「結婚を前提に付き合う」という言葉を信じるな。男性の本音を解説します

この記事を執筆した人▶︎yuzuka
恋愛エッセイスト・脚本家として活動。元精神科看護師と夜職の経験あり。Xのフォロワーは14万人を超え、多くの女性から支持を受けている。著書は『埋まらないよ、そんな男じゃ。』他3冊。原作提供・脚本には『五反田ほいっぷ学園』『愛の炎罪』『今、晒してます』がある。ナレソメノートの編集長。
「結婚を前提に付き合ってほしい」
意中の彼からそんな言葉を告げられたら、胸が高鳴り、地に足が着かないような感覚に包まれるはずです。
脳内には、ピカピカの新居でエプロン姿の自分が夕飯を用意し、彼の帰りを待つ姿が浮かび、「ついに私も幸せになれるんだ」と夢見心地になるかもしれません。

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けれど――舞い上がるのは、まだ少し早い。
水を差すようで恐縮ですが、あなたがこの記事を開いたということは、うれしい気持ちと同時に「本当に大丈夫なのだろうか」と心の奥で不安を抱えているからではないでしょうか。
そこで本記事では、「結婚を前提に付き合う」という言葉の裏に潜むリスクや、注意しておくべきサイン、そしてあなたが確かな幸せをつかむために実践できるメソッドをまとめました。
果たして、その言葉を無条件に信じていいのか。
読み終わる頃には、あなたの胸の内にあるもやもやが整理され、前に進めるはずです。
結婚を前提とした交際とは?
「結婚を前提に付き合う」とは、一般的には「一時的な恋愛ではなく、将来を視野に入れて交際すること」を意味します。
ひと口に「付き合う」といっても、実はその言葉の重みは人によってさまざまです。
将来のことは考えず、ただ一緒にいて楽しい相手を求める人もいれば、生涯のパートナーを探すつもりで交際に臨む人もいます。
その前提で捉えれば、「結婚を前提に付き合う」とは文字通り、“結婚”という将来を意識して歩みを進めていく関係性。
単にお互いの好意だけで深く考えずに交際するのではなく、「結婚を視野に入れている」ということを双方が共有したうえでのスタンス。
いわば「この人と結婚したら……」を想定しながら過ごす“準備期間”とも捉えられます。
ただし、ここで忘れてはいけないのは、それがあくまでも「スタンス」に過ぎないという事実です。
例えば「婚約」のように、法的な拘束力を伴うものではありません。

重大な言葉に聞こえるが、あくまで「『結婚できたらいいね』とお互いに思っているよね」という口約束くらいの重みしか持たないぱん。
「結婚を前提に付き合いたい」と伝える男性の心理とは?
「結婚を前提に付き合いたい」と口にする男性の胸の内には、さまざまな心理が隠れているものです。
数ある「付き合う」という形の中で、彼があえて「結婚を前提に」と言葉を添えてきた意味。
そこには、真剣な思いが込められている場合もあれば、あなたを安心させるための飾り言葉にすぎない場合もあります。
次章では、そんな彼らの本音をひも解いていきましょう。
本気で結婚願望がある
まず考えられるのは、彼自身に強い結婚願望があるケースです。
男性の中にも、「次の恋愛を最後にしたい」「一時的な恋ではなく、将来を共にできる相手と付き合いたい」と強く望む人は少なくありません。

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そんな彼にとっては、ただ楽しく過ごすだけの交際は意味を持ちません。
自分と同じように結婚を意識している相手でなければ付き合う気はない……。
その強い意思があるからこそ、告白のときに「結婚を前提に」という言葉を添えるのです。
この場合のニュアンスは、「僕は結婚を真剣に考えている。だから、あなたも同じ気持ちで向き合ってくれる?」という、“確認”に近い形。
あなたの覚悟を問うための言葉といえるでしょう。
本気度をアピールしたい
次に多いのが、「本気度」を伝えたい場合です。
恋愛の中でも“結婚”は、たった1人の相手としか交わすことのできない唯一の契約。
だからこそ、「結婚を前提に」という言葉には、相手をどれほど特別に思っているかを示すニュアンスが込められるのです。
「今までの元カノとは違う。君は特別だ。だから僕の隣にいてほしい」
そんな思いを強調するために、あえて「結婚」を口にする男性。多いです。

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ただしこの場合、彼が必ずしも「今すぐ結婚したい」と思っているとは限りません。
むしろ、「結婚してもいいくらいに君を好きなんだ」というただの“本気のサイン”として使われるケースが多いと考えたほうがよいでしょう。
誠実さを伝えたい
次に考えられるのは、「誠実さを伝えたい」という思いが隠れているケースです。
結婚は、男性にとって「究極の束縛」と表現されることもあります。
だからこそ「結婚を前提に」という言葉には、「もう他の女性との遊びやチャンスはいらない。次に付き合う君と真剣に向き合い、本気で幸せにしたい」というニュアンスが込められることが多いのです。

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特に、一見チャラそうに見える男性からこの言葉を聞いたとき、女性は「遊んでそうなのに、意外と誠実なんだ」と感じやすいでしょう。
それを知ってか知らでか、「自分はたった1人と真剣に向き合える男なんだ」ということをアピールするために、「結婚を前提に」という言葉が添えられることはよくあります。

本来ならこの言葉が出ただけでは、本当に誠実かどうかなんてわからないぱんな。
とりあえずどうしてもヤリたい
最後に触れておきたいのは、“不純な動機”からこの言葉が使われるケースです。
ここまで見てきたように、「結婚を前提に」という言葉は、それだけで女性に安心感や好印象を与える強力なフレーズ。
チャラそうに見える男性も一気に誠実に映り、将来を真剣に考えてくれているように「聞こえてしまう」のです。

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しかし、第1章でもお伝えした通り、「結婚を前提に付き合う」という言葉自体には法的拘束力も保証もありません。ただの“言葉”でしかないのに、強い効力を持ってしまうのです。
だからこそ、この言葉を悪用して「どうしても体の関係を持ちたい」という欲求を満たすためだけに使う人も、残念ながら存在します。
実際、「結婚を前提に」と付き合い始め、数回のデートや数か月の関係を経て、体の関係を持った途端に「価値観が合わない」とあっさり別れを告げられるケースは後を絶ちません。
「結婚を前提に」という言葉に、あまりにも深い意味を重ねすぎると、コロッとだまされてしまう危険もあるのです。
「結婚を前提に付き合いたい」と言われたとき、やってはいけないこと
彼から「結婚を前提に付き合いたい」と告げられたら、舞い上がってしまうのは自然なこと。
ただし、その言葉だけを過信して深く考えずに行動してしまうと、後から大きな後悔を招くこともあります。

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ここでは、「結婚を前提に」と言われたときにやってはいけないNG行動を整理してお伝えします。
ノリと勢いでOKする
まず注意してほしいのは、“ノリと勢い”だけで交際の申し込みを受けてしまうことです。
「結婚を前提に」という言葉には強い効力があり、そこまで好きではない相手でも「そこまで言うなら……」と押しに負けて付き合ってしまったり、明らかに怪しい部分があるのに舞い上がって無視したりしてしまう危険があります。
もし相手が本気であなたとの結婚を考えていた場合、軽い気持ちでOKした後に「やっぱりやめた」となれば、普通の交際よりも深く相手を傷つけ、最悪トラブルに発展しかねません。
逆に、あなたが本気で信じて大切な時間を注いだのに、数か月で「価値観が合わない」とあっさり別れを告げられるケースもあります。そのときには適齢期を逃してしまっている、ということもあり得るのです。
大切なのは、相手が本当にあなたとの結婚を望んでいるのか、そしてあなた自身にその気持ちに応える覚悟があるのかをしっかり見極めること。
仮に結婚に進むとして、その相手が人生を共にするパートナーとしてふさわしいのかどうか。
後悔しないためには、冷静に時間をかけて考える必要があります。
結婚までの期限を決めない
次に絶対に避けてほしいのは、“結婚までの期限を決めずに”交際に踏み込んでしまうことです。
もしあなた自身に結婚願望があるのなら、「結婚を前提に」という言葉をそのまま信じて、期限も設けずに交際を続けるのは大きなリスクになりえます。
彼が「結婚を前提に」と言ったとしても、具体的な日程や目標が決まっていなければ、その熱量は「そのうち」「時が来たら」程度でしかないかもしれません。
それでは通常の交際とほとんど変わらず、結婚を約束された関係とは言えないのです。
実際、自由恋愛でのコミュニティ恋愛では、出会いから入籍までに5年以上かかった人が約45%というデータもあります。
「結婚を前提に」と口にしながらも期限を決めていなければ、ゴールがどこになるかは全く見えません。
むしろ恋愛初期の熱が冷めていき、気づけば8年近く付き合った末に「もう今さら結婚してもしなくても同じじゃない?」と相手に言われるケースも珍しくないのです。
「結婚前提なのはわかった。じゃあ、いつ?」というところまで話を詰められないのであれば、その言葉を鵜呑みにして関係を進めるのはやめておいたほうがいいでしょう。
とりあえず同棲をする
「結婚が前提だから、相性を確かめるために同棲をする」。実はこれが、もっとも避けてほしいパターンです。
ナレソメ予備校で学年主任を務める恋愛心理学者・山崎によれば、「相性判断のための同棲には全く意味がない」とのこと。
同棲を始めてしまうと、その先に待っているのは2択です。
少し違和感を覚えながらも「ここまできたから」と入籍してしまうか、あるいは入籍しないままダラダラと同棲生活を続け、まるでシェアハウスのルームメイトのような関係になってしまうか。
結婚に進むための相性判断のつもりが、実際には割いたコストによって後戻りできなくなる地獄状態に陥ってしまう……。これが同棲の罠なのです。

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さらに同棲では、家事や生活費の分担が自然と発生しますが、特に家事負担の多くはいまだに女性に偏りがちです。
一方で男性にとっては、婚約や結婚に伴う責任や拘束を負わずに「結婚のメリット」だけを享受できてしまいます。
こうした状況で恋愛初期のドキドキや独占欲が薄れていけば、「今さら結婚する必要なんてなくない?」という考えに至るのは、ある意味当然のことです。
同棲をするなら、必ず入籍日を決めてから。
それができないのであれば、「結婚を前提にした交際」を理由に同棲を始めるのはやめましょう。

おまけに「同棲経験は離婚リスクを3.658倍に高める」って研究(※)があるって、山崎が言ってたぱん。ホントにいいことないぱんよ。
※出典:永井暁子(2021).「 親の離婚が子どもの家族形成に与える影響」
「結婚を前提に付き合いたい」という言葉を鵜呑みにしない方がいい理由
ここまで見てきたように、「結婚を前提に付き合いたい」という言葉の裏には、真剣な意思から不純な動機まで、さまざまな心理が潜んでいます。
一見、特別で心強いフレーズに思えますが、あくまで口約束でしかないという危険な側面があり、そのうえその効力はあまりにも大きく、時に冷静な判断を狂わせてしまう危うさもあります
この章では、なぜ、この言葉を鵜呑みにすべきではないのか、改めてその理由を整理して解説していきます。
ただの口約束で、法的拘束力がない
まずは繰り返しになりますが、大前提として理解しておかなければならないのは、「結婚を前提に付き合う」という言葉は、あくまで2人の間で交わされた“口約束”にすぎないという点です。
婚約のように法律で守られる契約ではなく、そこに法的な拘束力は一切ありません。
だからこそ鵜呑みにしてしまうと、大きな痛手を負う可能性があるのです。
「結婚を前提に付き合う」と言われても、それだけで結婚が保証されるわけではありません。
交際の中で気持ちが冷めてしまえば、相手は簡単に手を引くことができますし、そのことを責めることもできません。
言葉だけを見れば「婚約」に近い響きがありますが、実際のところはただの「交際」と何ら変わらないのです。
実際、SNSでも「結婚しようと言われたのに突然別れを告げられ、気づけば他の女性と結婚していた」といった体験談がバズることがありますよね。
そうした現実を踏まえれば、この言葉を聞いたときに「結婚が約束された」と安心してしまうのは危険です。あくまで彼の気持ちを示す1つのスタンスにすぎない――そのくらいの冷静さを持って受け止めることが大切なのです。
そもそも「うそ」であるケースも多い
この言葉の本当の恐ろしさは、「そもそもうそとして使う人が少なくない」という点にあります。
繰り返しになりますが、「結婚を前提に」というフレーズは、女性の心を強くつかんで信用させる効力を持ちながらも、法的な責任や拘束力は一切ありません。
この“強さと無責任さ”の組み合わせこそが、悪用されやすい大きな理由なのです。
実際には結婚の意思など全くなく、ただ体の関係を持ちたい、あるいはお金やなにかしらのメリットを引き出したい……。
そんな不純な動機のために、この言葉を利用するケースは後を絶ちません。
特に、出会って間もないとか、もっと言えば会ったことすらないのに「結婚を前提に」と告げてくる場合には、最悪ロマンス詐欺の可能性すら考えられるのです。

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だからこそ、耳にした瞬間に舞い上がるのではなく、言葉よりも行動を冷静に見極めることが何より大切です。
SNS型ロマンス詐欺 | 最新の詐欺 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ
その場の温度だけで、後から冷めてしまうケースがある
次に注意すべきなのは、「本当がうそになる」ケースです。
付き合う前に「結婚したい」と思ったのは本心だった。これまででいちばんフィットしていて、誠実に向き合える特別な相手だからこそ、勢いに背中を押されて「結婚を前提に」と告げた――そこまではあながちうそではないことがほとんどでしょう。
けれど、時間の経過とともに気持ちが穏やかになり、最初の熱い「結婚したい」という思いは徐々に薄れていくことが多いのもまた事実。
結果、当初は本気だった言葉が、いつしか「なあなあ」になり、気づけばそのままフェードアウトしてしまう……そんなケースは珍しくありません。
特に女性は「恋愛の延長線上に結婚がある」と信じやすく、長く付き合えば愛情が深まり、自然と結婚に近づくはずだと思い込んでしまいがちです。
しかし男性側は逆に、時間がたつほど情熱を失い、「冷めてしまったから、そろそろ結婚相手を探そう」と別れを切り出すこともあります。
ちなみに私自身、歴代の彼氏はほとんどこのパターンでした。
勢いで「結婚したい」と口にする彼らの言葉は、当時は決してうそではなかったはずです。
それでも期限を決めずに一緒にいるうちに、だんだん熱が冷め、「いまさら結婚する必要もないか」と思われてしまう。
そのとき彼らを責められるかといえば、難しいのです。
本当に「結婚」が前提? チェックリスト
「結婚を前提に付き合いたい」という言葉を信じていいのかどうか――迷ったときは、相手の言葉ではなく“行動”に注目するのが一番です。
以下のチェックリストに照らし合わせてみて、彼の本気度を冷静に判断してみましょう。
彼の「結婚したい」本気度チェック
期限や計画が具体的に示されているか
「そのうち」「いずれ」ではなく、1年以内など、明確なタイムラインを口にしているか。あなたがその質問を投げかけたとき、ごまかさずにうれしそうに向き合うか。本当に結婚したいのであれば、「期限を決めて計画を立てよう」という提案はむしろうれしいはず。
両親や友人に紹介する意思を持っているか
本当に結婚を考えているなら、あなたを自分の社会的な繋がりに紹介しようとするはず。2人の関係だけに留めようとするなら、それは“口だけ”の可能性が高い。
お金や将来設計の話ができるか
結婚生活には現実的な収入・支出・ライフプランが欠かせない。
「プライベートな問題だから」とそこから逃げずに話せるかどうか。男性は、本気になった女にはマジでなんでもさらけ出す。
日常的に誠実な行動を取っているか
「結婚を前提に」と言う割に連絡がルーズ、デートの約束を簡単に破るなど、普段の行動に矛盾はないか。
体の関係を急いで求めてこないか
関係の進展よりもまず体を求めてくるなら、それは結婚ではなく“都合の良さ”を優先している可能性大。

このチェックリストのうち1つでも「NO」があるなら、相手はまず本気じゃない。付き合うのはやめておくぱん。このチェックリストは高度なものじゃない。本当にちみを生涯のパートナーとして選ぶつもりなら、最低限クリアする内容だぱんよ。
「結婚を前提に付き合う」か悩んだときに考えたいポイント
さて、チェックリストを終えて「彼は本気で結婚を考えていそうだ」と感じられたなら、ここで今一度、自分に問いかけてください――本当にその彼が“あなたの結婚相手”でいいのか。
「そこまで思ってくれるなら誰でも……」と受け入れるのではなく、彼が“あなたにふさわしい伴侶”かどうかを、特にこれから挙げる2つのポイントに照らしてもう一度見つめ直してみましょう。

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相手は本当に「結婚向き」な相手?
まず考えてほしいのは、彼が「結婚相手」として本当にふさわしいかどうか、という点です。
女性は特に「結婚相手=今までの恋愛の集大成」と考えがちで、元カレと比べてドキドキするか、優しいか、かっこいいか、リードしてくれるかといった恋愛要素で判断してしまうことがあります。
でも、「今まででいちばんイケメンだからこの人!」と飛びついて失敗する人を、何人も見てきました。
ここではっきり伝えておきたいのは、「恋愛」と「結婚」は全くの別物だということです。
本気で「結婚を前提に」と付き合うのであれば、これまでの恋愛と同じ基準で相手をジャッジするのは危険です。
結婚生活は、一時的に楽しいデートの繰り返しではありません。
お互いの恥ずかしい部分、ずるい部分、いい加減な部分や嫌な部分まで全部さらけ出しながら「家族としての日常」を送っていく営みです。
そう考えると、容姿やドキドキ感といった恋愛で高得点をつけてきたポイントは、実は結婚相手選びでは二の次だとわかるはず。
私がよく伝えているのは、結婚相手は唯一「自分で選べる家族」だという視点を持ってほしい、ということです。
あなたが選ぶのは彼氏ではなく“家族”。将来子どもを授かるとしたら、その子の“父親”を選ぶことにも繋がるのです。
そう考えていくと……見るべきポイントが変わってきますよね。
もしまだピンとこない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
将来の家庭像は一致している?
もう1つ考えてほしいのは、「理想の家庭像」が一致しているかどうかです。
本気で「結婚を前提に」と考えるのであれば、必ずすり合わせておくべき重要なテーマなのに、意外と自由恋愛ではここがあいまいなまま結婚に踏み切り、最悪の場合は離婚に繋がるケースも少なくありません。
「私たちが結婚したら、きっと楽しいね」と笑い合っていても、そのとき2人の頭の中に浮かべている“結婚生活”が一致しているかどうかは別問題です。
例えば
- 子どもは欲しいのか、欲しくないのか。
- 欲しいならいつ頃? できなかった場合、不妊治療までするのか。
- 仕事と家庭のバランスはどうするのか。お互いキャリアを続けたいのか、それとも片方は専業主婦(夫)になるのか。
- 共働きの場合、家事や育児の分担はどうするのか。
かつて「結婚したら女性は家庭に入り、夫は外で働く」というのが当たり前とされた時代はすでに終わりました。
実際、夫婦共働き世帯の割合は1985年以降増加を続け、2020年には約69.4%と7割に迫っています(※)。
※出典:総務省統計局「国勢調査で見えてくる!意外に知らない日本のリアル」
今や夫婦の在り方は本当に多種多様だからこそ、理想像のすり合わせを怠ると「そんなはずじゃなかった」とどちらかが我慢や諦めを強いられる結果になりかねないのです。

実際にナレソメ予備校にくるバツイチの男女も、離婚理由に「子どもに対する価値観で折り合いがつかなかった」をあげる方は非常に多いぱんよ。
本当に「結婚」を考える人に、結婚相談所をおすすめする理由
ここまで読み進めてくださった方はもうお気づきだと思います。
「結婚を前提に付き合う」という言葉は、甘美で心を揺さぶる一方で、法的拘束力も保証もない、時に危ういフレーズでした。
だからこそ私たちは、相手の言葉ではなく行動を見極め、自分の結婚観や理想の家庭像をきちんとすり合わせる必要があるのです。
さて、この記事を読み進める中で、彼の言葉に真実味を感じられたならいいですが、きっとそうではなかった人もいるのではないでしょうか。
そしてそんなあなたは疑心暗鬼になりながら、こう思いませんでしたか?
「そこまで疑わなきゃいけないの? 面倒くさい! じゃあ私は何を信じればいいの?」
最後の章では、そんな悩みを抱えつつも「本気で結婚をしたい」と願うあなたにこそ、私が「結婚相談所」を強くおすすめしたいと思う理由を説明します。
「確実に」今すぐ結婚したい人が集まっている
結婚相談所に登録している人の最大の特徴は、最初から「結婚したい」という明確な意思を持っていることです。
恋愛アプリや職場での出会いのように、「とりあえず付き合ってみよう」「気が合えば考える」という温度感の人はほとんどいません。
なぜなら結婚相談所は、入会時に独身証明書や年収証明、学歴証明といった公的な書類を提出する必要があり、手間もお金もかけて「結婚を前提にした活動」をする場だからです。
そこまでして入会している時点で、「結婚をする意思」が確実にある人しか残りません。
これは当たり前でありながら、大きなメリットではないでしょうか。
「結婚を前提に」とは言っているものの、彼に本当に結婚願望があるのか、いつ結婚する気があるのか……。
そういったことを一切疑わずに、相手の人柄にだけフォーカスできるわけです。
それでいて、結婚相談所では「婚前交渉」が禁止されています。
つまり「結婚を前提に」ワードを最も悪用する、体目的の男性はしっかり弾かれているのです。
だからこそ、相手の「本気度」を疑う必要がない。時間を無駄にせず、同じ目的を持った人とだけ出会える。それが結婚相談所の大きな強みです。
スムーズにすり合わせができる
もう1つ、「結婚相談所」を利用する大きなメリットが、スムーズに条件や価値観のすり合わせができるという点です。
自由恋愛では、交際を重ねていくうちに少しずつお互いの結婚観を探り合うことになります。

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しかしその過程で、「子どもは欲しい・欲しくない」「共働きか専業か」「家事分担はどうするか」といった人生の根幹に関わるテーマを後回しにしてしまい、気づいたときには価値観のズレが大きな壁になることも少なくありません。
一方、結婚相談所では最初から「結婚を前提」とした出会いであるため、プロフィールや初対面のお見合いの段階で年収・職業・住まいといった条件だけでなく、結婚観や家庭像についてもある程度すり合わせができます。
聞きづらいところも仲人のサポートがあるため、恋愛任せにすると曖昧になりがちな部分を、早い段階でスムーズにすり合わせることができるのです。
結果として、「結婚できるかどうかわからない人」と時間を浪費するリスクを避け、効率よく将来像を共有できるのが、結婚相談所の大きな魅力といえるでしょう。

「そもそも自分がどんな相手と合うかがわからない」という人のために、ナレソメ予備校では自己理解プロジェクトを用意しているぱん。人生の棚卸しをするところから仲人がサポート。ちみがどういう人間で、どういう結婚生活を望んでいて、そのためにはどういう人と一緒にいるべきなのか。丸裸にするぱんよ。
1年以内に結婚が目指せる
最後に、「1年以内の結婚」を目指せるという点も、おすすめできる理由です。
自由恋愛では、「結婚を前提に」と言いつつ、出会いから交際、同棲、そしてプロポーズに至るまでの期間が不透明で、何年も付き合った末に「結局結婚には至らなかった」というケースも珍しくありません。特に30代以降の女性にとっては、この“時間の浪費”こそが最大のリスクです。
その点、結婚相談所は最初から「結婚」を目的に活動する場。
プロフィール段階で条件や価値観がある程度すり合わせられ、さらに仲人のサポートを受けながら交際が進むため、スピード感が全く違います。
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短期間で効率よくパートナーを探すことが可能です。
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ナレソメ予備校は成婚までの期間も短い上に、成婚率82.1%(2025年1月〜7月実績)、成婚数で1日4人以上(2025年2月〜7月実績の平均値)が結ばれるという、とんでもない高水準をたたきだしているぱん。
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「結婚を前提に付き合ってほしい」
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