男性が喜ぶ5つの甘え方。恋愛心理学者が教える「頼る・伝える」のコツ
「彼を頼ってみたい。でも、迷惑だと思われたらどうしよう」
「甘えるってどうすればいいかわからない。甘えるのが上手な女性がうらやましい」
大人になると、人に甘えることをためらう人も多い。特に恋人や気になる男性の前では、「わがままだと思われないかな」「負担をかけないかな」と不安になり、すなおに頼れないこともあるだろう。
一方、男性のなかには、好きな女性から頼られたり甘えられたりすることをうれしく感じ、「もっと力になりたい」と考える人も多い。
本記事では、男性が喜ぶ5つの甘え方と、相手に気持ちを伝える際のポイントを、結婚相談所ナレソメ予備校の恋愛心理学者・山崎が解説する。「甘えるのが苦手」「彼にもっと喜んでもらうには、どうすればよいのかわからない」という人にとって、関わり方を考えるヒントになるはずだ。
山崎敬太 筑波大学心理学類卒。日本パーソナリティ心理学会所属。研究テーマは「遠距離恋愛の関係継続」。在学中から恋愛心理学を探究し、自己肯定感や関係維持の心理を研究。 延べ1,000名以上のカウンセリングを行い、“恋愛と結婚のリアル”を科学的かつ温かく伝える。2025年にはルクア大阪(JR西日本SC開発(株)協力)で恋愛ワークショップを開催するなど、理論と実践をつなぐ恋愛心理学者。
男性が喜ぶ「甘え」の共通点は、役に立てたと感じられること
甘えることは、なにかをお願いしたり、身体を寄せたりすることだけではありません。自分の希望や、うれしいと感じたことを言葉にするのも、甘えの1つです。
私が注目してほしいのは、甘えられた男性が「自分の行動によって、相手の役に立てた」と感じられるかどうかです。
例えば、
- お願いされたことをしたときに「助かった、ありがとう」と言ってもらう
- 悩みを聞いた後に「話せてよかった」と伝えてもらう
- 一緒に出かけた相手が楽しそうにしている
こうした反応があると、自分の行動が相手の喜びや安心につながったことがわかります。
このように、他者の役に立ち、認められていると感じる感覚は、「自己有用感」と呼ばれます。これは男性だけが持つものではありませんが、男性にとっても、好きな女性の力になれたという実感は、「この関係のなかで自分の存在に意味がある」と感じるきっかけになります。
もちろん、どのような甘え方をうれしいと感じるかや、どこまで応じられるかは人それぞれです。
相手の状況にも配慮しながら、自分が何を望んでいるのかをわかりやすく伝え、応えてもらったら喜びや感謝を言葉で返しましょう。そうすることで、相手にも「何をすれば喜んでもらえるか」が伝わりやすくなります。
では、具体的にどんな言葉や行動で甘えればよいのでしょうか。続いて、5つの方法を見ていきましょう。
男性が喜ぶ5つの甘え方
1. 具体的にお願いし、応えてもらったら感謝を伝える
1つ目は、してほしいことを具体的にお願いすることです。
「ちょっと手伝って」だけだと、相手は何をすればよいか迷うかもしれません。
例えば、
- 「週末、この棚を組み立てるのを手伝ってもらえる?」
- 「帰りに牛乳を買ってきてくれるとうれしい」
と伝えてみてください。何をしてほしいのかが明確になると、相手も行動しやすくなります。
そして、お願いに応えてもらったら「助かった、ありがとう」と感謝を伝えましょう。
何をしてもらい、どのように助かったのかまで言葉にすると、相手も自分の行動が役に立ったと実感できます。
私自身、妻から「あなたは好きなことをやらせてくれる」と言われることがあります。妻がやりたいことを尊重している点をありがたいと感じてもらえているとわかると、私もうれしくなります。
これは、家事など日々の役割分担でも同じです。前提として、どちらが何を担うのかは2人で話し合って決める必要があります。そのうえで、相手が担ったことに「ありがとう」「助かった」と伝えれば、日々の役割を当たり前にせず、互いに尊重できるようになります。

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2. 相談し、「聞いてくれてうれしい」と伝える
2つ目は、相談したり、日々の出来事を聞いてもらったりすることです。
「お願いできる用事がないから、甘える機会もない」と思う人もいるかもしれません。しかし、自分の気持ちや考えを話し、聞いてもらうことも、相手を頼る方法です。
例えば、次のような伝え方をすると相手も応じやすくなります。
- 仕事で気になることがあった日に「少し話を聞いてもらえる?」と聞く
- 意見がほしいときは「あなたならどう考える?」と相談する
- まず気持ちを聞いてほしいときは「今日はちょっと話を聞いてほしい」と添える
意見がほしいのか、話を聞いてほしいのかを明確にすれば、相手もどのように受け止めればいいのか迷わずに済みます。
話した後は、「聞いてくれて気持ちが楽になった」「話せてうれしかった」と伝えてみましょう。そう言われると、相手も「話を聞くことで力になれた」と実感できます。
相談したからといって、必ず悩みを解決してもらう必要はありません。ふだんの雑談の後に「話せて楽しかった」と一言添えるだけでも、その時間を大切に感じていることが相手に伝わります。

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3. 自分の好きなものや行きたい場所を伝える
3つ目は、自分の好きなものや行きたい場所を伝えることです。
「なにが食べたい?」「どこに行きたい?」と聞かれて、相手に気を遣い、「なんでもいいよ」と答えてしまうことはありませんか。
本当に希望がない日もあるでしょう。しかし、少しでも気になるものがあるなら、言葉にしてみてください。
- 「今度はお寿司を食べに行きたい」
- 「気になっている映画を一緒に見たい」
- 「新しくできたカフェに行ってみたい」
このように希望を伝えると、相手も「そのお店を調べてみよう」「次の休みに一緒に行こう」と考えやすくなります。
あなたの好みを知ることは、相手にとって、あなたを喜ばせる方法を考える手がかりになるのです。
私も妻と結婚する前、妻が行きたいと言った場所へよくデートに行きました。正直に言うと、私自身はカフェにそれほど興味がありません。それでも妻に「このカフェに行きたい」と言われると、店を予約し、車を出して一緒に出かけていました。
私が見たかったのは、妻がおいしそうに食べたり、楽しそうに過ごしたりする姿です。私の経験上、好きな女性の喜ぶ顔を見たくて行動する男性は少なくありません。
一緒に出かけた後は、「すごくおいしかった」「連れてきてくれてうれしい」と、そのとき感じた喜びをすなおに伝えてみてください。

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4.「次も会いたい」と自分から伝える
4つ目は、次のデートに自分から誘うことです。私は特に、関係が始まったばかりの時期におすすめしています。
デートが楽しかったら、「今日楽しかった! また会いたい」「次はいつごろ会える?」と伝えてみてください。誘われるのを待つだけでなく、自分から会いたいと言ってもよいのです。
「また会いたい」と率直に言ってもらえれば、男性も、自分と過ごした時間を楽しんでもらえたと感じてうれしくなるでしょう。
また、「気になっている展示があるんだけど、一緒にどう?」など、次のデートを具体的に提案するのもおすすめです。行きたい場所と、相手と会いたい気持ちを一度に伝えられます。

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5.「初めて」「1番」「久しぶり」の気持ちを共有する
5つ目は、一緒に過ごして感じた「初めて」「1番」「久しぶり」の気持ちを共有することです。
デートの帰りに「楽しかったね」と伝えるのも、もちろんよい甘え方です。さらに本当にそう感じたなら、
- 「こんなに楽しかったのは初めて」
- 「今までで1番楽しかった」
- 「デートでこんなに笑ったのは久しぶり」
などと伝えてみてください。その日がこれまでのデートと比べても印象的だったことがより具体的に伝わります。
男性のなかには、他者と比べて自分がどう評価されているのかを気にする人も多くいます。そのため、「初めて」「1番」「久しぶり」のように比較を含む言葉で特別な存在だと示されると、うれしく感じるのです。
また、「自分は相手を楽しませられたかな」と気にする男性にとっても、こうした言葉は自分との時間を楽しんでもらえたという安心につながるでしょう。
ただし、相手を喜ばせるために、感じていないことを大げさに伝える必要はありません。大切なのは、実際に感じた喜びを言葉にすることです。
「初めて」「1番」と感じる出来事がなかった日も、「今日のあの話がすごく面白かった」「久しぶりにゆっくりできた」など、心に残ったことを自分の言葉で伝えてみてください。

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まとめ:甘えることは、自分の気持ちを相手に届けること
男性が喜ぶ甘え方に共通するのは、自分の希望や喜びを言葉にし、相手に「力になれた」と感じてもらうことです。
甘えるのが苦手な人も、5つ全てを一度に試す必要はありません。友人と遊んだ後に「今日楽しかったね」と伝えるように、恋人や気になる男性にも、まずは自分が本当に感じたことを言葉にしてみましょう。
「これだけで本当に喜んでもらえるの?」と思う方法もあるかもしれません。
無理なく実践できそうなものから試し、相手の反応や自分の心地よさを確かめてみてください。経験を重ねながら、2人に合う甘え方を見つけていくことが大切です。
「気になる人に甘えたり、本音を伝えたりするのが苦手」「好きになった人との距離の縮め方がわからない」など、恋愛への不安を抱えながら婚活を考えている方は、ナレソメ予備校のオンライン無料相談で話してみませんか。現在の状況やお相手との関係、結婚への希望を整理しながら、あなたに合う婚活の進め方を一緒に考えていきましょう。

監修:恋愛心理学者・山崎


