【結婚相談所の体験談】自分にとって大事な作家活動を、同じように大切にしてくれるパートナーとの成婚秘話

結婚相談所・ナレソメ予備校を成婚退会し、幸せへの道を歩み始めたナレソメイトを紹介する成婚インタビュー。

今回スポットを当てるのは、会話の中で「価値観が合う」と意気投合した、妻のみかんさん(32)×夫のアップルさん(36)ご夫妻。

みかんさんは会社員として働くかたわら、ハンドメイドのアクセサリー作家としても活躍している。自ら遠方まで出向き、自然の中から素材を集めてアクセサリーを制作しているそうだ。今まで出会った人々や物事との縁から生まれた制作活動を、とても楽しんでいると話してくれた。
そんな彼女は、作家としての活動を応援してくれ、一緒に緑の中のお出かけも楽しめるアップルさんと結婚して「本当に良かったです」と笑顔で語る。

一方のアップルさんは、企業でSEとして働いている。「交際開始してすぐに、彼女しかいないと思ったんです」と話したほど、みかんさんのアクティブな内面やスラリと高い身長に惹かれたという。

今回は、そんなお2人の出会いについて振り返ってもらった――。

結婚相談所での出会いでも「ちゃんと好き」になって結婚できた2人

はつらつとした話しぶりのみかんさんは、明るい魅力にあふれている。
普段から、友人知人に囲まれている姿が想像できるが、そんな彼女が結婚相談所の門をたたいた理由はなんだったのだろう?

みかんさん「実は、私は30歳くらいまで誰ともお付き合いした経験がなかったんです。
母が若い頃に結婚していたため、私も20代前半には『そのうちいい人が現れて、結婚するのだろう』と思っていたのですが、気づけば母が結婚した年齢を超えていて……。
『“そのうちいい人が現れる”なんてことはないのかも』と思い始め、20代半ばでアプリに登録したものの、なかなかピンと来る人がおらず……。
私は警戒心が強く、初対面の人と深い会話をするのが苦手なほうなので、アプリの仕組み自体が私に合っていなかったんだと思います。

それどころか、全く別の2人の男性から同じ料理教室の画像が送られてきたり、初対面でお茶しているところに相手の知り合いが現れて話しかけてきたりと、『なんか怪しい。これってうわさに聞く業者なのでは?』と恐怖を覚えるような経験をしたので、アプリをやめた時期もありました(笑)」

そんな中で、30代に入った頃に1人の男性とお付き合いしたものの、1年弱でお別れ。
理由を聞けば、「素を出していたつもりだったけれど、自己開示、自己主張がうまくできていなかった」と打ち明けてくれた。

みかんさん「自己開示が下手だったし、相手を思っていたつもりでも実際は自分のことばかりだったんだなと反省しています。ナレソメの動画を見始めて、自分の特性を少しずつ自覚していっている途中だったのですが、時すでに遅し。お相手にはフラれてしまいました」

確かに、恋愛に限らず他人に自分のことを知ってもらうことも、相手の深い部分を理解することも難しいだろう。しかし、アップルさん相手だと全然違うという。

みかんさん「夫にはちゃんと素を出せています。子どもっぽい会話もできるんです(笑)。今、夫とこういった関係を築けているのは、ナレソメで学んだことも大きいと思うんですよね。なにより、夫がいつもご機嫌なので、自分も素になって、無邪気にご機嫌でいられるんです。安心感があるからかもしれません。

実は、アプリで出会った彼とお別れしそうなタイミングでナレソメのYouTube動画と出合い、そこで気づきがたくさんありました。
私は結構“厳格女子”な一面があって、『自分の想像と少しでも相手が違うことをしたら減点してしまう癖があるなあ、そういった部分を改めなくちゃいけないな』と、動画を通して気づくことができたんです。
アプリの彼とはお別れすることになりましたが、その気づきと改善が結果的に今の夫との関係にしっかり生かされていると感じています」

アプリの彼と別れた後、みかんさんはすぐにナレソメ予備校への入会に興味を持ったという。他の相談所と比較することはなかったそうだ。

みかんさんナレソメの動画では、恋愛を科学として見ているところがおもしろかったんです。
ナレソメを知る前は結婚相談所は“格式高くてお堅いところ”だと思っていたので、ナレソメの動画には令和の風を感じました(笑)。

他には、LINEですぐにプランナーさんから返信が来ることや、女子会などのコミュニティーがあるのも魅力的でしたね。中でも自己理解を深められるゼミなどのプログラムがあることにいちばん惹かれました」

自己開示や他者理解において、アプリの彼とうまく噛み合わずお別れした経験もあり、今度は「自分を深掘りできる」ナレソメ予備校を選んだみかんさん。

一方で、アップルさんはナレソメ予備校ではない、IBJ系列の別の結婚相談所で活動していたそうだ。

アップルさん「実は僕は、バツイチなんです。以前は外国籍の方と結婚していたのですが、コミュニケーション面など含めていろいろとズレが生じて、離婚しました。その後、『いい人がいたらいいな』くらいの気持ちでゆるゆるとアプリを使っていたんです。

『婚活!』 という気持ちが強かったわけではありませんが、結婚につながるような出会いも特になかったんですよね。お会いできるまでチャットなどの時間がかかりすぎたり、実際にお会いした方もピンと来なかったり。
親戚から女性を1人紹介していただいたこともありましたが、その方とも将来を想像できなかったんです。

そうして過ごしていくうちに、自分の中ではどんどん『人生のパートナーが欲しい』という気持ちが膨らんでいく一方でした。
そんなときに、知り合いが結婚相談所で結婚したんです」

それが、転機になった。
「恋愛的なステップは踏めないのかな?」「お互いに好きになって結婚できるんだろうか」など、結婚相談所に対して漠然とした不安を抱いていたそうだが、知り合いの結婚を機に入会。「やってみなきゃわからない」と、一歩を踏み出したという。

アップルさん「結果的に僕は、みかんさんのことをすごく好きになって結婚できたので、杞憂でしたね(笑)」

お互いに素を出せて、恋愛的に好きになって結婚できた――。ここからは、そんなお2人の具体的な活動期間の出来事について聞いていこう。

離婚歴についても率直に話してくれた彼に、お見合い時点から惹かれていった

相性バッチリのお2人だが、どれくらいの方とお見合いして巡り会えたのだろうか? まずは、みかんさんが教えてくれた。

みかんさん「私は2024年の12月から本格的に活動したのですが、最終的に28人とお会いして、その25人目くらいでアップルさんとお見合いしました。

実はそのとき、真剣交際に進みたいなって思っていた仮交際の方とブレイクしたタイミングだったんです……。交際終了されて落ち込んでいたんですが、『どんどん行動するしかない! 』と思い、一気に50名くらいにお申し込みしたんですよね。女子会でも、うまくいかずに落ち込んでもその後たくさん申し込んで活発に活動している方がいたので、彼女たちを見習った行動でした。
そうして申し込んだうちの1人が、アップルさんだったんです」

婚活中は誰しも、フることもフラれることもある。
落ち込んでも立ち止まらないみかんさんの強さが、結果的に良いご縁を引き寄せたということだ。

みかんさん「実は最初、彼のお写真があまり刺さってなくて(笑)。たぶん彼の相談所の方針だと思うんですが、スタジオで撮ったメイン写真が、結構補正というか加工されたツルッとした質感だったんです(笑)。ですが、カジュアル写真のほうはとても印象が良く、『私の友達にいそう! 』と思ったのを覚えています。

それ以上に惹かれたのが、プロフィール文でした。
登山をすると書いてあり、私と同じで自然が好きそうだなとか、体力がありそうだなって思ったんです。私はアクセサリーの素材集めで自然の中を歩くし、山を見るのも好き。だからこそ、そういった自然を慈しんでいるような方と出会いたいと思っていました。

離婚歴についても書いてありましたが、ナレソメでは『バツイチ』さんについて解説している動画があり、偏見がなくなっていたし、むしろ魅力もあると思っていたので、気にせずに申し込んでみた感じでした」

みかんさんから申し込みが来たとき、アップルさんは「おもしろそうな女性だ!」とすぐに興味を惹かれたという。

アップルさん「やっぱりまずは、自然の素材を使ってアクセサリーを作って販売しているというエピソードが印象に残りましたね。他にはパン作りをしていたり、料理もたくさんされていて、何事においても自主的で活発そうな方だなと思ったんです。あとは、背が高いのも魅力的でした」

みかんさんは168cm。176cmのアップルさんと並ぶと、かっこいい高身長カップルになる。そんな見た目と、中身の両方に惹かれたのだ。

みかんさん「私としても、彼が最初から私の作家活動を応援してくれているのがわかって、とてもうれしかったんです。

私がアクセサリーづくりを始めたきっかけは、学生時代に参加した震災のボランティアでした。卒業後も活動を続ける中で地域に根ざした商品開発に関わり、仲間と『自然の素材を使ったお土産を作ろう』という話になったんです。

その後、個人でもアクセサリー作家として活動を始め、細々ではありますが活動の幅を広げてきました。今ではリピートしてくださる方もいます。だからこそ、今後も続けていきたい気持ちがあったんです」

そんな、会社員をしつつ作家活動を頑張っているみかんさんのプロフィールを読んですぐに「おもしろい」と思い、お見合い申し込みをOKしたというアップルさん。

実際に会ってみて、お互いにすぐに好感を抱いたそうだ。実はみかんさんは、挨拶する前からアップルさんに良い印象を持っていたという。

みかんさん「私がお見合い会場のホテルに向かう途中、ちょうど桜が咲いていたんです。それで、私の前を歩いていた人が上を向いて桜を見て、景色を楽しみながら歩いていたんですよね。それが彼でした(笑)。そんなささいな様子からも『見ている世界が明るそうな方だな』と感じたことを覚えています。

その後、お見合い会場で合流して挨拶したときに、ブーツを褒めてくれたんです。ファッションも好きな私のこだわりを見つけてくれて『そこを褒めてくれるんだ!』と驚きました(笑)」

当時を振り返って、アップルさんはこう語った。

アップルさん「素直に、高身長によく似合うブーツを履いていておしゃれだなと思って褒めたんです。それに、気遣いのつもりもありました。女性はメイクするのも大変だろうし、わざわざお見合いにお越しいただいているので、第一声で何か褒めたいなって思っていました」

すてきな気遣いができるアップルさんと、そんな気遣いを受け取るアンテナがあるみかんさん。
すでに相性ぴったりの2人だったが、集合時間の30分ほど前に2人とも到着しているという「時間感覚」までぴったりだったそう。

アップルさん「それもあって、彼女は真面目で、しっかりしていそうだなって思ったんです。僕は前に元妻と一緒に生活していた経験からも、やっぱり日々の時間感覚の一致は大事だなと痛感していたので、彼女が自分と合いそうなのがありがたかったですね」

みかんさん「あとは、私はお見合いで、彼の離婚歴についても結構聞いたんです。話しにくいことかなって思っていたのに、彼のほうから『なんでも聞いてください。聞いてくれるほうがうれしいです』と言ってくれて、全部の質問を受け止めてくれました。

彼の他にも離婚歴がある方とお見合いしたことがあったんですが、どの方もやっぱり自分から積極的には話そうとしない傾向があって……。こちらも気を遣わなきゃとは思うのですが、今の旦那さんは、言いやすい空気感があって会話が楽しかったんです」

みかんさんのほうからぐいぐいリードして展開していく会話を、アップルさんも心地よく感じたそうだ。話したいことを聞いてくれたり、話をしてくれて助かったと思うシーンも多く、会話していくうちにどんどん「この人かも」という気持ちは増していった。

そうして仮交際が成立。仮交際中は、一気に仲が深まっていった。

「僕にはみかんさんしかいません。」まっすぐな気持ちに背中を押されて、深まった絆

仮交際期間は、なんとわずか2週間。それからすぐに真剣交際に進んだというが、みかんさんにとってアップルさんのどんなところが「特に響いた」のだろう。

みかんさん「実はお見合いした後から、私が熱を出してしまったんです。体がつらい中でファーストコール(仮交際成立後の最初の通話)を受けなくてはならず、なんとか彼と電話して、その後『実は熱を出していて……』と彼に話したんですね。

そしたらすごく心配してくれて、次の日からとてもきれいな桜の写真を送ってくれたんです。晴れた空の下に咲く桜の、とても爽快な写真で……。寝込んでいた私にとって、とっても助けになりました。

私は自然が好きで、桜も大好きなんですが、今年はあまり見にいけなかったなってちょっと落ち込んでいたんです。そんなときに彼から届いた桜の写真と、『返信はしなくても大丈夫』って伝わってくるような優しいメッセージに、心から癒されました。

他の仮交際の方からは、返信が必要なメッセージが来ていて急かされるような気持ちになっていたので、こちらの返信まで気遣ってくれる彼の思いやりの深さが強く印象に残りました」

当時のみかんさんは4名ほど仮交際を並行しており、しかも体調不良。そんな中で全員に返信して1日が終わる……といったこともあったが、彼のさりげない思いやりが身に沁みた。

みかんさん「私たちは結局、仮交際期間が2週間しかありませんでした。すぐに真剣交際に進んだほど、彼の良い印象は毎日アップデートされていったんですよね。熱を出していたときのLINEのやり取りで『なんて心遣いができる人なんだ! 』と思ったし、電話も、LINEもぽんぽん続く感じが心地よかった」

アップルさんも、当時を振り返ってこう語った。

アップルさん「いや〜、めっちゃ楽しかったですね(笑)。最初はLINEは1日2通くらいで良い気がしていたんですが、結局ずっとお話ししているときもありました」

それほど波長があったからだろうか、仮交際中のデートは2回だけで済んだそうだ。お互いの価値観を確かめあうためにナレソメで配布している「チェックリスト」も2度めのデートで即、行ったという。

みかんさん「私は当時、他の仮交際さんもいたのですが、アップルさんからのアプローチがすごかったのでそれに応えたいなという気持ちが強くなっていったんです。

仮交際デートの1回目に『もう僕には、みかんさんしかいないと思っています』と面と向かってストレートに伝えてくださったものだから、そこまで熱意を持ってくれてありがたいなと思った反面、プレッシャーもありました(笑)」

若干の戸惑いはありつつも、うれしかったというみかんさん。
また、ナレソメ予備校でも「男性のほうが女性よりも熱量が上がりやすい」という教えがあったため、「これがその現象か」と納得した部分もあったそうだ。

みかんさん「それで、私はまだ同じ熱量ではないけど、この縁を逃すまいと思って早めに決意を固めました。
他の仮交際さんとのデートも一通りしたうえで、改めて彼の良さにも気づきましたね。彼はアクティブで、体力があって、好奇心旺盛……。私自身が、気軽に外に出て楽しみたいタイプなので、やっぱりアップルさんがぴったりだと思えたんです」

その直感は見事的中。今は2人で新婚旅行先を相談する時間がとても楽しいそうだ。
ハワイなどの王道はもちろん、少し変わり種の「モンゴルにも行ってみたいね」と話すこともあり、日々すてきな時間を過ごしていると語ってくれた

みかんさん「他には、彼も実は私と同じく芸術系の学部の出身なので、創作活動に共感や理解を示してくれるのも良かったですね。美術系の大学を受けたときに通っていた予備校が実は同じだったとか、そういった共通点も出てきて、どんどん気持ちが固まっていきました」

アップルさん「僕のほうはもう、アプリで出会った方や相談所の他の女性と比べてもみかんさんがダントツで感覚が合って、共通点もあって、すぐに『彼女がいい』と思っていたので、ストレートに伝えていました。他の仮交際の方は交際終了して、みかんさんお1人に真剣に向き合いました」

そうして、日常的に気持ちを伝えていたアップルさんにみかんさんがOKのお返事をする形で真剣交際へ。

アップルさん「僕の方は、『押し切った〜!』という感覚でした(笑)。仮交際2回目のデートでチェックリストを2人でやって、それで懸念点がなければ真剣交際へ進もうという話になりました。お互いに深い話もできて、懸念が少なくなっていきましたね」

みかんさん「私のほうからは、高齢出産になった場合の不妊治療についての考えとか、そういった深いことまで聞けたので、不安はなくなりました。そうして、無事に真剣交際に進んだんです」

ライフワークの創作活動をのびのびできる環境と、応援してくれるパートナーを得て、無事に真剣交際へ。
ナレソメ予備校で言うように「女性のほうがゆっくりと気持ちが高まっていく」のセオリー通り、いつしか2人の熱量は同じくらいになっていった――。

みかんさんの希望をかなえつつ、予想外のプレゼントも計画されたプロポーズ

真剣交際中、特に記憶に残っているデートはありますか? そう尋ねると、みかんさんがきれいなネモフィラの写真を見せてくれた。

みかんさん「真剣交際に進むことを2人で決めた翌日に、実はすぐにデートに出かけたんです。私が『茨城県の有名なネモフィラの花畑を見に行きたい』と言ったら、彼が有給を取ってくれて。

運転中、道を間違えても雰囲気が悪くなるようなことも全然なくて穏やかだったし、花畑では小さなお子さんを連れている家族も多くて、彼との将来も想像できました」

遠出の小旅行でも、終始雰囲気は穏やかなまま。お互いに一層、家族になる将来に前向きな気持ちになれたという。
東京に戻ってからは、実家への挨拶や婚約記念品を探すなど、結婚に向けた具体的な準備が着実に進んでいった。

みかんさん「私のリクエストで、婚約指輪じゃなくて婚約ネックレスがいいと伝えていたんです。彼は『好きなものを選んで』と言ってくれたので、デートの中で決めましたね。結婚指輪も、同じ日に選びました」

アップルさん「僕は、結婚指輪を彼女と一緒に選んでいるときの『デザインをどうする?』といった会話で、本当に馬が合うのを実感したのがすごく印象に残っているんです。店員さんともいろいろ相談しながら、とんとん拍子で進んで行きました」

そうして、ついにプロポーズへ。
プランナーに相談の上、事前に成婚退会をして、お泊まりでのプロポーズとなったそうだ。

みかんさん「私の希望で、山梨県の富士山が見えるグランピングホテルに出かけました」

グランピングとは、自然の中で快適な設備を備えたキャンプ体験のこと。ホテル泊とキャンプ泊のいいとこ取りをした催しだ。自然が好きな2人にうってつけの場所だった。

みかんさん「『私をイメージした花束が欲しい』という無茶振りをしました(笑)。プランナーさんを通して彼にそう伝えて……それ以外は特にリクエストはしてなかったのですが、当日はさまざまなことを彼が自分で用意してくれていて、驚きの連続だったんです」

そう振り返るみかんさんの言う通り、アップルさんは彼女に気持ちを伝えるために、さまざまなことを計画していたという。

アップルさん「僕としては、メッセージカードもすごく渡したかったし、花束もいいものをあげたくて、他にもいろいろプレゼントをしたくなって……どうしようかなって考えたんです。僕は彼女にはオレンジが似合うと思っていたので、銀座の花屋さんで店員さんと相談して、オレンジ色のバラをオーダーし、グランピング施設に送ってもらいました。

他にもいろいろ探して、すてきな商品を見つけたんですね。小さな本の形をしていて、めくると自分が考えたメッセージが出てきて、造花のお花で飾られていて……」

そう言ったアップルさんが取材で見せてくれたのは、パッと明るいすてきな仕掛け本。飾るだけでも思い出が蘇ってきそうだ。

アップルさん「あとは、ファッションリングも内緒で買いました(笑)。彼女のリクエストは婚約ネックレスだったので、もちろんそれは一緒に買ったわけですが、僕としてはプロポーズの場で指輪もあげたかったんです。

僕たちにとって、出会ったときから桜が思い出に残っているので、桜がモチーフの指輪を探して購入しました。
気に入ったものを片っ端から買って、無理やりつなげたようなプロポーズになってしまいましたが……(笑)」

そう謙遜するアップルさんだが、みかんさんはやはりとても感動したそうだ。

みかんさん「泣きました(笑)。お部屋で『ちょっと後ろ向いてて』と言われて、振り返ったときにきれいな花束が置かれていて、次々にすてきなものを渡してくれるんです。

お手紙を読んでくれて、仕掛け本に鍵を開ける部分があるのですが、そこの鍵を私に開けさせてくれて、きれいなお花が出てきて……最後には指輪までつけてくれて、たくさん気持ちを伝えてくれました。

私はもう『こちらこそお願いします』という気持ちでいっぱいでしたね」

そんなアップルさんに、みかんさんはカウンターレター(お返しの手紙)を用意。
さらに、香りが好きな彼へ、ペア香水に、手作りのチャームをつけてプレゼントした。
作家らしく自分の手で仕上げたチャームをつけることで、世界にたった1つの特別なお返しとなった。

アップルさん「僕もびっくりしました。こんなにすてきなものを用意してくれて本当にうれしかったです。お見合いのときにも彼女はサプライズでカードをくれたのですが、そのときと同じような喜びがありましたね」

お互いを思いやる気持ちがあふれた思い出の品々で気持ちを表現し、無事に成功したプロポーズ。
以前は「厳格女子」で、相手のことをなかなか受け入れられないこともあったと話していたみかんさんだが、今は全然違うと言う。

みかんさん「自分自身、内省をしていたのもあるのですが……やっぱり、厳格にならないで済むお相手と出会えたというのがいちばん大きいと思うんです。彼といると空気が穏やかで、私も自然とおおらかになれるし、以前とは違う自分にも出会えました」

ナレソメ予備校の門をたたき、さまざまな人と交際する経験をして、最も安心できる人に出会えた。そうして、以前よりも柔らかくなった自分も発見できた――。
こんな穏やかな未来を勝ち取れたのはやはり、一歩踏み出した勇気のおかげだっただろう。

ナレソメでの婚活なら、女子会で「次のステップ」を見通せて、安心できる

先日引っ越しを終え、2人の生活が始まったというご夫婦。日がたつごとに、どんどん2人での暮らしがしっくりきているという。

アップルさん「僕はもう本当に、違和感がなさすぎて逆に大丈夫かな? っていうくらい、穏やかに過ごしています。食べ物も生活リズムも、本当に合うんです。

先日は、僕が鴨ネギそばを作りました。普段は彼女が美味しいご飯を作ってくれて、僕がしっかり料理したのはそれくらいなのですが、他の家事も含めて2人で分担できるのがありがたいですね」

みかんさん「私のほうは、婚活を終えたことで安心感が生まれました。『この先の人生をやっと進められるな』という感覚もありますし、生活にゆとりも生まれて……結婚指輪を見るたびにしみじみ幸せを感じます」

ナレソメ予備校を使ってみて、特に良かったと思うサービスはあるだろうか? そう問えば、みかんさんが教えてくれた。

みかんさん「私は、女子会がありがたかったですね。本格的に活動を始める前から女子会には参加していたんですが、活動中の方たちがさまざまな知見や体験談を共有してくれるので、今後の見通しを立てやすくてとても助かったんです。
『お見合いってこうなんだ』『仮交際ってこんな感じなんだな』と生の声でリアルな情報を得られて、予習できました。情報源として、とても心強いコミュニティでしたね」

ナレソメ女子会や男子会は、オンラインで定期開催されているほか、オフラインでの対面イベントもある。
オンラインの場合は基本的に誰でも参加OKで、婚活の息抜きに雑談したり、ブレイクして悩んでいるタイミングでも励ましあえたりして、参加者は150名を突破することも。

友達には婚活のことを相談しづらい、プランナー以外の第三者の意見が欲しい……そんな不安にも対応できるのが、ナレソメ予備校のコミュニティの強みだと言えるだろう。

さらに、結婚相談所を使うかどうか悩んでいる人にも、お2人からメッセージをもらった。

アップルさん「僕からはこれだけで……『結婚したいなら、アプリじゃなくて結婚相談所に行ったほうがいい!』 これに尽きますね(笑)」

みかんさん「私からは、そうですね……『ナレソメでなら、勉強しながら活動できるよ』ということを伝えたいですね。自分自身の深掘りというか、内省もできるし、人とのコミュニケーションについても恋愛心理学者などの専門家がいるので勉強できるんです。
恋愛を科学的にとらえているのもおもしろいですし、そうした環境で自分をアップデートしながらお見合いすると、きっとどんどんご縁も広がっていくと思います。

あとは、相談所に入ることを、そこまで重くとらえすぎなくてもいいんじゃないかな? と思います。現代の相談所、そしてお見合いは昔のイメージとは全然違うと思いますし、確かにお金はかかるけれど、確実にリターンはあります。積極的に動けば、結果的にいい人生になりますよ!」


婚活中に推しの仮交際さんとブレイクしたり、初めての結婚生活がうまくいかなかったり……山あり谷ありな人生の中で、ついに「この人!」と思える縁をつかみ、とんとん拍子で成婚退会したお2人。

明るい青空やきれいな緑の景色が似合うアクティブなご夫婦の今後を、結婚相談所・ナレソメ予備校は応援していきます!

ナレソメノート編集部

ぱんだ
ぱんだ

こんかちゅぱんだの公式LINEがスタートしたぱん!
「婚活タイプ診断」や「婚活・恋愛アドバイス」を定期配信中。
あたちの愛のむちと、有益すぎる情報が盛りだくさんだから、↓から友だち登録して待っててね!

編集部
執筆者 編集部
ナレソメノート編集部は、専門知識や経験を活かして質の高い記事作成に取り組んでいます。「結婚生活を通じて人生のQOLを向上させる」をテーマに、
続きを読む