するか、キャンセル料を払うかの二択です。
オンラインデートを含めるかどうかは、双方の結婚相談所を含めた4者合意によります。
会うことが難しい事情が生じた場合は、まず担当仲人に相談してください。
婚前交渉や、宿泊を伴う旅行・同棲は禁止
仮交際にかぎりませんが、IBJでは活動中の婚前交渉や宿泊を伴う旅行、同棲は禁止です。事実が確認された場合は成婚扱いとなり、双方とも成婚料を払って退会となります(※)。
お泊まりデートへのお誘いはNG。誘うこと自体が、お相手からお断りされる原因になることもあります。 遠距離で会うために各自で宿泊先を手配する場合など、判断に迷うケースは、予定を決める前に担当仲人へ確認してください。
また、金銭の貸し借りも禁止です。いつ交際が終了するかわからない関係性なので、トラブルの種になります。
※参考:IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」
交際終了の意志は、相手ではなく仲人に伝える
仮交際を終了する場合は、お相手に直接ではなく、自分の担当仲人に伝えます。双方の相談所を通じて相手に連絡されるため、申し出から正式な交際終了までには時間がかかることがあります。その間の連絡や、すでに決まっているデートへの対応は、仲人に確認しましょう。
また、交際終了となったお相手の連絡先は全て確実に消去してください。
以上の基本的なルールは守って、仮交際を進めていきましょう。
仮交際は何人と何か月? 期間と人数の目安
IBJの代表的な成婚者像
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 年齢 | 35歳 | 33歳 |
| 在籍日数 | 276日(約9.2か月) | 230日(約7.6か月) |
| お見合い数 | 11回 | 11回 |
| 交際数 | 5人 | 4人 |
| 交際日数 | 125日(約4.1か月) | 124日(約4.1か月) |
※出典:IBJ結婚みらい研究所「データが導く『結婚できる人』の平均像と、加速する20代婚活のリアル」(2025)
「2025年 IBJ 成婚白書」によると、男女とも11回のお見合いから4~5人との仮交際を経て、真剣交際を含めて約4か月で成婚するというのが、代表的な成婚者像(中央値)です。
同時に仮交際する人数は3人以内がおすすめ

※画像はイメージです
仮交際は複数人並行可なので、お見合いの時点で「生理的に無理!」でなければ気軽に仮交際に進むのもアリですが、同時並行する人数には注意しましょう。
IBJのルール上では仮交際人数の上限はありませんが、並行して無理なく向き合えるのは2〜3人程度。同時に4人以上だとどうしても関係が浅くなりがちです。
特に、2回以上デートをして関係を深めていきたい「推し仮(交際)さん」ができた場合は、2人までがおすすめです。
自分がいいと思っている相手には、ほかにもいいと思っているライバルがいるのが常。それを忘れずに、いいと思った相手には積極的にアプローチする必要があります。
推し仮さんがいるときには、新規のお見合いも組まないほうが無難です。せっかくいいなと思う相手ができたのに、日程が合わずに相手から終了されてしまっては本末転倒。悲しい「あるある」なので、注意してください。
仮交際にお見合いに、想像以上にタフなスケジュールになるのでくれぐれもご注意ください!
仮交際期間は1〜1.5か月を目安に
仮交際の期間は、IBJでは1か月~1か月半を目安に考えましょう。
デートを3〜4回重ねたころが、真剣交際に進むか考える目安です。
早いように感じますよね。
IBJでは、お見合い日から原則3か月以内に仮交際→真剣交際→成婚退会するかどうかの決断をするのが基本的なルール(お互いの相談所を含めた4者合意で最長6か月まで延長できる)。
1対1でのすり合わせを行う真剣交際期間をしっかり確保するためにも、食事だけでもいいので、週に1回はデートをするなどこまめに会いながら、集中的に関係を深めるのが大事です。
とはいえ、あくまで期間や回数は目安。真剣交際へ進む決め手は、回数ではなく、関係構築できたかどうかで判断しましょう。
仮交際デートの進め方:初回から4回目以降まで回数別に解説
関係を深めていくフェーズの仮交際では、1回1回のデートが非常に大事になってきます。
そこでここからは、デートの回数に応じてどんなところへ行くか、どのように関係を深めるか、モデルケースを踏まえて解説します。
| 回数 | 時間の目安 | 主な目的 | 話すテーマ |
|---|---|---|---|
| 初回 | 1.5〜2時間 | 会話のテンポや楽しさを確認 | 趣味、休日、好きな食事 |
| 2回目 | 2〜4時間 | 少し長く過ごしたときの相性を見る | 仕事、生活リズム、休日の過ごし方 |
| 3回目 | 3〜8時間 | 結婚観の話を始める | 仕事、住む場所、子ども |
| 4回目以降 | 半日〜1日 | 真剣交際へ進むか判断する | お金、家族、重要な自己開示 |
初回デート:2時間程度の食事で、楽しく会話できるか確かめる
初回デートは、お見合いに続き、会話のテンポ感が合うか、楽しく過ごせるかどうかを確認する場。交際成立後、できれば1週間以内を目安に初回デートを設定したいところです。
お見合いの1時間ではまだまだ人となりがわからない状態。ここで楽しく過ごせるかどうかで、この先のステップへのポジティブな感情が生まれます。
実際、ナレソメ予備校の成婚退会者を対象としたアンケート「仮交際で、相手の何をチェックしていた?」では、「会話のテンポ・コミュ力」が1位。
初回は結婚条件のすり合わせなどは置いておいて、楽しく会話できるように努めましょう。

※出典:ナレソメノート「結婚相談所の流れは?入会から成婚までの進み方や期間を詳しく解説」
おすすめは、2時間を目安にした食事デート。
成婚退会者に聞いたアンケートでも、仮交際では食事デートをしていたという声が多く上がっていました。
お互いにお酒が好きであれば、お酒を飲みながらの食事デートは、緊張がほぐれやすいのでおすすめです。

※出典:ナレソメノート「結婚相談所の流れは?入会から成婚までの進み方や期間を詳しく解説」
休日に時間が取れない場合は、仕事終わりの夕食デートでもいいので、お見合いから間を空けすぎずに設定しましょう。
というのも、1時間しか話していない相手とLINEでコミュニケーションを深めていくのは得策とはいえないからです。初回デートはとにかく早めに一度会う時間を作ったほうがうまくいきやすいです。
2回目のデートへつなげるコツとしては、デート中に相手が好きなことや出かけたい場所について聞いておくこと。話の流れで「次そこ行こうよ」とデート中にさらっと言っておくと次のデートへのお誘いがスムーズです。
悲しいですが、初回デートで交際終了になるのは珍しいことではありません。振り返りはしつつも、引きずり過ぎず次のチャンスをつかみにいきましょう!
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2回目デート:少し長く一緒に過ごし、居心地のよさを確かめる

※画像はイメージです
2回目は初回より少し長い2〜4時間程度、休日の昼デートがおすすめ。
長く一緒にいても疲れないかを確認するとともに、歩き疲れていないか声をかけるなど、お互いに気遣って過ごせるかも見ていきましょう。
水族館や映画館などのTHEデートスポットや、趣味の合うアクティビティに出かければ、体験によって自然と会話が生まれます。
会話が自然に続くようになってきたら、呼び方や敬語について相談してみるのも一案です。「よかったら、少しずつ敬語を減らしてみませんか?」と提案し、相手が話しやすいペースを確かめましょう。
2回会えたからといって、お互いの気持ちが同じだけ高まっているとは限りません。無理に距離を縮めず、相手の反応を丁寧に確認しながら進めることが大切です。
仕事の忙しさや休日の過ごし方、外食と自炊の頻度など、日常生活が見える話題も取り入れると、一緒に暮らすイメージにつながっていきます。
3回目デート:日常の姿を知り、結婚観をすり合わせ始める
3回目。これまで楽しく過ごせてきたなら、少し長い時間を一緒に過ごしてみましょう。
3〜8時間程度を目安に、街歩きと食事を組み合わせるなど、無理のない予定を立てるのがおすすめです。ドライブなど少し遠方に行くのもいいでしょう。
街歩きやフードコート、ラーメン屋など、気取らずに過ごせるデートもおすすめです。
長く一緒にいても気疲れせず、「沈黙が苦にならない」「自然体でいられる」と気づくことが、真剣交際の決め手になるケースもあります。
また、デート中は思いっきり楽しみつつ、食事の時間などに、踏み込んだ話をしていく必要があります。
踏み込んだ話とは、子ども、仕事、家、お金などの考え方についてすり合わせすること。
このころには次のステップに進むかどうかを考える人が多いので、さらに関係を深めるためにも、必要なタイミングです。
とはいえ、ずーっとすり合わせばかりだと疲れるので、メリハリをつけてデートを楽しみましょう。
ちなみに、よく聞かれるのがスキンシップ問題。仮交際中は必ずしも取る必要はありません。アンケートからも、実際スキンシップを取っていないカップルも多いことがわかります。
振り返ると、私自身、仮交際中のスキンシップは取っていませんでした。
手をつなぐ場合も相手の気持ちと明確な同意を確認し、無理に距離を縮めようとしないことが大切です。

※出典:ナレソメノート「結婚相談所の流れは?入会から成婚までの進み方や期間を詳しく解説」
4回目以降:大切な希望を共有し、真剣交際に進むか考える
4回目以降は、「この人と1対1で向き合い、結婚について具体的に考えたいか」を決断するタイミング。2人ならではのデートの形でさらに関係構築していきましょう。
確認したいのは、楽しく過ごせるかだけでなく、意見が違ったときにも話し合えるかどうか。結婚後の働き方や住む場所、お金の使い方、家族との関わり方など、自分にとって大切な希望を伝え、相手の考えも聞いていきます。
こうした自己開示は真剣交際に入ってから行おうと考えているかもしれません。けれども、自分が譲れないことや、結婚後の相手の生活に大きく関わる事情は、仮交際の間に伝え合っておくのがおすすめです。
特に迷うぐらい魅力的なほかの仮交際相手がいる場合は、仮交際の間に確認しておきましょう。真剣交際に入ってからどうしてもすり合わせられないことが明らかになったら、後悔が大きくなります。
また、真剣交際に進みたいと感じた場合、そのまま相手にすぐ伝えるのではなく、相手の温度感を仲人に確認してもらったほうが安全です。
デートの振り返りに気持ちを記入し、担当仲人にも希望を伝えましょう。
「相手の気持ちを確認してほしい」「次のデートで伝えてよいか相談したい」と具体的に伝えると、次の行動を一緒に考えやすくなります。
仲人づてに相手の温度感を確認できることこそ結婚相談所で婚活するメリット。相手も同じく真剣交際を希望していれば、次回のデートで真剣交際へ進みたいと伝えて、次のステップへ進みましょう。
ここでお伝えしたのはモデルケース。会員様のなかには2回目の仮交際デート終了後に真剣交際に入る方もいらっしゃいます。
大事なのは「お互いの気持ち」です。チェックシートなども活用しながら、お互い結婚を意識できるのか見極めましょう。
仮交際中のLINE、連絡頻度はどうする?

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デートだけでなく、仮交際中のコミュニケーションで大事になってくるのがLINEでのやり取り。特に初期は、関係構築ができていないからこそ、連絡の相性も大事になってきます。初期の連絡で失敗するパターンもかなり多いので、LINEでのコミュニケーションについて、解説していきます。
▶成婚カップルの連絡頻度調査
LINEの連絡頻度は、無理なく続けられるペースを相談する
LINEの連絡頻度は、初期に「この人とは合わないな」と思われる原因の1つです。
だからこそ、ファーストコールのタイミングで、どのくらいの頻度がいいか聞いておくのが非常に大事になってきます。もうファーストコールが終わったよという方は、今からでもLINEで聞いておきましょう。
特に女性は最初から熱量が高い人は少ないので、最初に男性側がどんどん連絡すると引いてしまう人も多いもの。ただし、逆に返信が少なすぎても、「自分への熱量を感じられない」とお断りの原因になってしまいます。
だからこそ、相手の負担にならない頻度を聞いて、相手に合わせる姿勢が大事です。
とはいえ、ナレソメ総研が配偶者・婚約者のいる約400名を対象に行った調査では、結婚に至るカップルでは約75%〜90%という圧倒的多数が「毎日」テキストを送りあうようになっています。
初回デート前に「俺通信」を送らない
仮交際の特に初期には、日記のような、とりとめのない長文LINEは避けたほうが無難です。
初期のそんなに熱量が高まっていない段階で、一方的な「俺通信」は反応に困るもの。初回デート前に心のなかでフラれてしまう危険性をはらんでいます。
自分のことを知ってもらい、仲を深めようと努力しているのだと思いますが、テキストコミュニケーションだけで最初から仲を深めるのはかなり難しいのです。
関係が深まった相手とだからこそやり取りが楽しいのであって、会う前にLINEでガツガツいくのは失敗する可能性のほうが高いのが、悲しき事実。
初期のやり取りで大切なのは、「次に会うこと」につなげる意識。いつ会うか、どういう食事がいいか、予約についてなど、次に会うために必要な情報のやり取りをメインにすると失敗しづらいです。
無理にLINEでコミュニケーションを取ろうとすると、お互いにストレスになりがち。
だからこそ、お見合いから初回デートまでは日にちが空かないようにするのが大きなポイントの1つです。
初期は会っているときに仲を深めて、LINEはその間を埋める補助ツールとして、相手の温度感に合わせて使うことを意識していきましょう。
遠距離での仮交際のコツ

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イレギュラーパターンですが、結婚相談所で案外あるのが、遠距離交際です。
自分からは申し込まなくても、移動OKな方から申し込まれることがあるので、思いのほか機会があります。
実は私も1回遠距離仮交際の機会がありました。そこで、遠距離ならではのポイントについても、ひととおり解説していきます。
Zoomやビデオ通話など顔が見えるツールを活用
遠距離で会いづらいからこそ、より重視されるのが連絡やデートの頻度とその方法。
直接会いやすい近場のライバルがいることを想定し、積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。
日常のLINEに加え、ZoomやLINEのビデオ通話など顔が見えるコミュニケーションを最大限に活用しつつ、月1~2回程度は直接会えるように調整するのがおすすめです。
結婚後の見通しを早めに共有する
近距離の方と比べて、いろんな心配事が出てくるのが遠距離交際。「伝えておけば」「態度で示せば」防げるタイプの交際終了は避けるよう、先手を打って心配事の解消をするように努めましょう。
例えば、次の点については、「今どう考えているか」「どこまで見通しが立っているか」を具体的に伝えましょう。
- 居住地と引っ越し時期
- 交通費と移動負担
- 転職や異動の可能性
遠距離はお互いに心配事が多い交際だからこそ、楽しみなことをたくさん話して、心配事は言われる前に潰しにいく姿勢で動いていくのが大切です。
▶遠距離交際のコツについて知りたい人は
仮交際から真剣交際に進む3つの判断基準

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最後に、仮交際が順調に進んでいった先に、真剣交際に進む判断基準についても話しておきます。
どう決めればいいのか分からず、うだうだ悩んでいるうちに相手から見切りをつけられるのも、実は「仮交際あるある」。
そんなもったいない事態にならないように、まだそのフェーズじゃないという人も、ここをゴールに据えながら仮交際を進めていきましょう。
▶真剣交際の進め方を詳しく知りたい人は
一緒にいるときに、素の自分でいられるか?
一緒にいるときに、見栄を張ったり無理にがんばったりしなくても、自然体で過ごせるかどうか。沈黙の時間も気まずくなく、一緒にいて心地よいと感じられる関係は、長い結婚生活の土台になります。
結婚生活は日常そのもの。どんなにすてきな相手でも、見栄を張らないと一緒にいられないのであれば、それは結婚相手ではないかもしれません。
私も、夫にはふだんあまり人に言わないような話もするする話してしまっていた記憶があります。それくらい自然に自分の内面を出せる相手は貴重なので、そんな相手が見つかれば、即ホールド。早めに真剣交際を視野に入れて動いていきましょう。
素の自分を出せているかどうかは、1つ大きな判断軸にしてよさそうです。
振り返ると、私もお見合いで素でいられたお相手と成婚しました。
異性としてだけではなく、人としてすてきだなと思えるか
異性としての魅力に加えて、相手の人柄や行動に「すてきだな」と思えるところがあるかも大切です。
例えば、約束を守る、店員さんにも丁寧に接する、意見が違っても最後まで話を聞く。こうした日常の行動は、一緒に生活する相手として信頼できるかを考える材料になります。
強いドキドキがあるかだけでなく、安心感や尊敬、もっと相手を知りたい気持ちが育っているかにも目を向けてみましょう。
生活のイメージを共有し、違いを話し合えそうか
相手と生活を共にする、具体的な未来のワンシーンを想像できるかどうかも大事です。
例えば、「この人と一緒に食卓を囲んだら楽しそう」といった楽しいことだけでなく、「子育てが大変でも、この人となら一緒に乗り越えられそう」といったように、困難も共にできるパートナーか、という視点で考えてみましょう。
長く一緒にいれば、楽しいことだけでなくつらい時期ももちろんあるでしょう。そのなかでこの人となら、と思える相手であれば、結婚後の困難も乗り越えられるはずです。
この3つの基準を現時点で完璧に満たしているわけではなくても、「そうかもしれない」と前向きに思えるのであれば、真剣交際に進む価値は充分にあります。
真剣交際を検討するときにやっちゃいけないのが、仮交際で断られた相手を基準にして考えることです。結婚は「世の中でいちばん条件のいい相手を探すゲーム」ではなく、「自分と相思相愛になれて、一緒に人生を作れる相手を選ぶ」活動。今向き合ってくれている人の魅力を見落とさないでください。
▶本当に重要な「結婚の決め手」とは?
仮交際でお断りにつながりやすい4つの行動
仮交際での動き方を解説してきましたが、一方で、どんな人がお断りになってしまうのかも気になりませんか? そこで、仮交際のお断りあるあるを4つ紹介します。
ここに引っかからないように気を付けて仮交際に臨みましょう。
全部相手任せで積極性が見えない
仮交際に限らず、結婚相談所の活動において、積極性がない姿勢は総じてNGです。
日程やお店を決めるのがいつも相手、会話で質問するのも相手ばかりだと、「自分に興味がないのかな」と受け取られることがあります。
恋愛経験が少なく、どう動けばいいかわからない場合も、まずは「来週もお会いしたいです」「次のお店は私も探してみます」と伝えてみましょう。スマートにリードすることより、関係を続けたい気持ちを行動で示すことが大切です。
審査員状態での質問攻め
相手を知ろうとする質問は大切ですが、年収や家事分担、子どもの希望など序盤から結婚条件のすり合わせのための質問をガンガンされると審査されているように感じて、萎えてしまうという声は案外多いもの。
例えば、「私は結婚後も仕事を続けたいので、家事は2人で相談して分担したいと思っています。どう考えていますか?」など、質問と自己開示を組み合わせることで、一方的な確認ではなく、お互いを知る会話につなげやすくなります。
結婚生活を現実的に考えているからこそ、すり合わせしたい気持ちもわかります。
でも、最初はその気持ちを少しおさえて、純粋にデートを楽しみながら、お互いを知ることに向き合うバランス感覚を忘れないようにしましょう。
身だしなみへの配慮が足りない
仮交際のデートでは、お見合いほどのきちんと感のある服装である必要はありません。
ただし、服のシワや汚れ、靴の傷み、髪や爪の手入れなど、清潔感への配慮は続けましょう。
デートを重ねるなかで徐々に崩していくのはありですが、初回デートでの急な落差はNG。
特に男性は、仕事帰りのスーツはまだしも、私服になった瞬間に「あ、無理かも」と見切られてしまうのはありがちな展開です。
お見合いの場で気合いを入れているからこそ、その落差は悪いギャップとなってしまいます。
とはいえ、私服がダサいのを自分だけで改善するのは難しいもの。デートのファッションや身だしなみでつまずかないよう、結婚相談所のファッションコンサルや仲人からアドバイスを受けるのも一案です。
▶婚活服の選び方を知りたい人は
支払いで、自分の考えだけを押し通す
男女の価値観の不一致でよく起こるのが「割り勘」問題。これは結婚相談所でのお付き合いにもある程度影響します。
IBJの統一ルールでは、お見合い時の飲食代は男性が負担することになっている一方、交際中の支払いはお互いの合意に任されています。
婚活では、相手にも自分と同程度か、それ以上に魅力的な候補がいると考えて行動するのが鉄則です。
デート代を毎回、全額をおごる必要は必ずしもありませんが、初期のデートのお支払いは男性が負担する気持ちで臨んだほうが、うまくいく可能性が高まるのが実際のところです。
次も会いたい相手なら、男性は自分が負担するつもりで臨む。女性はきちんとお礼を伝えたうえで、「カフェ代は私が出します」「次は私にごちそうさせてください」と申し出たり、ちょっとした贈り物で感謝を示したりする。
こうしたお互いの気遣いも、好意の伝え方の1つです。
「絶対に割り勘」でも「おごられて当然」でも、考え方は個人の自由ですが、真剣交際に進むには、相手からも選ばれる必要があります。
支払いへのこだわりが強すぎると、気持ちよくごちそうする男性や、感謝を伝えて自分も払おうとする女性に軍配が上がってしまうかもしれません。
大切なのは、お互いの負担や気持ちを考えること。関係を深めながら、2人が納得できる支払い方を相談していきましょう。
仮交際は1人で正解を探さなくていい

※画像はイメージです
ここまで仮交際の進め方について網羅的に解説してきましたが、1人ですべて実行するのは大変だと思いませんか?
結婚相談所の最大のメリットは、仲人が伴走してくれるところ。
自走しなければ、と記事を読み込んでがんばる姿勢は素晴らしいですが、結婚は人生のなかでも大きな転換点。
せっかく仲人がいるのですから、仮交際デートの振り返りを仲人に共有し、壁打ちをしながら進めていきましょう。
「楽しかった」「よくわからなかった」だけでなく、そう感じた場面まで伝えると、具体的な相談につながります。
例えば、次の4点を整理してみてください。
- どんな話をして、相手についてなにがわかったか
- うれしかったこと、気になったことはなにか
- もう一度会いたいか、真剣交際を考えたいか
- 次になにを話したり、確かめたりしたいか
「自分は真剣交際に進みたいけれど、相手の気持ちがわからない」といった場合も、そのまま仲人に相談して構いません。
必要に応じて相手の相談所と連携してもらい、気持ちや進め方を確認できるので、次回のデートでの動き方も組み立てやすくなります。
まとめ:仮交際は、お互いを知りながら結婚への気持ちを確かめる期間
仮交際は、デートを重ねながら人柄や相性を知り、結婚に向けて関係を深めたい相手を見つける期間です。
最初から結婚相手としての確信を持つ必要はありません。まずは会う時間をつくり、楽しく過ごすなかで、日常の姿や大切にしていることを少しずつ共有していきましょう。
デートの回数やLINEの頻度は、あくまで目安です。「前より自然に話せたか」「お互いの考えを知れたか」「また会いたいと思えたか」を振り返ることが、次の判断につながります。
次のデートでなにを話すか、まずは1つ決めてみてください。
迷うときは仲人にも共有し、自分たちに合ったペースで真剣交際への一歩を考えていきましょう。
ナレソメノート編集部
監修:鬼軍曹 ヤマダ(ナレソメノート編集長・プランナー)
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