【勝倉×プロ奢ラレヤー】「浮気も許せる」「弟と比べてしまう」婚活の悩みにマジレス

婚活では、「どんな人と結婚したいか」を考えることが大切だ。

しかし、交際した人数が少ないと、頭のなかで理想を描くことはできても、それが本当に自分に合う相手なのかを判断しにくいことがある。

今回、結婚相談所ナレソメ予備校の塾長・モテコンサル勝倉と、プロ奢ラレヤー(以下、プロ奢)が、2人の女性から寄せられた婚活相談に回答した。プロ奢は、人に食事をおごってもらいながら話を聞く活動を続け、月に60〜100人ほど、これまで約1万人と会い、さまざまな境遇にある人の人生や悩みに触れてきた。

相談者はいずれも、交際した人数が0〜1人と少ない女性だった。1人目は、外では頼もしく、家では甘えてくれる「バブ男子」を望む30歳の女性。2人目は、「弟がいい人すぎて、ほかの男性が微妙に見える」と悩む26歳の女性だ。

一見すると異なる悩みだが、2人とも、限られた経験のなかで思い描いた相手像を、婚活の判断軸へどう落とし込むかに迷っていた。

本記事では、実際の出会いと振り返りを通じて、自分に合う結婚相手を見極める方法や、第三者に伴走してもらう意味を、勝倉とプロ奢の解説からひも解いていこう。

相談(1):「バブ男子と結婚したい」浮気も許せる30歳女性

では、1人目の相談者から見ていこう。

相談者のプロフィール

項目内容
年齢30歳
職業ハウスクリーニングの作業員
年収240万円
学歴高卒
交際経験1人(交際期間は3〜4年)

相談者は料理が得意で、結婚後は家事を1人で担っても構わないと考えている。全国どこへでも移住でき、相手が夜の店へ行くことや、浮気も許容できるという。

相手に求める条件は次のとおりだ。

  • 自分より身長が高い
  • 35〜36歳の年上男性
  • 子どもを望んでいる
  • 外では仕事ができる頼もしい人
  • 家では甘えてくれる「バブ男子」
  • 喫煙者でもよい
  • 離婚歴、年収、学歴は問わない

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ここで勝倉とプロ奢がまず着目したのは、個々の条件よりも、「本当に、そこまでなんでも許せるのか」という点だった。

プロ奢:相談文を読んで「要は、惚れたらなんでもOKってことでしょ?」と思いましたね。これ自体は、別に特殊なことではない。人は相手への好意が強ければ、ふだんなら受け入れられない欠点や行動にも目をつぶることがある。「こいつは金がないけど、顔がめっちゃいいな。じゃあ、自分が働くか!」みたいに。反対に、同じ相手であっても、自分の体調や気分、そのときの関係性によって、許せる範囲は変わります。

だから、「自分はなんでも許せる人間だ」と固定的に考えるより、相手への愛情や信頼が充分に積み上がっているときに、許せる範囲が広がると考えたほうが実態に近いんじゃないですか。

勝倉:たしかに、「惚れているならなんでもいい」ということなのかも。相談文を読んだときは、交際経験が1人なのに、なぜ「私はこれもあれもOK」と思っているのかが謎だったんですよね。でも、唯一交際した元彼にすごく惚れていたなら、その人だから許せただけという可能性もありますね。

ただし、「好きなら許せる」という気持ちと、どのような行動まで受け入れるべきかは別問題だ。暴力や人格否定など、心身の安全をおびやかす行為まで我慢する必要はない。また、浮気を本当に許容できるのかも、想像しているときと実際に経験したときでは、感じ方が変わる可能性がある。

相談者に必要なのは、寛容さを証明することではない。実際に相手と関係を築くなかで、自分は何を許容でき、何をされたら苦しいのかを知ることなのだ。

条件が少なくても、「高望みではない」とは限らない

相談者は、年収や学歴、離婚歴にはこだわらないと書いている。そのため、一見すると相手への希望が少なく、対象となる男性も多いように見える。

しかし、条件をこれほど広く設定している一方で、交際経験は1人である。そこで勝倉とプロ奢は、数字には表れない部分で、実は男性に求めているものが大きいのではないかと考えた。

プロ奢:浮気をしても女性をつなぎ止めていられる男性って、裏を返せば浮気をカバーできるぐらい魅力がある男性なんですよ。

勝倉:「なんでも受け入れられます」と言っていても、その前に「自分が深く惚れられるほど魅力的な男性なら」という、大きな条件が隠れているケースはありますよね。年収や学歴を問わないからといって、相手選びのハードルが低いとは限りません。

相談者が望んでいるのは、外では仕事ができて頼もしく、女性を強く惹きつけながら、家庭ではすなおに甘えられる男性だ。

こうした条件を兼ね備えた男性は、ほかの女性からも選ばれやすい。本人にも結婚願望があれば、早い時期にパートナーを得て家庭を築いていることも多い。そのため、相談者が希望する35〜36歳の未婚男性として婚活市場で出会える人数は限られる。

大切なのは、こうした希望を否定することではなく、自分が何を重視しているのかを正確に知ることだ。自分にとって重要なのが年収や学歴ではなく、男性としての頼もしさや、強く惹かれる感覚なのだとわかれば、婚活の方針も立てやすくなる。

婚活では、希望条件の数だけで、高望みかどうかは判断できない。それぞれの条件によって、対象となる相手がどの程度限られるのかまで考える必要がある。

子どもを望むなら、出会いから出産までに必要な時間を見据える

相談者は、35〜36歳ほどの男性と結婚し、子どもを持ちたいと希望していた。

そこで話題になったのが、出会いから出産までに必要な時間である。

プロ奢:相手と出会い、交際し、結婚を決め、双方の家族へ挨拶して入籍する。そこから子どもについて考えるとして、全部が順調に進んだとしても、それぞれの段階に時間がかかる。途中で交際が終われば、また出会いからやり直し。逆算すると、やはり若いうちに始めたほうがいいと言わざるをえません。

勝倉:若くても妊活に時間がかかるケースはあります。子どもを望むなら、遅くとも32歳ごろまで、できれば20代から婚活を始めたほうが、焦らずに活動できるし、可能性が広がりますね。

女性が27歳のときなら、すんなりと結婚を決められた2人でも、女性が32〜33歳になると、男性にとって決断が重くなることがある。「俺は子どもを持つのはまだ先でもいい。でも、彼女はすぐに結婚や出産を考えているかもしれない。自分ではなく、違う人と一緒になったほうが幸せなのでは……」と、相手の人生まで考えて慎重になる男性もいるからだ。

ここでいう「重くなる」とは、女性自身が重いという意味ではない。結婚や子どもについて考えられる時間が限られるほど、「自分はこの人を幸せにできるのか」という決断の重みが増すということだ。

ここでいう32歳は医学的な境界ではなく、出会いから結婚、その先の妊娠・出産までに必要な期間を見込んだ、勝倉の婚活支援上の目安である。32歳を過ぎると結婚できないという意味ではない。

時間に余裕があるうちに始めたい理由は、結婚や出産までの期間だけではない。婚活による精神的負担も小さくないからだ。

就職活動なら、学歴や適性などに対する評価だと切り分け、「この会社は自分のことをわかっていない」で終えられることもある。一方、婚活では、外見や話し方、生活習慣、家族との関係などを含めて、結婚相手として総合的に判断される。そのため、断られると、自分自身を否定されたように感じやすい。こうした婚活の疲れについて、プロ奢は次のように語る。

プロ奢:僕は、知り合いや友人のなかから結婚相手として合いそうな人を紹介する活動もしています。僕はそれを、結婚相談所と言い張っているんですけど(笑)。いろいろな人を見ていると、32歳以上の女性で「すごく明るい」と感じる人は、僕の感覚だと2割程度。婚活は疲れるので、明るさや心の余裕がないと続けるのもしんどい。そういう意味でも、可能性と余裕がある若いうちに始めてもらったほうが、こちらもサポートしやすいですね。

結婚や出産を望んでいるなら、気持ちと時間に余裕があるうちに相手探しを始めることが大切なのだ。

「世話をしたい気持ち」は、安心できる家庭で生かす

相談者には、相手を甘やかし、世話をしたいという気持ちが強く見られる。

世話好きな人は、ときに「自分が支えてあげなければならない男性」に惹かれることがある。相手が問題を抱えているほど、自分の役割を感じやすくなるためだ。

しかし、誰かを大切にしたいという気持ちを満たすために、浮気や暴力、経済的な不安を抱えた男性をあえて選ぶ必要はない。

安定して働き、自分の行動に責任を持てる男性でも、家庭では弱さを見せ、パートナーに甘えることはある。相談者が望む「外では頼もしく、家では甘えてくれる男性」は、決して矛盾した存在ではない。

プロ奢:こういう気持ちが強い人は、子どもができたら、その愛情を全部子どもに注げるんですよ。

勝倉:相談者のような女性に合う男性は、ナレソメ予備校にもたくさんいます。わざわざ浮気まで許す必要はありません。その母性は、問題のある男性ではなく、子どもに向けてほしい。相談者自身も子どもを望んでいるので、安心できる男性と結婚し、子どもを授かったら、存分に愛情を注いであげてほしいですね。

相談者の献身性は、結婚生活や子育てを支える強みとして生かせるだろう。

相談(2):「弟がいい人すぎて、ほかの男性が微妙に見える」26歳女性

続いては、弟が結婚相手の基準になっている26歳女性からの相談だ。

相談者のプロフィール

項目内容
年齢26歳
職業地方公務員
年収500万円
学歴中堅理系私大卒
交際経験なし

相談者が結婚相手として望んでいるのは、性格が穏やかで、大手企業に勤める会社員である。

現在は、職場で相手を探すか、結婚相談所で活動するか迷っているという。その背景にあるのが、2歳年下の弟の存在だ。

弟のプロフィール

項目内容
年齢24歳
職業大手日系メーカーの営業職
学歴MARCH卒
外見イケメンというより、身だしなみに気を配る爽やか系
生活力独り暮らしで、料理や掃除ができる
性格穏やかで、フットワークが軽く、社交性もある
恋愛経験大学時代の彼女と2年間交際
家族への態度母の日の食事代を負担しようとするなど、気遣いができる

弟は、学歴や勤務先だけでなく、生活力や社交性、家族への気遣いも備えている。婚活女性が「普通の男性」として挙げがちな要素を、ひととおり満たしているように見える人物だ。

相談者にとって弟は、性格や生活習慣、家族への接し方を長年見てきた「現実感のある、いい人」である。そのため、婚活パーティーで初めて会う男性と弟を比べ、相手が微妙に見えてしまうという。

勝倉:まず、弟を神格化しないほうがいいですね。悪い子だと言いたいわけではなく、「このくらいの男性は、割りといますよ」ということです。

それでも弟が突出して見えるのは、弟と婚活で出会う男性とでは、相談者が持っている情報量に大きな差があるためだ。婚活パーティーで会う男性について知れるのは、プロフィールと短い会話からわかる一部分に限られる。長年見てきた弟には安心感を持てる一方、出会って間もない男性が見劣りするのも無理はない。

ただし、それだけで目の前の男性が弟より劣っているとは判断できない。時間をかけて相手を知らなければ、結婚相手としてのよさも見えてこないのだ。

「姉にとっていい弟」と「自分にとっていい夫」は同じではない

前章で触れた情報量の違いに加え、姉弟と夫婦では、相手と関わる立場や背負うものも異なる。

プロ奢:女性が男兄弟の「やらかし」を一緒に背負わなくてはいけないケースはそうそうない。でも、夫の失敗やマイナスは、妻も一緒に乗り越えていくことになります。弟なら責任も背負わなくていいから、負担にも感じにくい。ここでは、弟と結婚相手では関係性が違いすぎるので、同じ土俵では比べられないんですよ。

弟が家族に気遣いができ、生活力のある男性であることは間違いないだろう。ただし、姉として見てきた姿だけでは、夫としてどのように振る舞うかまではわからない。

結婚すれば、家事や家計、仕事の変化、互いの家族との関係など、さまざまな課題に2人で向き合うことになる。確認したいのは、学歴や勤務先が弟と同等かどうかではなく、自分との関係でどのように振る舞い、問題が起きたときに一緒に話し合える人かどうかである。

出会った男性を弟と比べるのではなく、自分がどのような相手となら安心して生活できるのかを考える必要がある。

自分に合う相手がわからないなら、まず会って「よかった点」を振り返る

交際経験のない相談者が弟との比較から離れ、自分に合う相手を見つけるにはどうすればよいのだろうか。

勝倉:まずは複数の男性と実際に会い、デートをしたうえで、自分の感情を振り返るのがおすすめです。会員様にも「どのあたりがよかったですか?」と聞いています。よかった点を少しずつ言葉にして、本人が心地よいと感じる要素を絞っていくんです。

例えば、次のような点だ。

  • 話を遮らずに聞いてくれた
  • 店員への態度が穏やかだった
  • 自分から次の予定を提案してくれた
  • 一緒にいて、無理に話し続けなくても安心できた
  • 意見が違ったときも、否定せずに理由を聞いてくれた

こうした経験を重ねていくと、「爽やかな人」「優しい人」といった漠然とした希望が、自分にとって大切な具体的な判断軸へと変わっていく。

交際経験がないこと自体は、欠点ではない。大切なのは、交際人数を増やすことではなく、さまざまな男性と会い、自分の反応を振り返ることだ。誰といると心地よく、どのような言動に違和感を覚えるのかを確かめることで、結婚相手に求めるものが少しずつ明確になっていく。

判断に迷うときは、第三者と一緒に振り返る

前章で紹介した振り返りを、1人で客観的に行うのは難しいこともある。

強く惹かれた相手の問題を見落としたり、緊張してうまく話せなかった相手を早々に候補から外したりすることもある。交際経験が少なければ、感じた違和感が相性によるものなのか、単に初対面で緊張していたからなのかも判断しにくい。

勝倉:こういう婚活には「仲人おばさん的な介在」が必要なんです。出会った後の振り返りに第三者が入り、本人だけでは気づきにくいことを一緒に整理していくのが有効です。

結婚相談所では、相手を紹介するだけでなく、デートや交際について次のような振り返りもできる。

  • なぜ、その相手に惹かれたのか
  • なにに違和感を覚えたのか
  • 希望条件は、望んでいる結婚生活とつながっているか
  • 相手の気になる点を必要以上に大きく、あるいは小さく捉えていないか
  • 自分の言動が、相手にどのように受け取られていたか

第三者に相談する目的は、代わりに結婚相手を決めてもらうことではない。自分だけでは言葉にしにくい感情や判断の癖を整理し、自分なりの相手選びの軸をつくることにある。

まとめ:経験と振り返りから、結婚相手を選ぶ軸をつくろう

1人目の相談者は、「好きになった男性ならなんでも許せる」と考えていた。一方、2人目は、身近な弟を基準にすると、ほかの男性が微妙に見えると悩んでいた。

一見すると正反対の相談だが、2人に共通しているのは、限られた交際経験や身近な人物をもとに、頭のなかで結婚相手のイメージをつくっていることである。

婚活は、完成された理想像に当てはまる人を探すだけの活動ではない。実際にさまざまな人と関わり、思いがけない魅力や受け入れにくい点に気づきながら、自分がどのような相手となら幸せな結婚生活を築けるのかを知っていく過程でもある。

ナレソメ予備校では、希望条件だけでなく、その背景や過去の経験も確認しながら、会員1人1人が自分に合う相手を選ぶための判断軸をつくれるよう支援している。活動中も、相手と会って感じたことや交際の状況をプランナーと振り返り、次の行動へつなげられる。

勝倉:自分に合う相手がわからない。理想が高いのか、自分では判断できない。経験が少なくて、なにから始めればいいのかわからない。そんな段階でも大丈夫です。まずは無料相談で、今の悩みや希望を話してみてください。どのような結婚を望んでいるのか、私たちと一緒に整理していきましょう。

ナレソメノート編集部

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編集部
執筆者 編集部
ナレソメノート編集部は、専門知識や経験を活かして質の高い記事作成に取り組んでいます。「結婚生活を通じて人生のQOLを向上させる」をテーマに、
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