モテる男性ほど「結婚」を理由に別れる!? 破局理由から見える男女の残酷なすれ違い

「順調だと思っていたのに、急に別れを切り出された……」

そんな経験に心を痛めたことはありませんか? 大好きな人との別れはつらいもの。特に、理由が腑に落ちないまま終わってしまった恋は、いつまでも心にとげを残します。

ナレソメ総研が実施した調査によると、男女で「別れのスイッチ」が入るメカニズムが異なることがわかりました。

今回は、「直近で交際終了した恋人と別れた理由」に関するアンケート調査をもとに、男女のすれ違いの正体を徹底解剖します。

別れる理由。女性は複合的、男性は3択

今回は、男女596名(男性190名、女性406名)を対象に、「直近で交際終了した恋人との交際終了理由」を回答してもらい、男女での違いと過去の交際人数による違いを調査しました(※1)
(※1)交際終了理由は選択式で複数回答可

まずは、男女別に「直近の恋人との交際終了理由」を見てみましょう。ここで早くも、男女の決定的な違いが浮き彫りになりました。

※交際終了理由は選択式で複数回答可

女性は「複合的」に理由を積み重ねる

データを見ると一目瞭然ですが、女性は男性と比較してチェック項目が多いのです。

「相性が合わなかったから・合わなくなったから」「信用できなかったから・できなくなったから」「うそをつかれたから・つかれていたから」「好きじゃなくなったから」「自身の結婚を真剣に考えたから」……これら複数の項目に票が入っています(複数回答可)。

女性が別れを決断するとき、理由が1つではないことが多いのです。

「あのときのあの態度が嫌だった」「うそをつかれた」「信用できなさそう」「だからもう好きじゃない」といったように、いくつもの理由が積み重なり、複合的な要因となって「別れる」という結論に至ります。

つまり、女性が別れを切り出すときは、相手に対して『別れる理由は○つあります』とプレゼンできるレベルだといえます。

別れ話の際に、女性から過去の細かい出来事を次々と指摘されて呆然とした経験がある男性もいるのではないでしょうか? それは、彼女の中で絶えず加点・減点が行われ、許容ラインを超えた結果なのです。

男性は「フラれた」か「相性」か「結婚」か

一方で、男性のデータを見てみると非常にシンプルです。

突出して高いのが「一方的にフラれたから」。悲しい現実ですが、男性は基本的に「フラれる生き物」であることがデータからも読み取れます。

それ以外で目立つのは「相性が合わなかったから・合わなくなったから」「自身の結婚を真剣に考えたから」くらいです。男性の別れは、女性のようにいくつもの理由が積み重なった結果というより、「フラれたか、相性か、結婚か」の3択に近い構造になっています。

【閲覧注意】「モテる男」の別れた理由がデータで判明

この「別れた理由」を、「これまでの交際人数」という軸で分解してみると、さらに興味深く、そして少し怖い傾向が見えてきました。

特に注目すべきは、「交際人数が多い(5〜6名、7名以上)男性」の動向です。

※交際終了理由は選択式で複数回答可

モテる男ほど「結婚」を理由に彼女を振る?

交際人数が1〜2名、3〜4名の男性と比べて、5〜6名、7名以上の男性は、ある項目が急増しています。

それは、「自身の結婚を真剣に考えたから」です。

交際人数1〜2名の男性では25%程度ですが、7名以上の男性ではなんと47.1%。約半数の「モテる(交際経験豊富な)男性」が、結婚を真剣に考えた結果、今の彼女と別れることを選んでいるのです。

これは一体どういうことなのでしょうか?

男性の「恋人」と「結婚相手」は別枠?

モテる男性ほど、付き合う入り口では「恋人として(ビジュアルや楽しさ重視で)」選んでいる可能性が高いです。結婚を考えていない交際であれば、「顔が好み」「一緒にいて楽しい」といった理由でスタートできます。しかし、いざ年齢を重ねて「結婚」がリアルになった瞬間、「でも、彼女は俺の理想の結婚相手ではない」と判断し、別れを切り出すのだと考えられます。

さらに、アンケートでは「結婚を真剣に考えたから」と正直に答えていますが、彼女に対しては「相性が合わない」「好きじゃなくなった」といったオブラートに包んだ理由を告げている可能性も考えられます。そして、別れた半年後には、全く別のタイプの女性とあっさり結婚していたりする。これが「モテる男」のリアルな生態なのかもしれません。

逆に言えば、交際人数が少ない「ピュアな男性」の方が、最初から結婚を見据えて誠実に付き合っているともいえます。女性にとっては、「エスコートが上手ですてきな彼」よりも、「ちょっと不器用だけど誠実な彼」の方が、結婚への近道である可能性が高いのです。

女性は「チー子化」一歩手前でバグる?

一方で、女性のデータはどうでしょうか。

※交際終了理由は選択式で複数回答可

結論から言うと、女性は交際人数が増えても、別れる理由の傾向に大きな変化はありません。何人と付き合おうが、女性はずっと「相手の人間性(信用できるか)」を見て判断しているからです。

ただし、1点だけ気になるデータがあります。
交際人数「5〜6名」の層において、「新しい異性と出会ったから(17.6%)」「新しい異性と交際できそうだったから(9.5%)」という理由が高くなっているのです。

「次がいるから別れる」ムーブの出現

これは、いわゆる「チー子(※2)化」の1歩手前の現象といえます。

交際経験を重ね、ある程度モテる自信がついたタイミングで、「今の彼と別れても、また次がいる」「もっといい人がいるかもしれない」という思考になり、次が見つかった瞬間にスパッと乗り換えるような動きが見え隠れします。
(※2)彼氏はできるけど結婚できない女性

しかし、7名以上になるとその傾向は落ち着き、再び「信用」や「相性」の問題に戻っていきます。女性の場合、交際人数が増えても「自分のタイミングで結婚したいから切る」という男性的なドライさはあまり見られず、あくまで「目の前の相手が信用に足る人物か」という視点でジャッジし続けているようです。

男女がたもとを分かつ理由は「信用」と「タイミング」

今回の調査から、交際終了理由に関する男女の決定的な違いが見えてきました。

  • 女性の別れはずっと「信用問題」。 うそや不誠実さの積み重ねが、別れの引き金になる。
  • 男性の別れは「信用」ではない。 むしろ「タイミング」の問題が大きい。特にモテる男性は、自分の結婚スイッチが入ったタイミングで、今の相手がふさわしくなければ容赦なく切り捨てる。

このすれ違いを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。

女性は、交際経験が多くモテる男性が「結婚生活のイメージ」を具体的に持てていないことを理解する必要があります。彼らは悪気なく「恋人」として付き合い、結婚を考える段階になって「なんか違う」と言い出します。
そのため、結婚を望んでいる場合は、なんとなく付き合うのではなく、お互いが「結婚相手」として相手を見ているのか、早めの確認が重要だといえます。

男性は、女性が常に「信用」を見ていることを肝に銘じるべきです。
「稼いでいるから」「エスコートしたから」だけでは、女性の信頼は勝ち取れません。日頃からうそをつかず、誠実な対応をすること。これを怠ると、ある日突然、過去の罪状を並べ立てられ、「別れのプレゼン」を突きつけられることになるでしょう。

<調査方法>
インターネットによるアンケート調査
<調査期間>
2025年12月8日(月)〜12月16日(火)
<調査対象>
恋人との破局経験のある成人男女
<回収サンプル数>
596名(男性190名、女性306名)

ナレソメ総研

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執筆者 ナレソメ総研
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