婚活戦略の土台「スタンバイ面談」に密着! 会員様との初顔合わせでここまで読み解く

結婚相談所での婚活において大切なものに、「プランナー(仲人)」との信頼関係がある。
会員様ごとに悩みや性格、希望など千差万別。1人1人に対してオーダーメイドのサポートをするためにも、プランナーは日々大事な担当会員と会話し、分析し、導いている。
なにより、会員様自身が言葉にできていなかった価値観や考え方まで「プランナーと一緒になら整理できる」と感じられてこそ、『Best Marriage』に向けた二人三脚のスタートが切れるのだ。

そうした伴走のかいあって、ナレソメ予備校の成婚率は82.4%(※1)。業界No. 1(※2)の結果をたたき出している。

ナレソメ予備校での婚活のスタートダッシュとして、重要な役割を果たしているのが「スタンバイ面談」。
入会して担当の専任プランナーが決定した後、初めて会員とプランナーとが顔を合わせて行う面談である。
単なる自己紹介では終わらず、1時間ほどかけて会員様の性格、希望など、『Best Marriage』にたどり着くための材料をあらゆる角度から探っていくことになる。

今回、実際にナレソメ予備校で活動を始めた20代後半の男性・Aさんと、担当プランナー小川のスタンバイ面談に密着。

※出典:ナレソメ予備校「ナレソメプランナー」

そこには、ナレソメプランナーがなぜ、1人1人に合わせたサポートができるのか。
その理由を垣間見ることのできるやり取りが、いくつもあった。

ナレソメ予備校の実際の活動に興味がある人は、ぜひ入会を検討する材料にしてほしい。

※1 ナレソメ予備校の2025年7〜2026年6月における全退会者のうち成婚退会者の割合
※2 2026年5月期 結婚相談所(IBJ連盟内)における市場調査。調査機関:日本マーケティングリサーチ機構

パーソナルな部分を深掘りし、核心を探る

年収や学歴などの浅い部分を聞いたり話したりする自己紹介や、イエス/ノーで答えられる単純な問いは、小川の口からは出てこない。Aさんの伴走者として、Aさんの心理や性格を深く理解しようとしているからだ。
代わりに、「なぜAさんは〜〜」から始まる、オープンクエスチョンが目立った。

序盤のやり取りを見ていこう。

小川:なぜ、仕事が楽しくなってくる20代後半の「いい時期」に、結婚相談所に時間を使おうと思ったんですか?

Aさん:僕は年上の女性が好きなんです。32歳前後のお相手がいいなと思っています。自分が30代になっても、希望するお相手の年齢は変わらなそうなので、少しでも若いうちに婚活を始めたほうが、より多くのすてきな出会いがあるんじゃないかと考え、始めようと思いました。

小川:へえ〜! なんで年上の女性がいいんですかね?

Aさん:僕は女性を引っ張るのが得意じゃなくて。できれば年上の方に甘えたいんです。

小川:なるほどなるほど。甘え上手なんですか?

Aさん:そういうわけでもなくて……。ふだんの人付き合いでは、甘えもしないし引っ張りもしない、フラットな感じです。

ここで小川は「年上女性が好き」というAさんの言葉をうのみにしていない。
このやり取りで小川が見極めようとしていたのは、「その希望はどんな価値観や経験から生まれたのか」という背景だ。
正直、「年上女性がいいんですね、では年上中心にお見合い申し込みをしましょう」で終わる結婚相談所も多いところ、ナレソメプランナーはこの先を掘っていく。

小川:となると「甘えてほしい」と考えている女性もいるでしょうが、かえって年上とは相性が良くないかもしれません。どういう人なら甘えられると感じますか?

Aさん:(考えて)信頼できると思ったら、甘えられるのかもしれないです。

小川:(Aさんの表情を見て)もしかして、人を信頼することが苦手ですか?

Aさん:(気づいた顔で)確かに、そうかもしれないです。両親を信頼しにくかったのも原因かもしれません。

小川はここまでの会話から、
内面の分析=信頼できる人になら甘えられるが、人を信頼するには時間がかかる。
相性の分析=一概に年上ならいい、というわけではなく、信頼関係が築けることが肝要。
という仮説を立てた。

婚活に重要なのは自己理解。
それは単に「○○な異性が好き」ではなく、「自分は○○が苦手/得意。なぜなら〜〜」というところまで理解することだ。
それができて初めて、本当に相性がいい相手のことを分析していける。

ここから、さらに小川は「過去に信頼できた相手」について質問を重ねた。
誰を信頼し、どんな言葉に心を動かされたのか。過去のエピソードをたどりながら、Aさんが「安心して関係を築ける相手」の共通点を探っていく。その会話のなかで、Aさんが「ストレートに芯をくったことを言ってくれる人」を尊敬してきたことが見えてきた。

そして小川はある仮説を導き出した。

小川:今までのお話を聞いていると、「サムライ要素が強め」の女性がよさそうですね。そういう女性は自分をしっかり持った「剛の強さ」があるんです。
一方でAさんは、そのような女性から強く言われてへこんでも、低反発クッションのように戻ってくる「柔の強さ」があると、面談で感じました。
ですから、柔と剛でサムライ女性とうまくバランスを取ってやっていけるんじゃないかな、と思います。

「サムライ」とは、「コミュニケーションスタイル」の1つで、自分の信念を大切にする人のこと。ナレソメ予備校独自の診断「マッチグラム」に基づいている。
こうした分析から、仕事にもきちんと向き合い、自分の人生や価値観について自分の言葉で語れる「サムライ女子」となら、Aさんは信頼関係を築きやすいのではないか、という提案につながった。

ここまで、およそ15分。
Aさんも1つ1つの問いに真剣に答えながら、自分の過去、そこから形成された価値観、そしてどんな相手なら安心して関係を築けるのかを整理していった。

1人で考えているだけでは気づきにくいことも、第三者との対話だからこそ言葉になる。これも、スタンバイ面談の大きな役割だ。

恋愛経験から深掘りする、お相手に求める条件

次に小川が目を向けたのは、これまでの恋愛経験だ。
過去の交際で「なぜうまくいかなかったのか」を振り返れば、Aさんがどんな相手と関係を築きやすく、どこでつまずきやすいのかが、さらに見えてくるからだ。

Aさんの過去の恋愛を聞く中で、小川が着目したのは「相手を信頼できていなかった」という共通点だった。

小川:話を聞くに、信頼できる人と出会えたら、きっと深い関係を築けると思うのですが、彼女たちのことは信頼できなかったんですね? それはなぜでしょう。

Aさん:(考えて)深い話ができていないんです。「将来の話」や「人生で大事にしているもの」などですね。

一見何気ない恋バナのような「年上女性が好き」という入り口から始まった面談。
見えてきたのは、Aさんにとっては、年齢よりも、将来や人生について自分の考えを持って話せる人であることの重要性だ。
そしてこれは、先ほど小川が提案した「サムライ女性」という仮説とも重なる。

さらに対話の中から「相手のメンタルが不安定になりやすいと厳しい」「お相手もある程度稼いでくれないと、将来子どもに与える選択肢に制限が出そうで不安」など結婚生活を見据えた条件も浮かび上がってきた。

こうして少しずつ、「どんな女性が好きか」ではなく、「Aさんがどんな相手なら安心して結婚生活を築けるのか」が言語化され、共通理解として落とし込まれていった。

自分の「スペック」と「性格」から考える、現実的なお相手像

ここからは、Aさんが求める条件をそのまま並べるのではなく、「その条件は、Aさんが望む結婚生活に本当に必要なのか」「実際にどんな相手なら、安心して結婚生活を築けるのか」を考えていく。

婚活では、理想を持つことも大切だが、同時に「相手から選ばれること」も必要だ。
そこで小川は、Aさんの性格やスペックを踏まえながら、条件の現実的なラインを1つずつ探っていった。

まずは、Aさんが挙げていた「メンタルが不安定な女性は苦手」という条件から。

小川:どこまでの安定感を求めるかにもよると思うんです。例えば生理前のような、周期的に不安定になるくらいならどうですか? 私も夫にわがままを言ってしまうこともあるんですけど(笑)。

Aさん:確かに周期がわかっているのならば許容範囲かもしれません。今までの彼女も、今考えるとそうだったのかも……。

小川:Aさんは「お相手に何かしてあげることを重視するタイプ(アガペ高め※3)」なので、一時的に不安定になるくらいの女性なら、むしろ支えてあげられるんじゃないかと思うんです。もちろん常に不安定な人では厳しいでしょうが。
※3 ナレソメ予備校独自の「ラブスタイル診断」による。

Aさんは思案しながらも、納得した顔を見せる。
「常に盤石なメンタルでないと厳しい」という条件が「常に不安定なのは難しいが、周期的なものなら受け入れられる」へと変わった。
ただ条件を削るのではなく、条件の「意味」を一緒に掘り下げることで、出会える相手の幅を広げていく。

次は、経済面について。お相手に、自分と同程度の年収500万円を希望しているAさん。
一方で、現在は実家暮らしで毎月10万円を家に入れており、結婚後も同程度の仕送りを続ける必要がある。

Aさん:自分が女性なら、こんな男性を選ばないと思うんです。

小川:確かに、毎月10万円程度を実家に入れないといけないのは、ネガティブ要素になりえます。でも、ここをAさんの優しさや誠実さとしてアピールすることもできると思うんです。

Aさん:優しさや誠実さ……そういうふうに自分を捉えたことがありませんでした。

小川:両親への恩返しとして仕送りをしていることをプラスに捉えてくれる女性はきっといますから、悲観的にならないで、「どう伝えればいいのか」で迷ったら私に相談してください。

自分では「マイナス」だと思っていた要素も、見方を変えれば「優しさ」や「誠実さ」という魅力になる。
こうして小川は、Aさんが求める条件だけでなく、Aさん自身の魅力がどう伝わるかまで含めて、お相手像とプロフィールを組み立てていった。

最終的に、お相手は「5歳年上まで」「年収・学歴は同程度」がいいというラインに整理された。
この条件に対して、小川はこうコメントしている。

小川:5歳年上の女性までOKというのは、実はアドバンテージなんです。男性にありがちなのは、「上は2歳程度しか許容できない」というパターン。男性の年齢にもよりますが、出会える幅はグッと狭くなってしまいます。
Aさんはお相手にも稼いでほしいことや、ご自分の仕送りをかなりマイナス要因だと感じていたようですが、そこまで厳しい印象は受けませんでした。きっとやっていくうちに、いいご縁に恵まれるのではと思います。

さらに「独り暮らし経験がない」点を「実家で積極的に家事を練習中、ごはんやみそ汁などの簡単な料理はできる」こととセットで伝えるなど、プロフィールをブラッシュアップしていく。

特に写真は、2人で画面共有しながら「年上のお姉さんに刺さりそうなもの」「客観的に見て爽やかなもの」を厳選していく。
Aさんにとってまさしく「年上のお姉さん」である小川が、真剣に吟味していく過程は、Aさんにとっても納得感があったようだ。

「スタンバイ面談」は単なる条件確認ではない。
Aさん自身が気づいていない魅力を見つけ、相性のよい相手像を考え、それが伝わるプロフィールへ落とし込む。

そこまでを一貫して行うために、

内面の分析=本当はどんな性格で、何を大切にしているのか。

相性の分析=その性格・内面を踏まえて、どんな相手なら安心して関係を築けるのか。

現実の処方箋=その相手と出会い、選ばれるために、条件やプロフィールをどう整えるのか。

これらの流れに沿って、何気ない質問の中にしっかりと意図を持って小川は探っていたのだ。

1人でぐるぐる考えるのではなく、プランナーと一緒に考え、検証しながら『Best Marriage』への道筋をつくっていける。これが、ナレソメ予備校で婚活する大きなメリットだ。

まとめ:スタンバイ面談はオーダーメイド

今回、取材に協力してくださったAさんに感想を伺った。

Aさん:小川さんは面談中、「一方で」という言葉をよく使われていました。物事を一面だけで捉えず、多角的な視点からアドバイスしてくれたことが印象的です
センシティブな話をしても過剰に反応せず、相手(私)に気を遣わせないフラットな姿勢に救われました。
また、ただ励ますだけでなく、本質的なアドバイスがあったおかげで、思考がクリアになりました。
「結婚したらものすごく良くなったり、ものすごく悪くなるわけでもないので、こんなもんなんだと思ってもらいたい」という言葉に、肩の力が抜けて気が楽になったんです。

物足りなかったことですか? 強いて言うなら、時間があっという間だったことです(笑)。今後も、もっといろんな視点からのアドバイスをもらいたいと思いました!

多角的な視点や、本質的なアドバイス。
どれも、ナレソメプランナーが大事にしていることそのもので、きちんとAさんにも実感してもらえた模様だ。

あるプランナーが、「僕たちは『文系の医者』のような仕事ですね」と語ったことがある。

これは、会員様の話をただ受け入れるだけではなく、

  • 会員様の言葉をまずは丁寧に聞く
  • その言葉の背景にある価値観や経験を考える
  • プロとして蓄積した知見をもとに、「本当はこうなのでは?」と仮説を立てる
  • 会員様との対話を通して、その仮説を一緒に確かめていく

という仕事のあり方を表した言葉だという。

深掘りした末に見えてくる性格、その背景にある価値観。
そして、結婚して幸せになるためには、どんな相手を求めればいいのか。
さらに、そのお相手像は現実的なのか。

こうした問いについて、何気ない会話から材料を集め、仮説を立て、会員様との対話や実際の婚活を通して検証しながら、『Best Marriage』をつかむ戦略を更新していく。

それが、ナレソメプランナーの仕事なのだ。

スタンバイ面談は、あくまでスタートダッシュの面談だ。
この先、LINEでの相談や次の面談で、さらに分析は深まっていく。
小川も「あくまで見立ては見立て」と話していた。

小川:あまりにご自分と乖離した条件の方を提示している方には、厳しいコメントをすることもあります。また、一旦やってみて、うまくいくかどうかを2人で見ていくことも。
ですが、まずはなにより会員様のお話を聞くこと。そして、会員様の見えていない「いい部分」「改善できる部分」を探していくことが大事です。

活動を通して多くの異性と出会うたびに、気持ちの変化や条件の変化が起こる。
そのつど、プランナーに共有して最新版の分析を一緒に行い、活動しながら自分自身と相手への理解をアップデートしていく。

自分でも気づかなかった自分と出会い、『Best Marriage』へ。
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ナレソメノート編集部

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ナレソメノート編集部は、専門知識や経験を活かして質の高い記事作成に取り組んでいます。「結婚生活を通じて人生のQOLを向上させる」をテーマに、
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