遠距離恋愛でも結婚できる? 4つの壁の乗り越え方【恋愛心理学者が徹底解説】

遠距離恋愛のまま、結婚のことを真剣に考え始めた。

でも心のどこかで、

「遠距離って、やっぱり結婚まで行きにくいのかな……」
「今の彼と、この距離のまま結婚して大丈夫?」

と不安が消えない――そんなあなたへ。

結論から言えば、「遠距離恋愛だと結婚できない・うまくいかない」というイメージは単なる思い込みです。

ネット記事や親・友人などから聞く「遠距離恋愛=難しい・結婚できない」という一般論を前提にしていれば、信じがたいのも当然。

でも、考えてみてください。
吟味を重ねた結果、「この人となら……!」と思える人と結婚へ進むのであって、そもそも「全ての恋人が必ず結婚に至るわけではない」のは近距離であっても同じこと。
「遠距離“だから”結婚できない」わけではないのです。

結婚とは本質的に「この人と生活を共にできるか」という現実的なすり合わせのプロセスです。
これは距離にかかわらず全てのカップルが直面する壁。ただ、遠距離恋愛では、その壁が「距離」という形で特に可視化されやすいのです。
だからこそ、乗り越えるための戦略が必須です。

そう、本当に大事なのは、

  • 遠距離恋愛ならではのハードルを正しく理解すること
  • そのハードルを一緒に乗り越えられる相手かどうかを見極めること

この2つです。

そこで本記事では、ナレソメ予備校で学年主任を務める恋愛心理学者・山崎の専門的知見と実体験(2度の遠距離恋愛経験者)を元に

  • 遠距離恋愛から結婚に進みにくいと言われる理由
  • 遠距離の壁を乗り越える具体的なポイント
  • 「この遠距離の相手と、本当に結婚していいのか?」を見極める基準

という、“遠距離恋愛から結婚までのロードマップ” を徹底解説します。

あなたの不安を自信に変え、結婚に向けた明確な一歩を踏み出すきっかけにしてください。

恋愛心理学者・山崎のプロフィール
筑波大卒の認定心理士、日本パーソナリティ心理学会所属。専門分野は『恋愛心理学』。恋愛を起点としたQOL向上ノウハウのセミナーを毎月開催! 自身も2度の遠距離恋愛を経験。シングルマザーと結婚し、2児のステップファザーとして暮らしている。富山県出身。

結論:遠距離恋愛からの結婚は「充分あり」。ただし戦略は必須

「遠距離恋愛からの結婚はありか?」と聞かれれば、答えは「充分にあり」です。

恋愛心理学者・山崎は「そもそも、恋愛関係から結婚へとフェーズを変える際、すり合わせが必要なのは遠距離恋愛に限らない」と述べています。

確かに、恋人関係から結婚に進むには、お互いへの思いや条件のすり合わせ、タイミングなどが問題がなくかみ合うことこそが重要。
つまり、遠距離・近距離という距離にかかわらず、その恋人が“結婚相手”にふさわしいかどうかに悩むのは、ごく当たり前のプロセスです。

実際、DeNAトラベルが行った調査では、「遠距離恋愛から結婚に至った割合は16%(※)」という結果も。
※出典:エアトリ「結婚に至った人は16%!「遠距離恋愛」に関する調査を実施

「少なくない?」と思うかもしれませんが、近距離で付き合ったカップルでも、全員が結婚するわけではありません。

結婚するまでの交際人数

※出典:内閣府男女共同参画局「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書


距離を問わず、さまざまな出会いと別れを繰り返し、何人目かと結婚――となるのなら、遠距離だからこそ不利だとは言い切れないのです。

筆者の周囲でも遠距離恋愛から結婚した例は複数あります。「遠距離恋愛“だから”結婚できない」と決めつけて悲観する必要はないのです。

遠距離カップルが直面する4つの「隠れたハードル」

※画像はイメージです

では遠距離恋愛からの結婚に、全くなんのハードルもないのかといえば、それも極端な話。

遠距離という環境は、結婚における課題を浮き彫りにし、増幅させる傾向があります。
そこでハードルになりやすいのが、以下の4つのポイント。

  1. 理想化してしまう
  2. 近距離の恋愛に比べてコスト(交通費・時間)がかかる
  3. 不安が募りやすい
  4. 結婚へ進む過程でどちらかのキャリアが途切れる可能性

それぞれのハードル内容について、ここから詳しく見ていきましょう。

理想化とギャップ:見せたい自分+見ないふりする相手の欠点

遠距離は互いの日常が見えにくく、良い面だけを見せたり、相手を理想化したりしやすい状況です。
これは近距離でも起こりえますが、遠距離では「生活の共有」が短時間にとどまるため外づらを維持しやすく、この理想化がより深刻になりがちです。

相手に自分の良いところだけを見せてしまう状態の例としては、以下のような点が挙げられます。

  • 相手に不満があってもつい我慢してしまう
  • けんか・衝突しないよう本音を話さない
  • デートのときは頭の先からつま先まで気を抜かない
  • デートの後は完璧な自分を演じたことで、どっと疲れる

一方、自分を飾り立てるのではなく、相手を理想の王子様に仕立ててしまうケースも考えられます。
例えば、こんな経験はないでしょうか?

  • 嫌な発言も「疲れていたのかも」「自分の言い方が悪かったのかも」と過度に擁護
  • だらしない面が見えそうになったら目・話をそらす
  • 都合のいいメッセージだけを何度も見返す

好きな相手に自分を良く思ってもらいたい、好きな人のいいところだけ見たいと考えるのは自然なこと。
しかし、「結婚=生活」です。
過剰に理想化された関係では、ありのままの姿が見えたとき穏やかな生活を続けられるのか、はなはだ疑問です。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

自分自身が無理をするだけではなく、相手の本当の姿を見ようとしないため、実際に会ったときのギャップに苦しむことがあります。 好きな人にいいところを見せたい気持ちはわかりますが、過度の理想化は破局への第一歩です。

コスト(交通費・時間・精神)が重い:サンクコストとの功罪

※画像はイメージです

近距離の恋愛に比べて、交通費などにコストがかかる点は、遠距離恋愛のわかりやすいハードルです。

距離が離れるほど、直接会うための交通費や宿泊費などの金銭的コストや、移動のための時間的コストがかさむもの。
それでも好きな人に会うため、と初めのうちは勢いで頑張って乗り切れても、気持ちの盛り上がりが落ち着くほど負担に感じやすくなるのです。

実際問題、会うのに飛行機が必要なレベルの遠距離では、かかる経済的・時間的コストは膨大なものになりかねません。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

もっとも、遠距離恋愛の金銭的・時間的コストがかかる点は、メリットにもなります。
交通費や時間などを「ここまで投資した関係を大切にしたい」というサンクコスト効果の心理が働き、お互いの関係の特別感につながるからです。コストの功罪両面を理解したうえで運用しましょう。

不安が募りやすい:“証拠なき不信”が増幅する構造

物理的な距離があることで、近距離恋愛よりも相手の状況が見えづらく、不安が募りやすいという点も、遠距離恋愛のハードルの1つです。

多くの方が漠然と抱いている「遠距離恋愛=浮気しやすい」という先入観があるため、ちょっとしたことでも「変な言い方をして嫌われたら?」「浮気されたらどうしよう」と、ネガティブな想像が膨らみやすいのです。

実際、株式会社HALが行ったアンケート調査では、実に7割の女性が遠距離恋愛中は浮気をされやすいと感じている結果(※)が出ています。
※出典:PR TIMES:株式会社HAL「【遠距離恋愛は浮気されやすい?】1,007人に聞いた遠距離恋愛経験者の本音!パートナーに浮気の可能性があるときはどうすればいい?

ここで重要なのは、事実として浮気があったかどうかではなく、「浮気をされやすいと思っている」構造そのものが、関係を蝕んでいくということ。

 浮気されているかもと疑う
→相手の全ての行動を逐一把握・制限したがるようになる
→相手が疑われていることに嫌気が差し、心が離れる
→「やっぱり浮気!」と思い込みが強化される

というネガティブな予言を自己成就させてしまうんですね。

「信頼関係の構築」という課題は全ての恋愛に存在しますが、遠距離という環境がより不信を増幅させやすく、信頼関係の構築が困難になりがちです。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

募る不安で疑っている側が疲れてしまうこともあれば、潔白なのに疑われ続けた側の愛情がすり減ってしまうこともあります。
お互いが常に不安や不満を持つ状況が続くことで、信頼関係まで発展させられないのです。

キャリアと居住地:どちらが動く? 具体的な解決策の必要性

遠距離カップルが結婚する場合、どうしてもどちらかの居住地に引っ越す必要が出てきます。
すり合わせて、お互いの中継地点に居を構えるとしても、飛行機の距離では現実的ではありません。

移動先でもすぐに仕事が見つかる資格職や、フルリモートがOKな職以外、せっかく築いてきたキャリアが途切れる懸念から、結婚に踏み切れないのはままあること。
また、単純に「地元から離れたくない」という心理的ブレーキがかかるケースもあります。

遠距離の壁を乗り越え結婚を現実にする3つの戦略

「遠距離恋愛からの結婚は充分ありとか言いつつ、やっぱりハードルも多いじゃない……!」
そんな声が聞こえてくるようですが、ハードルがあるのなら乗り越えればいいだけの話です。

脳筋の言葉に感じられるかもしれませんが、実際、ハードルを乗り越えてでも一緒にいたい、一緒にハードルを乗り越えてくれるパートナーであれば、手放すべきではありません。

大丈夫。遠距離であっても、一緒に乗り越えようとする姿勢があるなら、むしろ関係は強くなります。

遠距離恋愛のハードルを乗り越えるポイントは、主に以下の3つ。

  1. まめな連絡とビデオ通話の積極的な活用
  2. 金銭的・時間的コストの偏りを避ける
  3. 結婚・将来に向けた合意形成をしっかり行う

恋愛心理学者・山崎の知見をもとに、それぞれ詳しく見ていきましょう。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

私自身、遠距離恋愛経験者で論文(※)も書いている。ここは専門分野です(笑)。

※「遠距離恋愛において接近コミットメントの緩衝効果は生じるか

コミュニケーション:連絡はとにかくまめに! ビデオ通話を標準化

※画像はイメージです

遠距離恋愛からの結婚でハードルを乗り越えたいなら、まめな連絡とビデオ通話の積極的な活用はマストです。

お互いの気持ちや状況の変化に気付きやすい環境を整え、早めに違和感を潰すことが遠距離恋愛を続ける上で大切。
ポイントは、「ただの電話」ではなく、「ビデオ通話」であることです。

ビデオ通話はお互いの表情が見えるため、遠距離恋愛のハードルの1つである「理想化」を起こしにくいメリットがあります。
何より、文章だけ・声だけのコミュニケーションより寂しさも埋められるでしょう。

また、ビデオ通話でつなぎながら、同時に同じ映画を鑑賞するなどのオンラインデートもおすすめです。同じ体験を手軽に共有できるため、寂しさを埋め、思い出を積み重ねることができます。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

ビデオ通話の有効な活用方法として、普段の生活をそのまま映すユルいビデオ通話がおすすめです。
ごはんを食べている間や歯磨き中などに通話をつないでおくことで、お互いに等身大の自分を見せられます。
また、無くて七癖というように、人は変な癖を持っているもの。
油断しているときの癖(軽いクチャラー・鼻を頻繁にこするなど)にビデオ通話を通じて触れて慣れておくことで「いいところだけを見る」ことによる理想化のリスクを減らせます。
事実、遠距離恋愛中の多くのカップルが、ビデオ通話を使っています。

負担の均等化:金銭的・時間的コストは不公平にしない

直接会う場合の金銭的・時間的コストを片方だけに偏らせないよう工夫することも大切です。単純に、不公平感を持たせないためですね。

例えばこんな工夫ができます。

  • お互いの居住地に交互に赴く
  • お互いの居住地の中間あたりで落ち合う
  • 飛行機が必要な距離の場合は、格安航空券を使う
  • 交通費に使う共有口座を設ける

遠距離恋愛である以上、金銭的・時間的コストがかかるのは仕方がないことです。
だからこそ、不必要な不満をためないようにすることがカギになると考えましょう。

そもそも、一方に負担が偏っていることを、なんとも思わないような相手と結婚したいとは思いませんよね。
収入的に金銭コストを担うのが難しいのであれば、コストを浮かせる方法を率先して調べたり手配したりする役割分担で、バランスを取るのも一案です。
コストにかかわる考え方は、個人の考え・収入差・年齢差など、さまざまな条件によって異なります。お互いが無理をしないで済む方法を2人で考えましょう。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

実はこれ、すごく大切! 片方だけが頑張るより、双方でコストを負担することで、両方にサンクコストがかかります。不満がたまりにくくなるだけでなく、関係を強固にする効果も期待できるかもしれません。

結婚・将来に向けた合意形成:話し合いのポイント

シンプルに、結婚・将来に向けた話し合いをしっかり行うことも重要です。
なんらかのテクニックを使って相手に自分の居住地に引っ越してもらったとしても、相手が心から納得しての行動でなければしこりが残ってしまうもの。

なにより、それぞれがお互いと結婚したいと本気で考えていなければ、将来に向けた話し合いもできないはずです。
次の章で詳しく触れますが、将来のことを真剣に話し合えるかどうかは、結婚相手としてふさわしいかの試金石にもなるでしょう。

話し合う内容としては、以下のようなものが挙げられます。

  • そもそも結婚をする意思があるのか(時期)
  • どちらがどこに引っ越すか
  • 引っ越した後の仕事はどうするか(正社員・パート・仕事を辞める)
  • 結婚式を挙げるのか?(時期・場所)
    子どもの希望(人数・時期)
  • 引っ越し・入籍、結婚式の順番
  • 必要な貯金額と負担計画

なお、話し合いを行う際は、メールやLINE・電話よりビデオ通話がおすすめ。
文字だけ・声だけだとニュアンスの誤解やすれ違いが起こりやすいため、表情を見ながら話し合いましょう。
顔を見ながら話し合ったうえで、結論をテキストに残しておくのがよいですね。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

「結婚」から逆算して、入籍1週間の生活をイメージしながら話し合う方法がおすすめです。引っ越しはどうする・親族や友人に会いづらくなる・いきつけのカフェ、スーパーが変わるけれど大丈夫かなど、細かな点まで相談すると、結婚後のイメージが湧きやすくなります。
ビデオ通話での話し合いをおすすめするのは、直接会っているときは楽しむことを優先してほしいから。
実際に結婚の予定が立つまでは、遠距離恋愛における日常であるビデオ通話で話し合いをしましょう。

遠距離の相手は結婚相手として適切? 見極めるべき3要素

ハードルを乗り越える方法、あなたが思っていたよりも気軽に始められそうなものばかりだったのではないでしょうか?

ただし、その前にしっかり見極めてほしいことがあります。
あなたのパートナーは、実際にハードルを乗り越えてでも結婚をすべき相手ですか?

「ここまできて、何を当たり前のことを」と言われそうですが、恋愛相手として良くても、結婚相手としては不適切なんてケースも少なくありません。

将来や結婚への話をしても、しっかり答えてくれなかったり、はぐらかされていたりするようでは、いたずらに時間を取られるばかりですよね。
好きだからという気持ちだけに目を向けず、結婚すべき相手なのかを見極めなければいけないのは、遠距離恋愛も近距離恋愛も変わらないのです。

  • 結婚願望があるのか? そのタイミングの具体性
  • 将来に対するビジョンの一致度
  • 結婚後のコミュニティの考え方

上記3つのポイントから、遠距離恋愛のパートナーと結婚すべきなのか見極めていきましょう。

【ポイント1】結婚願望があるのか? タイミングの具体性

そもそも、相手に結婚願望があるのかがなにより大切な要素です。
相手に結婚する気がないのに、あなたが1人で「遠距離恋愛からの結婚は難しそう……」と悩んでいても、ただの空回りでしかないからですね。

また、結婚願望があるとしても、そのタイミングがあなたの将来設計と合っているとも限りません。あなた自身は「出産を考えると遅くとも1年以内に入籍」と考えているのに、相手は「あと3年くらいたってからかな~」と、のんきに構えているようでは話になりません。

遠距離恋愛だからうんぬんと考える前に、まずは、相手の結婚願望や具体的なタイミングについて話し合ってみましょう。

お相手の結婚願望を確認・話し合う際の手順は以下の通りです。

ステップ概要
お相手と結婚したい理由を明確にする自分の気持ちを言葉・文章に起こして明確にすることで、「なぜ彼でなければいけないのか」を、自分で把握できるようになる。 結果的に、あなたが思い描く結婚の輪郭をはっきりとさせられる。
2人の未来をシミュレーションする実際に結婚できた場合、どのような結婚生活になるのかを具体的に想像してみること。 これを行うことで、結婚生活への解像度が上がり、「普通○年付き合ったら結婚するでしょ」ではなく、あなたの言葉でなぜ結婚したいのかをお相手に伝えられるようになる。
結婚への話を真剣な顔・態度で切り出すお相手にきちんとあなたの本気度を伝えるために必須のポイント。 場の空気を悪くしたくない・いざとなったら冗談にして逃げたい。このような考え方で伝えても、お相手(男性)にはほぼ通じません。 真剣に考え答えをもらうためにも、覚悟を決めて真剣な話し合いを。

今まで真剣な話を避けてきたカップルの場合、お相手の気持ちが確定する話し合いを怖く感じることもあるでしょう。
しかし、どれだけ好きなお相手であっても、心のうちは聞いてみなければわかりません。
覚悟を決めて、話し合いの時間を持ってください。

【ポイント2】将来に対するビジョンの一致度

結婚願望と少しかぶりますが、将来に対するビジョンの一致度も重要なポイントです。
こちらも単純に、結婚のタイミングや子どもの有無など、将来を考える上で欠かせないポイントといえるから。

恋人としての価値観に違和感を覚えなくとも、こと結婚となれば、小さな違和感が致命的なズレになる恐れもあります。
また、違和感や将来へのビジョンに食い違いがあった場合、それらをすり合わせる姿勢があるかどうかが重要です。

そもそも、将来へのビジョンが最初から全て一致しているなどということは考えにくいもの。そこを考えれば、きちんとすり合わせられるかどうかこそ、見るべきポイントなのかもしれません。

では、意見のすり合わせとは、具体的にどのようにしていくのでしょうか?
やり方も確認しておきましょう。

1.お相手の話を最後まで聞く
2.お相手の話、意見を理解しようとする
3.自分の意見をお相手に伝える
4.意見が食い違う場合、どこに原因があるかを特定する
5.お互いの意見が出そろった状態で、妥協できる点を探す

上記の方法で将来に対するビジョンの一致度を測り、あまりにもズレが大きい、ズレをすり合わせる姿勢が見られない場合は、結婚相手の候補から外す勇気を持ってください。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

遠距離ならではのこととして、話を聞いてみると「将来は地元に帰ると決めている」なんて話が出てくることも……。 後になって「聞いてないよ!?」なんてことにならないよう、しっかり話し合ってください。

【ポイント3】結婚後のコミュニティ観の相性

結婚後のコミュニティの考え方についても、事前にしっかりと話し込んでおきましょう。
入籍して一緒に住み始めた後の、できるだけ細かい部分まですり合わせることが肝心です。

ここまで何度か触れてきたように、遠距離恋愛からの結婚は、入籍・同居でどちらかの環境が大きく変化します。
今までは気軽に会えていた友人に会えなくなり、いざというとき頼りになる親族とも離れます。女性側が引っ越す場合、出産後の育児で親のサポートも期待できなくなるはず。

ぱんだ
ぱんだ

ドリカム「大阪LOVER」の歌詞にもあるけど「楽しそうにしてたって、あなた以外に連れはおれへんのよ!」だぱんね。

そして、コミュニティから離れてしまったときの対応・考え方が夫婦でかけ離れていると、しんどく感じがちなのです。
しんどく感じる例としては、以下のようなものが挙げられます。

引っ越してきてもらった側引っ越した側
友達がいないのはさみしいだろうから、自分の友達を紹介しよう仲のいいコミュニティに、自分だけ後から入っていくのは気まずい
親族と離れるのは心細い、なら自分の実家と仲良くすればよい義父母を実親のようには思えない
自分は周りに友人がいるから、当たり前のように友人と遊びに行く知らない土地、知人がいない状態で放置されるのはつらい

引っ越してきてもらった側が善意から行動していることでも、人によっては負担に感じることもあるのです。

もちろん、「自分の友人を紹介するよ」という考え方を歓迎できる方もいます。
大切なのはコミュニティの考え方が一致しているか、そしてなにより引っ越してきてくれる相手のスタンスを尊重できるかどうかです。

本来は引っ越してきてもらう側が、引っ越す側にどう対応してほしいかを確認して、ケア設計する方法が最もスムーズ。
ただ、引っ越してもらう側が過不足なく気づけるかどうかは難しいところ。
だからこそ、お互いに、自分ごととしてきちんと話し合う姿勢を持つことが大切になるのです。

恋愛心理学者・山崎
恋愛心理学者・山崎

実際、僕自身も妻の居住地に引っ越しましたが、妻は「自分の友達を~」のタイプでした。妻や妻の友人はアウトドアタイプ、僕はインドアタイプだったので正直しんどかったです。もちろん、善意で誘ってくれているのはわかっているんですが、放っておいてほしかった……。その感覚のすり合わせが重要です。

まとめ:遠距離恋愛からの結婚、次のステップは?

「遠距離恋愛からの結婚は難しい」

このようなイメージが付きまとう遠距離恋愛そのものを避ける方も多いように感じます。
確かに、いつか破局すると考えながらの恋愛が楽しいはずがありませんよね。
しかし、結婚というステージに進まない限り、いつか破局する可能性があるのは遠距離恋愛も近距離恋愛も同じこと。

「遠距離恋愛は不信感で崩れていく」
遠距離恋愛だからうまくいかない。こうした思い込み自体が、遠距離恋愛中のあなたを結婚から遠ざけている原因なのかもしれません。

本気で結婚したいなら、距離を言い訳に結婚から目をそらすのはやめにしましょう。

勇気を出してパートナーと将来を話し合えば、結婚に向けて一緒に踏み出せるかもしれないし、結婚相手にふさわしくないと納得できれば、スパッと別れて新しいパートナーを探しに行くこともできます。

結婚を真剣に考えるならプロのサポートがおすすめ

新たな出会いや効率的な婚活を視野に入れるなら、結婚相談所でプロのサポートを受ける選択肢もあります。

遠距離恋愛の経験があり、転居込みでの婚活を視野に入れられるあなたなら、全国約5万人(※)の異性から結婚相手を探せます。
※出典:IBJ(IBJ会員の概数)

ぱんだ
ぱんだ

特に地方への引っ越しがOKな人はチャンスが多いぱん。 例えば、ハイスペック・イケメンだけど、居住地域に結婚相談所の会員が少ないけど、その地で継ぐ家業があるなどで地方からの移動が難しい。 こんな点から、なかなか結婚できないなんて話もあるんだぱんよ ちみが引っ越しできるなら、思いがけぬ「地方割」でハイスペックな上にイケメンな男性をゲットできるチャンスが高まるぱん。

それでも「結婚相談所はちょっと……」と、気後れするのであれば、以下記事もご参考ください。結婚相談所を使うメリット・デメリットについて詳しく解説しています。

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近距離から遠距離まで、すてきなお相手との成婚への道を全力でサポートします。

ナレソメノート編集部

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編集部
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ナレソメノート編集部は、専門知識や経験を活かして質の高い記事作成に取り組んでいます。「結婚生活を通じて人生のQOLを向上させる」をテーマに、
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