男性は「察して」くれない――勝倉が語る、女性が知っておきたい5つの残酷な真実
「どうして、言わなくてもわかってくれないの?」「なぜ私の気持ちを理解してくれないの?」。恋愛や結婚生活のなかで、男性の考えていることがわからず、戸惑った経験のある女性は少なくないだろう。
だが、すれ違いの原因は、相手に自分と同じ考え方や愛情表現を期待していることにあるのかもしれない。
婚活の現場で数多くの男女を見てきたモテコンサル勝倉が、女性に知っておいてほしい「男性に関する5つの残酷な真実」を語る。
モテコンサル勝倉
株式会社ナレソメ取締役、結婚相談所ナレソメ予備校塾長。1989年生まれ東京都出身、上智大学卒。新卒で(株)三菱UFJ銀行に総合職として入行し、外資系ファンド向けの不動産ファイナンス業務に従事。2019年に退職し、モテコンサルタントとして起業。結婚に関するニーズの高まりを受け、代表の宇波と結婚相談所「ナレソメ予備校」を設立。株式会社ナレソメでは塾長としての顧客サポートに加え、コンサル・プランナーを統括するサービス部の管掌役員を務める。
【残酷な真実(1)】アプローチされたからといって「私だけが特別」とは限らない

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最初にお伝えしたいのは「男性は女性ほど、最初から相手を1人に絞ってアプローチしているとは限らない」という点です。極端に言えば、男性は「女性なら割りと誰でもいい」という発想を持っていると思います。
もちろん、手当たり次第に誰でもいいという話ではなく、女性と比べると、「この人しかいない」と決め打ちして動くケースが少ないのです。
女性が思い描く恋愛には、「この人が運命の人」「この人でなければ代わりはきかない」という物語が多いですよね。少女漫画やディズニー作品でも、たった1人の特別な相手とのロマンスが描かれます。
一方、男性向けのラブコメには、主人公の周囲に複数の魅力的な女性が現れ、そのなかで気持ちやタイミングが合った相手と結ばれる物語がよく見られます。
この違いを知らないと、男性からアプローチされたときに「私はこの人にとって唯一無二の存在だから、勇気を出して声をかけてくれたんだ」と受け止めてしまいます。しかし現実には、そこまで特別な思いが込められているとは言えません。遊び慣れている男性のなかには、同じLINEをほとんどコピペして、複数の女性に送る人もいます。そのなかで、反応があった相手と関係を進めるわけです。自分だけに向けられた言葉だと思っていたのに、実は使い回されていたというのも、よくある話です。
だからといって、全てのアプローチに対して過度に身構える必要はありません。本当に1人の女性だけを思って動いている男性もいます。
大切なのは、アプローチされたという事実だけで、相手の本気度まで決めつけないことです。盲信も、極端な疑いも不要です。言葉の甘さではなく、その後も誠実な行動が続くかを見て判断してください。
【残酷な真実(2)】本命になるには「彼のビジュアルの好み」に入っていることが重要

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「女性なら割りと誰でもいい」とお伝えした直後に矛盾しているようですが、男性にはビジュアルの好みがはっきりあります。どれだけ性格がよくても、見た目が相手の好みから大きく外れていると、本命になれないこともあります。
ここで重要なのは、世間一般で美人と評価されるかどうかではありません。相手の好きな「顔の系統」に入っているかどうかです。
私は高身長で、どちらかといえば男顔の、少し強めの顔立ちです。高身長のモデル系や、顔の濃い女性が好きな男性には刺さりやすいでしょう。一方で、橋本環奈さんや浜辺美波さんのような、かわいらしくて癒やし系の顔立ちが好みの男性には、なかなか刺さらないと思います。
実際、私の夫は強い印象の顔が好きで、私の顔をとても気に入っているようです。付き合い始めたころは、朝起きると至近距離で私の顔を見ていることがあったくらいです。最初は「なぜこんなに見るんだろう?」と思いましたが、要するに“顔ファン”だったんでしょうね。それくらい、男性にとって「好きな顔かどうか」のインパクトは大きいのです。
見た目の好みは、努力だけでは埋めにくい部分です。好きな男性が、自分とまったく違う系統の顔の女性を好んでいるなら、無理に追い続けるより、見切りをつけることも必要です。
逆に、自分が相手のストライクゾーンに入っているなら、女性側からアプローチすれば関係が一気に進む可能性は充分あります。
相手が好きな芸能人やアイドルを聞いて、自分に近いタイプを挙げるか確認してみるのもアリでしょう。絶対的な美しさを競うのではなく、自分の魅力が刺さる相手を選ぶ。そのほうが、恋愛はずっと現実的になります。
【残酷な真実(3)】「察してほしい」は通じない。リクエストは具体的な言葉にする

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女性から男性への不満として、とても多いのが「私の気持ちを察してほしい」「言わなくてもわかってほしい」というものです。
でも、これははっきりお伝えします。
男性に「察して」は無理です。
というより、男性だけではなく、人間は読心術を使えません。女性同士で「察して」が成立しているように見えるのは、女性のほうが先回りして行う気配りの手数が多いからだと思います。
「疲れているのかな」「これが必要なのかな」「こうしたら喜ぶかな」と、いくつもの可能性を考えて動く。そのうちの何個かが当たるので、「気持ちを察してもらえた」と相手が感じるわけです。ただ、実際は女性だって相手の気持ちを全て正確に読めているわけではありません。
一方、男性はいくつもの可能性を考えて確認せずに動くより、「Aが欲しいですか、Bが欲しいですか」と聞き、Bだと言われたらBを用意するようなコミュニケーションを取ることが多いです。そのため、やってほしいことがあるなら、具体的に言葉にして共有したほうがいいのです。
例えば、「脱いだパンツを廊下に置かれるのが嫌だから、すぐ洗濯物のカゴに入れてください」と言う。誕生日を一緒に祝いたいなら、「この日は一緒に過ごしたい」とリクエストしたうえで、サプライズを考えてほしいのか、2人で予定を決めたいのか、自分の希望をどうかなえてほしいのかまで説明する。
「そこまで全部言わなければいけないの?」と、ストレスを感じる気持ちはわかります。それでも、期待だけして不満をためるより、言葉にしたほうが関係は前に進みます。
そして、一度伝えたあとの相手の動きにも注目してみてください。最初から察するのは無理でも、一言伝えれば「それならこうしよう」と背景の意図をくんで応用できる男性もいます。
一方で、なにからなにまで指示されないと動けないタイプもいます。毎回細かく説明するのが負担なら、一度の言葉から文脈を理解して動いてくれる柔軟性があるかを見極める視点も持っておくと楽になります。
【残酷な真実(4)】男性は「好き」「かわいい」を日常的に言ってくれない

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多くの男性は、「好き」「かわいい」といった甘い言葉をあまり言いません。それが、男性にとってのデフォルトだと捉えておくのが賢明でしょう。
男性同士は、ふだんからお互いの外見や服装を細かく褒め合っているわけではありません。「今日のお前の服、かっこいいね」「髪型が少し変わったね」といったコミュニケーションに慣れていない人も多いのです。その習慣がないまま、恋人にだけ自然と甘い表現ができる男性は、そう多くありません。
女性に比べると、メイクや髪型、服装などの細かな変化にも気づきにくい傾向があります。ダイエットに成功した日や、気合いを入れてメイクをした日、かわいい下着を着けた日。「ここならなにか言ってくれるでしょう」と待っていても、なにも言われないことはあります。
でも、それだけで「私に関心がない」「愛されていない」と結論づけるのは早計です。単純に気づいていなかったり、何を言えばいいのかわからなかったりすることもあるからです。
理想のコミュニケーションに近づけるために大切なのは、自分からも言葉をかけることです。女性がなにも言わないまま、男性にだけ「好きと言って」「褒めて」と求めても、相手はそういうコミュニケーションが必要だと気づかないでしょう。「好き」「すごい」「かっこいい」と自分から伝えると、男性も「この人は言葉で気持ちを伝え合いたいんだ」と理解し、返しやすくなります。
また、甘い言葉がほしいなら、それもリクエストしてかまいません。「かわいいと思ったら言ってほしい」「記念日には気持ちを言葉にしてほしい」と伝えてみてください。そのお願いを受けて、相手が努力してくれるかを見るようにしましょう。
もちろん、もともと愛情表現が多い男性もいます。言葉によるコミュニケーションを重視するなら、最初からそうしたタイプの方を選ぶのがいいでしょう。
相手の変化を待つのではなく、自分から一歩踏み出してみる。自分が求める関係の築き方に合わせて、アプローチを変えていくことが大切です。
【残酷な真実(5)】プロの演出で磨かれた「推し」と「現実の男性」は別物である

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最後の残酷な真実は、私たちが日常で出会う男性は、それほど容姿が整っているわけではないということです。これは、男性アイドルや宝塚歌劇団、韓国アイドルのような、磨き上げられた人たちと比べれば、という意味です。
推し活を楽しむこと自体は、全く悪くありません。キラキラした理想を見せてくれる存在として、アイドルを応援するのは素敵なことです。
ただ、そのビジュアルが一般の男性を見るときの基準になってしまうと、恋愛や婚活は難しくなります。アイドルやスターは、もともとの容姿に加え、メイク、衣装、照明、演出などによって、魅力を最大限に高めています。その特別な存在を日常的に見続けた後で、生身の男性に同じものを求めても、対象になる人はほとんどいません。
「私は別に、アイドル級のイケメンなんて求めていない」と思う人は多いでしょう。でも、マッチングアプリや結婚相談所のプロフィールを見て、「会いたい人が1人もいない」と誰にも申し込まないのであれば、行動としては非常に高いビジュアル基準を置いていることになります。
もちろん、現実にもかっこいい男性はいます。美しい女性もいます。ただ、世のなかの男女の多くはごく標準的な容姿です。これは結婚相談所やマッチングアプリに限らず、社会全体がそういう分布になっています。
現実を見ることは、好みを捨てることではありません。どうしても受け入れられない相手と会う必要もありません。ただ、プロの手によって演出された非日常の魅力と、実際のパートナーに求めるものは、分けて考えたほうがいいでしょう。
推しは推しとして思いきり楽しみながら、目の前の相手を見るときは、会話の心地よさや誠実さ、生活感覚、将来への考え方なども含めて判断する。そうしなければ、せっかくの出会いのチャンスを自分で狭めてしまうことになります。
男女の違いを知れば、余計な失望を減らせる
ここまでかなり強い言葉でお伝えしてきましたが、「男性が悪い」「女性が正しい」と言いたいわけではありません。男性と女性では、相手に対する気持ちの入れ方や、コミュニケーションの取り方に違いがあります。その傾向を知っておくだけで、お互いに楽になれるのです。
自分と同じように相手も考えているはずだと思うと、期待が外れたときに大きなストレスや不満が生まれます。
そうならないために、相手を理想化しすぎず、希望や本音は具体的な言葉で伝えてみてください。そして、それを受けて相手がどう動くかを見てください。リクエストに耳を傾け、2人にとって心地よい関係をつくろうと歩み寄ってくれるか。その姿勢にこそ、相手の誠実さが表れます。もちろん、男性にも女性にも個人差があります。「男性は全員こうだ」と決めつけるのではなく、傾向を知ったうえで、目の前の人を見極めることが大切です。
男女の違いを知るのは、相手を諦めるためではありません。すれ違いによる不満や余計な誤解を減らし、正しく向き合うためです。それが、恋愛や夫婦関係を長く、円滑に続けていくための第一歩になるのではないでしょうか。
監修:モテコンサル勝倉
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