【驚愕】マッチングアプリで会える男性の4割は“うそつき”!?「婚活」目的でも3割以上がプロフィールに偽りあり

今や出会いの方法としてすっかり定着したマッチングアプリ。しかし、その手軽さの裏で「出会った相手のプロフィールがうそだらけだった……」という経験をしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
すてきな出会いを期待して利用する一方で、相手のプロフィールはどこまで信用できるのか、不安を感じるのは当然のことです。
そこで本調査では、マッチングアプリ利用経験のある男女1000名を対象に「プロフィールのうそ」に関するアンケートを実施。多くの人が知らない、マッチングアプリに潜む衝撃的な実態が明らかになりました。
「会える男性」の4割はうそをついている!
まず、「マッチングアプリのプロフィールでうそを書いた経験はありますか?」という質問に対する結果を見てみましょう。
調査対象者全体で見ると、なんらかのうそをついた経験がある男性は35.6%でした。これでも約3人に1人がうそつきという計算になりますが、出会いのあった男性に限ると、うそをつく割合はさらに高まります。

「アプリで一度でも出会った経験がある人」に限定すると、うそをついた経験がある男性の割合は39.6%にまで跳ね上がります。つまり、女性がマッチングアプリで実際に出会う男性に限れば、約4割、実に5人に2人がなんらかのうそをついているのです。

「どうせ、うそをつくような不誠実な男性とは会わないから関係ない」と思っている女性もいるかもしれませんが、データは「会える男性ほど、うそをついている」という現実を示しています。
なぜ男性はうそをつくのか? 背景にある構造の問題
なぜこれほど多くの男性が、プロフィールにうそを書いてしまうのでしょうか。その背景には、マッチングアプリの根深い構造問題があります。
こちらのデータは、うそをついた経験の有無と、実際に出会えたかどうかの関係性を示したものです。
うその有無による出会いの増減率
- 男性: うそをついた方が、出会える確率が14.7%から39.6%に増加
- 女性: うそをついても、出会える確率は微増

この結果が示すのは、男性は「うそをつかないと会えない」、一方で女性は「うそをついてもつかなくても出会える確率は大して変わらない」という実態です。
男性は、年収や身長、職業といったプロフィールを少しでも良く見せないと、女性から興味を持ってもらえず、出会いのスタートラインにすら立てないケースが頻発します。そのため、「とりあえず会うために」うそをついてしまうのです。
この状況は、いわば「訪問営業」に似ているかもしれません。まず扉を開けてもらう(会ってもらう)ために少し話を盛り、会ってからが勝負だと考える男性が後を絶たないのが、マッチングアプリの現状なのです。
3割以上が偽る。最も深刻なのは「婚活」目的のうそ
さらに深刻なのは、うそをつく目的です。「ワンナイト」や「友達探し」といった気軽な目的でうそをつくならまだしも、「婚活」という真剣な目的で利用している男性でさえ、30%以上がうそをついているのです。
うそをついたことが男性のマッチングアプリ利用目的
- 恋活:35.9%
- 婚活:32.2%
- ワンナイト等:57.1%
- 友達探し:38.1%


結婚は、その後の人生を共に歩むパートナーを探す行為です。その入り口であるマッチングアプリで、年収や職業、さらには婚姻状況といった重要事項を偽る行為は、極めて不誠実と言わざるをえません。
後で必ずバレるようなうそをついてまで「婚活」をする男性がいるという事実は、マッチングアプリで真剣な出会いを探すことの難しさとリスクを物語っています。
恋愛経験豊富な「猛者」ほどうそがうまい?
さらにデータを深掘りすると、男性の恋愛経験とうそをつく割合には相関関係が見られました。
交際人数別に見た「うそを書いた経験」
- 交際人数0人:24.6%
- 交際人数1〜3人:35.0%
- 交際人数4〜6人:42.7%
- 交際人数7人以上:42.4%

交際経験がない、いわゆる「ピュアな男性」でうそをついた経験があるのは約4人に1人です。しかし、交際経験が豊富になるにつれてその割合は上昇し、4人以上と付き合った経験のある男性では4割を超えます。
これは、恋愛経験豊富な男性ほど「どうすれば女性に魅力的に見せられるか」を熟知しており、身長や年収などを偽ることを出会いのための「テクニック」として使っている可能性を示唆しています。
マッチングアプリのプロフィールは疑ってかかるべし!
今回の調査で、マッチングアプリ、特に男性のプロフィールがいかにうそであふれているかが明らかになりました。特に「会える男性の4割がうそつき」という事実は、アプリを利用するすべての女性にとって、重要な警告と言えるでしょう。
マッチングアプリは手軽で便利な反面、相手のプロフィールをうのみにするのは非常に危険です。特に真剣な出会いを求めるのであれば、メッセージのやり取りを丁寧に行い、相手を慎重に見極める必要があります。
もし、このような「うそ」がまんえんする状況に非効率さや不誠実さを感じ、より真剣度の高い出会いを求めるのであれば、身元が保証された人が集まる他のサービスを検討するのも有効な手段かもしれません。
<調査方法>
インターネットによるアンケート調査
<調査期間>
2025年8月13日(水)〜8月23日(土)
<調査対象>
マッチングアプリ利用経験のある18歳以上男女
<回収サンプル数>
1000名(男性464名、女性536名)
ナレソメ総研