【実録!ハイスペ婚の掟#1】100名以上とお見合いし「年収1000万円のイケメン」と成婚したミドサー女性の戦略
結婚したい。
もちろん、相手は誰でもいいわけじゃない。
優しくて、常識があって、子ども好き。
……できれば好みの顔のイケメンで、稼ぎもいい人。
ぶっちゃけ、そんなハイスペックな男性と結婚したい。
――婚活中、こう考えたことがない女性なんて、いるだろうか。
「自分の理想の男性と結婚したい」
その望みはごく当たり前の感情で、なんら悪いことではない。
ただし問題が1つ。
そんな「理想的な男性」は、ものすごく競争率が高いという現実だ。
それでも、世の中には「理想の夫」を射止めた女性たちが実際にいる。
彼女たちはどんな背景を持ち、どんな行動を重ね、どうやって“最終的に選ばれる側”になっていったのか。

この連載では、結婚相談所ナレソメ予備校の卒業生の中でも、超絶人気のハイスペ男性を射止めた女性たちに、根掘り葉掘り婚活の話を聞いていく。
彼女たちの婚活ストーリーにはきっと、「ハイスペと結婚したい!」と願うあなたの役に立つヒントがぎゅっと詰まっているはずだ。
高望みは悪じゃない。むしろ、“高望みの相手に近づいて、釣り合うための努力”こそ、婚活の真骨頂ぱん!
【CASE.1】100人超と会って見つけた“イケメン×高収入×優しさ全部盛り”の理想の夫。ミドサー女性の粘り勝ち婚活

※本人提供写真
ご夫婦のプロフィール
奥様のプロフィール
活動時の年齢:34〜35歳
職業:事務職
年収:300〜400万円
似ている芸能人:矢口真里
旦那様のプロフィール
活動時の年齢:38歳
年収:900〜1000万円
職業:技術職
似ている芸能人:思い当たらないが、顔の系統は「はっきりした顔立ちのイケメン」
条件よりも“見た目で刺さる人”に自分から申し込んでいった
――婚活中、お相手男性に求める「条件」は何でしたか?
突き抜けてハイスペックな方を求めていたわけではありませんでした。
検索条件にしていたのは、年収500万円以上で、年齢は40歳くらいまで。
ですが、そうした条件よりも「見た目の雰囲気」や「写真の印象」を最も重視していたかもしれません。
正直なところ「この人、いいかも」と思える見た目の方があまりいなくて、「ちょっと違うな……」という印象の方が多かったですね。
だからこそ、数少ない“良い印象”を持てた方にどんどん申し込んでいった感じです。
夫は、100人以上会った男性の中でも、「かっこいい!」と素直に思えた数少ない人なんです。ですから、いちばん大事な条件は、「私に刺さるイケメン」かどうか(笑)。
もう1つ挙げるなら、「お会計のスマートさ」でしょうか。
私はデートで割り勘にされるのがすごく苦手なんです。カフェですら1円単位まできっちり割り勘するような方とは続きませんでした。
――婚活を頑張って、たくさんの方とお見合いされたんですね
はい。1年以上粘りましたね。
実はナレソメ予備校に入る前にも、別の相談所で半年ほど活動していたので、お見合いでお会いしたのは100人以上、真剣交際も3回経験しました。
――会いたいと思えるイケメンに申し込んで、実際どれくらいお見合いを組めましたか?
体感ですが、10%にも届いていなかったと思います。
ですが、お断りされても、特に落ち込まなかったんです。
お申し込みの結果もあまり見ていなくて、OKしてくださった方のプロフィールだけ、きちんと丁寧に読み込んでいくようにしていました。
それを1年間コツコツ続けて、活動をやめなかったのは、自分でも本当に頑張ったなと思います。
ちなみに、夫にも私からお申し込みしました!
――割り勘が嫌だという話について、もう少し詳しく聞かせてください
小さい額でも割り勘にされたときは、婚活初期には割とすぐ交際終了にしていました。
例えば、もし私が将来出産することになったとき「出産費用は割り勘で」と言ってきたら、さすがに嫌だなあと思ったからです。
女性は体に負担がかかるし、働けなくなるかもしれない。そういうときに頼りがいがない方との結婚生活は、考えられなくて……。
ですが、活動が長くなるにつれて「これじゃダメなのかな」と思って、しばらく割り勘派の人とも会ってみたんです。……けれど、結局、好きにはなれませんでした。
しかも、他の男性の中には、スマートにごちそうしてくれる方もいる。
そういう方と比べてしまうと、割り勘だと「この人にとって私の優先度は低いのかな」と感じてしまって。
夫は、話していて楽しいのはもちろんですが、顔が好みな上にさらっとデート代を出してくれる人でしたね。
「与えたら返してくれる」バランスの取れた関係が決め手
――「仮交際に進みたい!」と思った際の、お見合いでのテクニックなどはありますか?
特殊なテクニックは、特にないです。強いて言えば、自分から積極的に話をたくさん振るようにしていました。
あとは、笑顔を心がけたり、身だしなみも「自分史上最高にしていこう! 」と意識したりはしていました。
私は肌がきれいな人が好きで、夫も割と美肌なほう。だから、スキンケアは自分も頑張りました。
――真剣交際に3回入られたということですが、その中で旦那様を選ばれた理由はありますか?
まず話していて楽しかったことと、お顔やお支払いのスマートさが良かったことと……なにより、すごく優しいところが好印象でした。
例えば、デートのお店選びは私が積極的に「ここに行きましょう!」と提案することが多かったのですが、彼は「なら僕が予約しておくよ」と率先して言ってくれるんです。
私はなるべく交際中の方には積極的に接するようにしていたのですが、私が頑張る分、受け身になってしまう男性も多かったんです。
けれど、夫は私が頑張るのと同じ熱量で応えてくれたので、そこも好きになりました。
――いつ旦那様と「真剣交際に行きたい」と思いましたか?
実は、1回目のデートのときから思っていました。見た目も好みだし、一緒に話していても本当に楽しかったんです。
コース料理しかないお店だったのですが、とてもスマートにごちそうしてくれて。
食事の後「もうちょっと一緒にいたい」と伝えたら「いいですよ!」と笑顔で快諾してくれました。
そのままお茶をしていても話が尽きなくて楽しくて、「この人ともっと一緒にいたい」と素直に感じました。
下手に出ない。“対等に話せる女性”を目指した
――この人を落としたい! と思ったときの戦略や気をつけていたことはありますか?
今まで、「いいな」って思った人には、結構フラれてしまっていたんです。
「なんでだろう? 」と自分なりに分析した結果、自分が下手に出すぎていたのがよくなかったのかもと気づきました。
それからは、いくら好きでも自分を卑下せず、“対等な関係”で話すように気をつけましたね。
あとは、ナレソメの動画でもよく言われている“予定ブロック”を実践していました。
私からどんどんデートの提案をして、彼の予定を2週間先まで埋めていき、ライバルとの接点を作りにくくして。
そして、1回目のデートから、自分の気持ちを素直に伝えました。
後悔しないように、惜しまずに、「フラれてもいいから伝えよう! 」と思い切りましたね。
それと……私はもともと、メンヘラ気質なんです。
でも、婚活中は絶対にそういった面を見せないように、不安な気持ちもぐっと耐えて、余裕ぶって笑顔で活動してました。
――積極的になれない、気持ちを伝えられないと悩む婚活女性は多いと思いますが……。
私も最初はそうだったので、気持ちはすごくわかります。
実は、夫と交際していたのは「もう婚活をやめよう」と思っていた時期だったんです。
だからこそ、「最後くらいは悔いが残らないように思い切りやろう。自分の気持ちを伝えよう」と思って、実際に行動できました。
結果的に、それが良かったんだと思います。
――旦那様と交際されていたとき、「これはいける!」と手応えはありましたか?
全くなかったですね(笑)。毎回、「このデートでフラれるかも……」とヒヤヒヤしていました。
ライバルには20代の若い女性もいるでしょうし、「絶対そっちのほうが強いな」って思っていて。
しかも、彼、返信が遅いんです。電話もいつも私からの提案で(笑)。
「真剣交際に行きたいな」と思いつつ、「ダメかもな」と弱気になることも多かったですね。
それでも真剣交際の告白は男性からしてほしいと言う気持ちがあったので、その辺りのタイミングや距離感の調整にはすごく気を遣いました。
“好意は見える化”。IBJ好感度パラメーターは常に100%
――具体的にどんなアクションを?
IBJアプリ上の、お相手への好感度パラメーターを常に100%にしていました(笑)。
そして、私の担当プランナー(仲人)さんにも「いつでも真剣交際OKです」と伝えていました。
すると、3回目のデートの前に、お相手の仲人さんから「今日、『真剣交際に進もう』と言ってくださいますよ」と連絡が来て。
あのときはとてもうれしかったですし、好意を伝えておいて良かったなと心から思いました。
後で夫に聞いてみたら、私以外の女性とは1回会ってすぐに交際終了にしていたそうなんです。当時は全然、そんな雰囲気はなかったんですけどね(笑)。
お互いに、ずっと一緒にいても苦じゃないというのがいちばん良かったポイントかなと思っています。
――頼りがいがありそう、経済的に支えてくれそうな男性と結婚したい女性は、交際中にどんなところに注目したら良いと思いますか?
難しいですね……。
私の夫のエピソードで言うと、私が与えたものに乗っかり続けないというか、ちゃんと返してくれる人がいいかなと思います。
むしろ、きちんと気持ちをくみ取って、倍にして返してくれるような、そういう気遣いができる人がいいのでは。
デートの中でも、こちらがプランの提案をしたら、お返しに予約をしてくれるかとか、そんな気遣いから、「支える力」があるかどうかを見極められるかなと思います。
――逆に、こういう男性は危ないかもという特徴はありますか?
少額でも割り勘してくる、予約もお店選びもデートプランも全部丸投げしてくる、連絡もない……こういう方はやめておいたほうが賢明だと思いますね。
婚活中も、終始受け身で消極的な男性は割といました。
少し具体的な例になってしまうのですが……、婚活中、年収1300万円の男性とお見合いしたことがあるんです。
そこで「どういう家庭にしたいですか?」とお伺いしたら、「生活費は少し多めに出すから、あとはお互い自由にお金を使いたい」と答えられて……。
私のプロフィールも見ていて年収も知っているだろうに、結婚生活を具体的に考えていないんだろうなと感じました。
それに、結婚したいと思った理由も、「病気になったときに1人じゃヤバいから」と話していて。
人生を共にするパートナーというよりも、“自分の面倒を無料で見てくれる人”を探しているようで、なおさらキツいなとお断りしました。
このような方は、条件がよく見えても、避けたほうがいいと思います。
――20代の女性やバリキャリ女性もライバルになる中で、どのようなことを意識していましたか?
むしろ、勝とうなんて思っていませんでしたね。正直、「勝てるわけがない」という気持ちでした。
私は私でしかないですし、年収も低いし、田舎出身だし……。
ただ、そんな中でも、相手に楽しんでもらおう、明るくいようと意識はしていました。せっかく交際できたなら、楽しい時間を過ごしてほしいじゃないですか。
――1年ほど婚活を頑張られた中で、落ち込むことはなかったのでしょうか。
ありました。「もう誰のことも好きになれないかも」とか、「自分が好きな人には好かれないのかも」とか……。
1回目の真剣交際ブレイクも、2回目の真剣交際ブレイクもつらかったです。
特に、2回目の真剣交際のお相手は、本当に性格がいい人だったんですね。
でも、どうしても異性としては見ることができなかった。
結局それも理由の1つになって向こうからお断りされ、真剣交際終了となって……。
とてもいい人だっただけに、「顔がタイプじゃないなんて言っているうちは、私は結婚できないのかもしれない」と落ち込みました。
婚活中に落ち込んでも「止めない」ことで結果をつかんだ
――どうやって立ち直りましたか?
「喝を入れて一念発起! 」みたいなことはできなかったんですが、落ち込んだままでも申し込みは止めないようにしていました。
休会はせず、ちょっとだけスピードを緩めたときもありましたが、その間も(恋愛心理学者の)山崎先生の動画を見るなどして、婚活自体は続けたんです。
それで、最後のほうにちょっと“やけ”になって(笑)、夫にかなり積極的にグイグイいきましたね。
――理想の相手と結婚できた決め手は何だったと思いますか?
積極的だったことと、あきらめなかったことです。
女性は受身な人が多い分、積極的なだけで有利になれます。
自分からお申し込みして、デートでもたくさん提案するようにして、好意を明確に伝えたほうが、他の女性の先を行けると思います。
そしてなにより、あきらめないことが大事。
よくナレソメでは「妥協じゃなく妥当」と言いますが、実際にお見合いで会えている方は「高望み」じゃないと思うんです。
会えた方の中で、自分の条件や好みを妥協しなかったことは結構大きいんじゃないかな。
会えてもいない「年収3000万円の方と結婚したい!」と言っているわけではないので、会えている時点で可能性はあると思います。
自分が会えている人の中であきらめず、安易に妥協しなかったことで夫と出会えたと思っています。
――最後に、婚活を頑張る女性にメッセージをお願いします
私はナレソメの中でも年収が低いほうですし、適当に生きてきたし、美人でもないですし……それでも、とても優しくてすてきな方と結婚できました。
時間がかかってもあきらめず、腐らず、笑顔で頑張ってほしいです!
“運命の人を待つ”んじゃなくて、“自分で動いて見つけてつかむ”もの。まさに努力と粘り勝ちの戦略ぱんね。
たとえ落ち込むことがあっても、行動はやめない。落ち込んだままでも、お見合いの申し込みは継続する。これが、いちばん大事なマインドかもしれないぱん。
立ち止まってしまったら、新しいなにかは生まれないって心に刻んで、ちみにも理想の結婚をつかみ取るために進んでいってほしいぱん。
あとは、やっぱり「好き」を伝えることも大事。これだけで、大きな武器になるんだぱん。他の仮交際さんや、お見合い予定さんなどのライバルが数多いる婚活では、一層「使える」武器だから、勇気を出して心をオープンにするぱん!

ナレソメノート編集部
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