【勝倉が解説】資産1億円でも、出会いが多くても結婚できない? 男性に必要なのは「自己理解」

X(旧Twitter)で、YouTubeチャンネル「倹者の流儀」のくらまさんをめぐる投稿が注目を集めた。

くらまさんは、徹底した倹約によって若くして資産1億円を築いた人物だ。この話題を受け、元プロボクサーでYouTuberの細川バレンタインさんは、「1億円を持っている男性より、1億円を扱える男性に価値がある」という趣旨の意見を投稿した。

資産1億円と聞けば、婚活では圧倒的に有利な条件に思える。しかし、そのお金を2人の生活にどう生かすのかが伝わらなければ、結婚相手としての魅力に直結するとは限らない。

また、細川さんは、男性が女性に求めるのは「若さと見た目」だという趣旨の持論も語っている。ところが、相手に求める条件が明確でも、結婚相手を決められない男性はいる。

一見すると異なる話だが、どちらにも、わかりやすい条件だけでは幸せな結婚につながらないという共通点がある。

本記事では、この2つの話を入り口に、幸せな結婚に必要な「お金の使い方」「他者への想像力」「自己理解」について、婚活のプロである勝倉千尋が解説する。

勝倉千尋
株式会社ナレソメ取締役、結婚相談所ナレソメ予備校塾長。1989年生まれ東京都出身、上智大学卒。新卒で株式会社三菱UFJ銀行に総合職として入行し、外資系ファンド向けの不動産ファイナンス業務に従事。2019年に退職し、モテコンサルタントとして起業。結婚に関するニーズの高まりを受け、代表の宇波と結婚相談所「ナレソメ予備校」を設立。株式会社ナレソメでは塾長としての顧客サポートに加え、コンサル・プランナーを統括するサービス部の管掌役員を務める。

▶︎関連記事

資産があっても、結婚相手として高く評価されるとは限らない

※画像はイメージです

まず、資産を築いたこと自体は、間違いなく評価できる点です。

収入を管理し、支出を抑え、長期にわたって貯蓄や投資を続けるには、計画性や継続力が必要です。若いうちに大きな資産を築いたのであれば、その能力は本人の強みでしょう。

しかし、婚活で見られるのは、資産形成の実績だけではありません。結婚は、2人で生活をつくることです。相手が知りたいのは、資産がいくらあるかだけでなく、そのお金を2人の暮らしにどう生かすのかです。

どのような住環境を整え、日々の生活や2人の経験にどの程度お金を使い、将来のリスクにどう備えるのか。資産を持っていても、結婚後の使い方が見えなければ、相手は2人での生活を具体的に想像しにくいでしょう。

さらに、充分な資産があることを自ら強調しながら、住環境や日用品、食事、2人で過ごす時間に必要なお金まで惜しめば、「堅実な人」よりも「ケチな人」という印象が強くなります。

ただし、問題は、高価な店を選ばないことでも、デート代を全て負担しないことでもありません。自分の資産や安心だけを優先し、相手が望む生活を考えないまま、自分の倹約を相手にとってもよいことだと思い込むことです。

反対に、必要な貯蓄を続けながら、収入や資産運用収益を家計に回し、パートナーの希望も取り入れてお金の使い方を調整できるのであれば、資産は2人の生活を支える安心材料になります。

「ためる」「使う」「稼ぐ」のバランスが魅力になる

※画像はイメージです

お金は、ためればよい、使えばよいという単純なものではありません。

貯蓄をせず、入ったお金を全て使ってしまう男性では、将来の生活に不安が残ります。一方、ためることだけを目的にし、現在の生活や人間関係を犠牲にする男性にも、女性は結婚後の幸せを描きにくいでしょう。

大切なのは、次の3つを両立させることです。

  • 将来に備えて計画的にためる
  • 現在の生活や大切な人のために適切に使う
  • 仕事や学びを通じて、収入や能力を伸ばす

必要な貯蓄を続けながら、家族や人生の充実のためにお金を使い、支出を抑えるだけでなく、仕事にも前向きに取り組む。こうした姿勢があれば、現在の年収が突出して高くなくても、女性は将来の生活を前向きに想像できます。

反対に、資産形成を優先するあまり、仕事や現在の生活を充実させようとする姿勢が見えなければ、仕事や成長への意欲まで低いように見えることがあります。倹約に加えて、仕事についても不満や諦めばかりを口にしていれば、資産があっても魅力は伝わりにくいでしょう。

もちろん、FIREや倹約を目指すこと自体が問題なのではありません。なんのために資産を築き、働く時間を減らした後に、パートナーとどのような生活を送りたいのかを説明できれば、倹約や資産形成も将来を考える姿勢として魅力になります。

お金を使って得た経験が、人間的な魅力を育てる

※画像はイメージです

前章で触れた「使う」には、日々の生活だけでなく、自分の経験や人間関係にお金を使うことも含まれます。

お金は、単に物を買うためだけのものではありません。人と食事をし、知らない場所へ行き、文化やサービスに触れ、失敗も含めた経験を重ねるためにも使えます。

そうした経験を通じて、会話の幅が広がり、人との関係が深まります。店員や後輩など、立場の異なる人と接するなかで、振る舞いや気遣いを学ぶ機会にもなるでしょう。また、さまざまな経験を重ねるうちに、自分の好みや価値観も明確になっていきます。仕事に生かせる人脈や知識を得るなど、お金を使った経験が、その後の成長につながる場合もあります。

もちろん、高額な消費をすれば自動的に魅力が増すわけではありません。見えのために散財したり、目的もなくお金を使ったりしても、人間的な成長につながるとは限りません。

重要なのは、使った金額ではなく、お金を経験や人との関わりに変え、そこから何を得るかです。節約を優先するあまり、生活経験や人間関係を広げる機会まで避けてしまえば、資産は増えても、人としての幅は育ちにくくなります。

「若くて美人ならよい」のに、なぜ結婚相手を決められないのか

※画像はイメージです

では、くらまさんへの意見を投稿した細川バレンタインさんの結婚観についても考えてみましょう。

細川さんは、男性が女性に求めるものは、「若さや見た目」だという趣旨の持論を語っています。本人の発言からは、若く容姿の整った女性と接する機会があることもうかがえます。ところが、現在も結婚には至っておらず、「この人だ」と思える女性に出会えていないことがその理由の1つだと語っているそうです。

もし本当に若さと容姿だけで結婚相手を選べるのであれば、条件を満たす女性を見つけることは、それほど難しくないはずです。それでも「この人だ」と思えないのであれば、本人が意識している以上に、ほかの判断軸も重視していると考えられます。

会話の相性、尊敬できる部分、一緒にいて落ち着く感覚、生活観や家族観、自分を受け入れてくれる姿勢など、本人にも言葉にできていない希望があるのかもしれません。

つまり、「若くて美人な女性がよい」という条件は、相手に興味を持つきっかけにはなっても、結婚を決める基準としては不充分な場合があるのです。

こうした状態に陥りやすいのは、むしろ出会いが多く、女性からモテてきた男性です。「結婚しようと思えばいつでもできる」と考えていても、いざ結婚相手を選ぼうとすると、誰が自分に合うのかわからず、年齢だけを重ねてしまうことがあります。

出会いの機会が多くても、自分がどんな女性となら心地よく暮らせるのかを理解していなければ、結婚相手を選ぶことは難しいでしょう。

結婚相手を選び、選ばれるには自己理解が欠かせない

※画像はイメージです

ここまで取り上げた2つの話に共通するのは、自分が望む結婚生活を理解していなければ、いくら資産があっても、女性と出会う機会に恵まれていても、それらを幸せな結婚につなげることは難しいという点です。

自己理解とは、自分の希望条件を並べることだけではありません。結婚後にどのような毎日を送りたいのか、相手に何を求め、自分は相手に何を与えられるのかを具体的にすることです。

また、自分では「堅実さ」だと思っている言動が、相手には「ケチ」や「自分の考えを押しつける人」と映っている場合もあります。だからこそ、第三者から率直な意見をもらい、自分の認識と相手からの見え方のずれを知ることも大切です。

自分が望む生活と、相手に与える印象の両方を理解することで、相性のよい相手を選び、自分の強みも適切に伝えられるようになります。

まとめ:結婚で問われるのは、2人の未来をつくる力

結婚相手として大切なのは、資産などの条件のよさだけではありません。自分が望む暮らしを理解し、相手の希望も取り入れながら、2人の生活を形にしていく力が必要です。

結婚相談所ナレソメ予備校では、条件に合う女性を紹介するだけではありません。これまでの恋愛や生活、お金の使い方、仕事観などを振り返りながら、第三者の視点から、相手に与えている印象や自分では気づきにくい課題を整理し、その人に合った婚活の進め方を提案します。

「条件には自信があるのに、結婚につながらない」

「女性と出会えても、誰を選べばよいのかわからない」

「自分の婚活で、何を見直すべきか知りたい」

そう感じている方は、ぜひ無料相談をご活用ください。自分に合う相手や、どのような結婚生活を築きたいのかを、婚活のプロと一緒に考えていきましょう。

監修:勝倉千尋

▶無料相談って何をするの? という方はこちらの記事と動画もチェック!

編集部
執筆者 編集部
ナレソメノート編集部は、専門知識や経験を活かして質の高い記事作成に取り組んでいます。「結婚生活を通じて人生のQOLを向上させる」をテーマに、
続きを読む