仲人の紹介がドンピシャ、お見合い1人目の彼と結婚。漫画アニメ好き同士が成婚するまで

結婚相談所ナレソメ予備校を成婚退会し、幸せへの道を歩み始めたナレソメイトを紹介する成婚インタビュー。

今回スポットを当てるのは、夫のとりおさん(32)×妻のラッコさん(29)ご夫妻。
ご夫婦ともに、ナレソメメイトだ。

とりおさんはソフトウエアエンジニア、ラッコさんはイラストレーターとグラフィックデザイナーとして働いている。とりおさんは、ラッコさんがライブペインティングイベントで活躍している姿を見て「かっこいい……!」と惚れ惚れしたそうだ。

縁を結んだのは、2人の担当プランナー神林。「この人が合いそう!」と事前に紹介されていて、見事ドンピシャだったという。サブカルや漫画が好きという面もバッチリ合って、毎日楽しく過ごしていると話してくれた。

そんなお2人が、ご結婚に至るまでのストーリーをうかがった。

30歳直前で彼氏と別れ、そのまま結婚相談所へ。選んだ理由は「確実に結婚できそう」だから

――まずは奥様から、婚活を始めたきっかけについて教えてください。

ラッコさん:そろそろ30歳だなと思っていた矢先に、長くお付き合いしていた彼氏と別れたことが、結婚相談所に入ったきっかけの1つです。
当時ナレソメ予備校のYouTubeも見ていたし、動画の中で皆さんが「若さは武器」だと何度も話していたので、「20代のうちに婚活しよう」と思いました。
また、婚活の選択肢としてアプリなどもありますが、それは選びませんでした。ゴールのない「恋愛」をするつもりはなくて……。最も結婚に近い場所は結婚相談所だなと動画を通して理解していたので、ナレソメに入会することを決めました。結果的に3か月で成婚退会できたので、運が良かったです。

ーー長くお付き合いしていた方とお別れした理由をお聞きしてもいいでしょうか?

ラッコさん:いろいろあったのですが……当時、私の方がかなり彼より経済力があったんですね。彼が仕事を辞めていた時期もあって。
そんな彼と過ごすうち、この人と支え合って生活するのは厳しいかもと思ったんです。
私は仕事が大好きなので続けたいし、でも、家事や育児も頑張りたい。そして、パートナーとなる方にも一緒に頑張ってほしいし……。いろいろ考えて、当時の彼とはお別れしました。
結婚相談所だったら、お相手の経済的な状態や家事への意欲などもプロフィールで確認できるので、そこは安心ポイントかもしれません。

ーー次に、旦那様が婚活を始めたきっかけについて教えてください。

とりおさん:結婚そのものを意識したきっかけは、元カノの言葉です。以前お付き合いしていた方が、「結婚については、どう思っている?」と話を振ってきたことがあって。彼女とは結果的にお別れしたのですが……そこで初めて「結婚という選択肢もあるな」という感情が芽生えたんです。
それがきっかけで、しばらく後に婚活目的でマッチングアプリを始めました。ですが、すごく時間がかかることに気づいて(笑)。会うまでも大変ですし、条件が合う方も見つからないし、悩みました。
その時、YouTubeでナレソメの動画を知ったんです。古臭い「結婚相談所」のイメージと全然違い、社員が若く勝倉さんをはじめ経営メンバーもまだ30代で、こういう人たちに相談したいなと思い入会。神林さんにお世話になり、9か月で成婚できました。

プランナー・神林の紹介を信じて出会い、見事に相性抜群だった

ーーお見合い時のことを教えてください。

ラッコさん:私は9人とお会いしたのですが……実は、夫が1人目のお見合い相手なんです。

とりおさん:僕から申し込みました。きっかけが、プランナーの神林さんの紹介なんです。ナレソメは自社内で合いそうな人がいたら積極的に紹介してくれるのですが、神林さんが「ラッコさんがあなたに合いそうですよ」と、彼女がプロフィールを公開するより前に教えてくださっていて。
神林さんのことを信頼していたので、プロフ公開されてからすぐに彼女にお見合いを申し込みました(笑)。

ラッコさん:私は「一体どれだけの人が申し込んでくれるんだろう……」とソワソワしていました。すると、プロフ公開日の夜に早速誰かが申し込んでくれて、「え?」と思っていたら彼で(笑)。
私も神林さんからとりおさんのことを聞いていたため、「とりあえず神林さんを信じよう」とOKを出しました。

ーープロフィールを見た時の印象は覚えていますか?

とりおさん:神林さんへの信頼はもちろんなんですが、彼女のプロフィールも魅力的でした。写真はいい意味で自分に自信がありそうで、でも優しそうな印象もあって。文章を読むと、サブカルに精通していそうな感じがして面白そうだなと思ったんです。

ラッコさん:精通はしていないです(笑)。私はイラストレーターなので、漫画やアニメに勉強を兼ねてよく触れますし、彼もそういったものが好きなんです。

とりおさん:古めの漫画がお互いに好きで、手塚治虫や萩尾望都を読んでいるところも共通点でした。自分と似通った趣味を持っている方だから、きっと話したら楽しそうだなって思ったんです。

ラッコさん:私は、彼のプロフィール写真を見て「めっちゃ爽やか!」と思いました。ナレソメンズって、動画で皆さんが言うようにクオリティが高いんだな……としみじみ思いましたね(笑)。

ーー実際にお会いして、どうでしたか?

とりおさん:面白くてかわいい人だなというのが第一印象です(笑)。東京駅のルノアールがお見合い場所だったのですが、近くに2軒ありまして。彼女が、間違えて別のルノアールに入っちゃったんですね。彼女は時間ギリギリに気づいたらしく、慌てて小走りで僕の方に来て……その姿をすごく覚えています(笑)。

ラッコさん:初めてのお見合いだし、しっかりしなきゃ! と思って結構早めに行ったのに、待てども待てども彼が来なくて……。私がミスっていると気づいた時、めちゃくちゃ焦りました。

とりおさん:30分以上前に、彼女から「席を確保しました」とメッセージが届いていたので、僕は「ありがたい!」と思っていたんです(笑)。でも、自信満々にメッセージを送ってきていたのに間違っていたから、お茶目でかわいい人だなと思いました。結局時間に間に合ったし、全然マイナスイメージにはならなかったです。
あと……解散時に、彼女が駅までトコトコついてきたのもかわいかったです。「まだ一緒にいたいのかな?」と思って(笑)。

ラッコさん:初めてのお見合いだったので、どこで解散したらいいのか分からなかったんですよ(笑)。

とりおさん:プロフィール文だと、自分をしっかり持っているドライな印象があったので、そういう天然っぽいところにポジティブギャップを感じました。

ラッコさん:私は、まずは彼と波長が合うなって思ったのと……。あと、最初に服装を褒めてくれたのがうれしかったです。その後の交際中も「コートかわいいですね」とか毎回言ってくれるし、意外と彼以外は言ってくれなくて……そういった気遣いがサラッとできる点が印象に残っています。

とりおさん:そこが好印象だったのか……。僕は素直に「いいな」と思ったことを口に出していたので、頑張ったつもりはなかったですね。

ーー旦那様は1度、真剣交際がブレイクしたとプランナーから聞きましたが……。

とりおさん:実はそうなんです。お見合いも、婚活始めたての時とブレイク後で2巡したので、妻に会うまでに30人以上お会いしていたかと。
前の交際相手とのブレイク理由は、お金の価値観が合わないことでした。悩んでいたところ、お相手からブレイクを切り出され……。
ただ、特に落ち込んだりはしなかったです。ブレイクを予感した時、神林さんに「僕に合う人をリストアップしてほしいです」とお願いしていたので、スムーズに前を向くことができました。そのかいあって、ラッコさんに1番にお申し込みできたんです。
神林さんは僕の意思を尊重してくれる方だったし、ブレイクした時も「何がNGだったか」「次はどういう方と会いたいか」などを、面談で一緒に考えてくれました。だからこそ、ラッコさんというドンピシャな人を紹介してくれたんだと思います。

「私たちが合う理由」を資料つきでプレゼンした彼女。いさぎよい自己開示にひかれた

ーー仮交際中の思い出に残っているデートを教えてください。

とりおさん:1回目のデートが居酒屋で、カウンター席に横並びに座ったんですが、彼女の横顔がきれいでかわいいかったのを覚えています。
あと、僕は彼女がイラストレーターだと知っていたので、「何か描いてもらおう」と思ってiPadとApple Pencilを持っていったんです。すると、サラサラッと描いてくれて。かっこいいなと思ったし、「プロの絵だ〜!」とうれしい気持ちになりました。

ラッコさん:彼がわんこ好きだったので、彼の実家で飼っている犬を描いたり動物を描いたりしました。落書き程度なのに喜んでくれてうれしかったです。
イラストの話に関連して、私がイラストの仕事でライブペイントをする機会があって……彼が、見に来てくれたんです。私の大好きなお仕事に対して、好意的でいてくれる方で良かったと思いました。

とりおさん:彼女の活躍を見られて、楽しかったです! ウキウキで行って、良いカメラで何枚も写真を撮りました。後日、彼女がSNSに僕が撮った写真をアップしてくれたのもうれしかったです。行ったかいがありました。

ーー他の仮交際の方と比べて、特にどこが好印象でしたか?

とりおさん:当時、3人の方と仮交際していました。中でも、ラッコさんとの交際はスピード感があったんです。お互いに自己開示もサクサクできるし、条件のすり合わせもいつの間にか完了していて、心地よかった。僕が真剣交際ブレイクした理由や、家計管理、金銭感覚の話も早い段階でできたし、お互いに同じ感覚だと分かったのも良かったです。今思い返せば、「相性がいいってこういうことなんだな」と思います。

ラッコさん:確かに、彼とは全てがトントン拍子で進みました。5名の方と仮交際しましたが、とりおさんと話している時が1番自然体でいられて。
2回目のデートでナレソメのチェックリストをこなして、価値観などの具体的な話をできたのが大きかったですね。

とりおさん:あと、デートを重ねるごとに彼女がどんどんかわいくなっていって(笑)。3回目くらいかな? それまでほとんどスキンシップがなかったのに、突然腕を組んで歩いてくれたんです。

ラッコさん:ナレソメの教えに「女性からのスキンシップは効く」とあったので……(笑)。男性からだとなかなか言いづらいよねって思って、実践しました。

とりおさん:見事に刺さってドキドキさせられました(笑)。それ以外にも、とにかく一緒の時間が楽しくて。LINE通話で何時間も話したり、好きな漫画やサブカル方面の話で盛り上がったり、彼女とならこの先ずっと一緒にいられるなって思ったんです。
あ! あと大事な条件は、犬好きかどうかでした。僕が独立した後に、実家では犬を飼い始めていて。僕自身は犬と暮らしたことがなかったので、羨ましく思い、犬への気持ちが強いんです(笑)。だから、将来絶対に犬をお迎えしたかったんですよね。でも、なかなか賛成してくれる女性と出会えず……。彼女は「いいねいいね」って感じだったので、それも大きかったです。
思えば、ラッコさんには魅力的なところや条件が合致するところがたくさんありますね。

ーー真剣交際に進んだきっかけについて教えてください。

とりおさん:仮交際開始から1か月ちょっとの時、神林さんが「ラッコさんからの温度感がだいぶ高めだよ」って教えてくれたんです。その時は意外でびっくりしたのですが……。その後、ラッコさんが僕に「私たちが合う理由」をiPadで資料にまとめて、プレゼンしてくれたんです(笑)。かわいいですよね。僕はのんびり構えてしまっていたので、このプレゼンを受けて「ちゃんと返事をしないと……」と思い、すぐに真剣交際の打診をしました。
プレゼンされた時ですか? もちろん、めっちゃうれしかったです!

ラッコさん:私なりに、彼に決めていいのかな? と真剣に考えました。1人目のお見合い相手だったし、婚活を始めたばかりだったし。でも、どう考えても、彼と1番波長が合うんです。全部が違和感なくサクサク進むし、何より話していて楽しい。彼はユーモアを大事にする人で、いつも笑わせてくれて。
そんな彼だからこそ、ちゃんと自分を開示してアピールしようと思い、詳細なプレゼン資料を作りました。以前、彼がお金系の問題で真剣交際ブレイクしたのも聞いていたから、懐事情も全てオープンにしたんです。

ーー真剣交際中の思い出はありますか?

とりおさん:彼女は婚約指輪要らない派だと聞いていたので、僕から何か別のものをプレゼントしたいなって提案したんです。そこで、2人でネックレスを見に行きました。

ラッコさん:すっごくうれしかったし、今もつけています。あと……プロポーズのロケーションを決める時もワクワクしました。私の希望で葉山の海が見える場所に決まり、特別感があってテンションが上がりました。

とりおさん:プランナーさんを挟んでいろいろとプロポーズの希望を伝えあうカップルもいるみたいですが、僕らは直接やりとりしていましたね。
当日は無事に晴れて、夕焼けと海がきれいなタイミングでプロポーズできて……。僕はお手紙を書く気まんまんだったんですが、ラッコさんが「恥ずかしいから無しで」って言うから、花束とメッセージカードだけ用意しました。
すると……彼女がちょっと泣いていて。予想していなかったのでびっくりしました。ラッコさんは普段、あまり感情表現をしない方。だからこそ、これは貴重な瞬間だ……と目に焼き付けました(笑)。

ラッコさん:プロポーズの言葉を一言一句覚えているわけじゃないんですが、グッときたのは記憶にあります。泣きそうになってこらえて……という感じです。

とりおさん:涙は流していなかったと(笑)。

ラッコさん:こらえました(笑)。

小説や漫画の趣味が合う者同士、日々の感想戦が楽しい結婚生活

ーー結婚して一緒に暮らしてみて、良かったなと思う点はありますか?

とりおさん:1番は、好きな作品について彼女とおしゃべりできることです。1人の時は小説や漫画を読み、アニメを見ても、「面白かったな」で終わるんですが、彼女と一緒だと夕飯の時に僕の話を聞いてくれるので、その時間が楽しいです。夫の特権ですよね。

ラッコさん:最近は彼が600ページある『百年の孤独』(ガブリエル・ガルシア=マルケス 著・鼓直 翻訳、新潮社)を読み切った話を意気揚々としてきて、私も聞いてて面白かったですね。
私は、彼との生活そのものが楽しいです。お買い物も、一緒に部屋で過ごすことも、ささいなことが幸せだなって。あとはシンプルに家事を分担してくれるので助かっています。料理は彼が作ってくれているんですよ。

とりおさん:得意ではないですが、僕の方が食にこだわりがあって(笑)。彼女はあんまり食べ物に興味がなく、毎日同じものを食べ続けられるタイプなんです。でも僕は違うものを食べたいから、自分で作っています。

ラッコさん:最近だと、照り焼きチキンがおいしかったです!

ーーナレソメを使ってみて、良かった点はありますか?

ラッコさん:まず、神林さんが担当でラッキーだったなって思います。神林さんが我々をつなげてくれたわけだし、しかも相性ドンピシャだったので、すごい精度だなって。私が初回面談で神林さんに自分のことを話した時に、「もう頭に浮かんでいる男性がいます」って言ってくれて(笑)。それが結婚相手になるとりおさんだったわけだから、プロの技ですよね。

とりおさん:「それぞれ独自の世界観を持っている2人だから、引き合わせたら面白い化学反応が起きそう」と神林さんが話していたのを覚えています(笑)。僕も、彼女が言うように神林さんと一緒に婚活できて良かったなって思いますね。

それに加えて……僕は結構男子会に参加していたんです。Zoomで同じく婚活中の男性にいろんなことを質問できて、なおかつ、僕自身の経験を他の人に伝えることで新たな発見もある。男子会には半学半教の精神があり、学びが多かったです。大学時代を思い出すというか、そういう学びのコミュニティがあるのもナレソメの魅力ですよね。

ーー婚活を始めるかどうか悩んでいる方に、メッセージをお願いします。

ラッコさん:相談所は確かにお金がかかりますが、それ以外に特に迷う余地はないと思います。実際にやってみないとどんな縁があるか分からないし、一歩踏み出すことが大事かなと。

とりおさん:マッチングアプリは、男性にとっては厳しい戦場だと思います。相談所の方がタイムパフォーマンスがいいし、キャリアがあって自立したすてきな女性と出会えます。僕は働いている女性はきれいだなって思うタイプなのですが、尊敬できる女性と結婚できました。家族として支え合える人と出会うには、ナレソメが1番だと思います!


すてきなインテリアに囲まれた部屋からインタビューに答えてくださったお2人。こだわりや趣味もバッチリ合う様子がうかがえました。お互いの仕事をリスペクトでき、いつまでも楽しくおしゃべりしていられるご夫婦を、ナレソメはこれからも応援させていただきます。

ナレソメノート編集部

編集部
執筆者 編集部
ナレソメノート編集部は、専門知識や経験を活かして質の高い記事作成に取り組んでいます。「結婚生活を通じて人生のQOLを向上させる」をテーマに、
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