好きな人を諦める方法 | 恋愛エッセイスト直伝。7つのステップで前を向け

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yuzuka
恋愛エッセイスト・脚本家として活動。元精神科看護師と夜職の経験あり。Xのフォロワーは14万人を越え、多くの女性から支持を受けている。著書は『埋まらないよ、そんな男じゃ。』他3冊。原作提供・脚本には『五反田ほいっぷ学園』『愛の炎罪』『今、晒してます』がある。ナレソメノートの編集長。

片思いに、そろそろケリをつけたい。

きっとこの記事にたどり着いたあなたは、そんな切実な思いを抱えているのではないでしょうか。

「好きな人を諦める」

まだ始まってもいない恋だからこそ、終わらせるのが難しい。
前に進むには強い意思が必要で、少なからず心に傷を負うことになる。

だけど、私は思うのです。
大人には、自分で決めて、静かに去らなければならないタイミングがあると。

その相手が本当に大切だからこそ、その恋がまだきれいなままのうちに、自分から終わりにする勇気を持つ。
それができたとき、あなたの中にある「好きだった気持ち」は、いつか人生を彩る優しい思い出に変わってくれるはずです。

とはいえ、口で言うほど簡単なことではありませんよね。「好きな人を諦める」なんて、たった8文字の言葉の裏には、想像以上の葛藤があります。

だからこの記事では、X(旧Twitter)で14万人のフォロワーを持ち、日々恋愛相談に向き合ってきた恋愛エッセイスト・yuzukaが、「好きな人を諦めるためのヒント」をお届けします。

この先を読むことで、ほんの少しでもあなたが前を向けるように。そんな願いを込めて。

好きな人を効果的に諦める7つの方法

それでは、早速本題に入りましょう。

この章では、「好きな人を諦める」ために、あなたが今からできる具体的な行動を、順を追ってお伝えしていきます。

最初のうちは「こんなの無理……」と感じることもあるかもしれません。
でも大丈夫。1歩ずつでいいんです。
全部を完璧にやろうとしなくていい。ただ、ほんの少しだけ勇気を出して、できることから試してみてください。

1. 思い切って告白する

※画像はイメージです

かなわぬ片思いが長引く理由。それは「玉砕していないから」です。

片思いは、片思いのままであるからこそ、美しい。
けれどその美しさは、同時に「終わり」を曖昧にしてしまいます。
関係が始まっていないからこそ、はっきり終わらせる理由もない。
だから、気持ちを伝えないまま、小さな可能性にすがってしまう。

それが、片思いが諦められずに長引いてこじらせる、大きな原因の1つです。

彼の言葉や仕草から感じる少しの可能性にすがって、連絡を断ち切れなかったり、「都合のいい女」になってしまったり、他の人に目が向けられなくなったり……。

思い当たる節がありませんか?

だからこそ私は、悩んでいる読者にはいつもこう伝えます。

「告白して、玉砕しよう」

もう、答えは出ているんです。
もんもんと悩んでいるのに、彼がその不安に寄り添ってくれていない時点で、その恋がうまくいく可能性は高くない。
うまくいく恋というのは本当に驚くほどスムーズで、パズルのピースが自然にハマっていくように、するするとハッピーエンドにたどり着く。

そう考えるとこの記事にたどり着いてしまったあなたには、残念ながら、希望が薄いことを伝えざるを得ません。

それでも、だからこそ思いの丈を、彼にまっすぐぶつけてほしいのです。

たぶん、フラれると思います。ギリギリ保っていた関係性が壊れて、もう会えなくなるかもしれない。

でも、それでいいんです。

人は、そこに少しでも可能性があると、どうしても後ろ髪を引かれてしまうもの。
それでも、いざ「私はこの人に選ばれなかったのだ」という事実を突きつけられると、意外とふっと気持ちが軽くなったりするんです。

ここでちゃんと想いを伝えておくことには、大きな意味があります。

時間がたてば、私たちは過去の恋をどこか美化してしまいます。
「あのとき想いを伝えていたら、なにか変わっていたかも……」
そんなふうに、選ばなかった道に幻想を抱いてしまうって、「あるある」じゃないですか?

だからこそ、未来のためにも、あなたにはこの恋に「ちゃんと終わりを与える」経験をしてほしいのです。
未来のあなたが、幸せなパートナーと出会ったとき、「あの恋にはけじめをつけた。だから、私は今この道を歩いている」と、胸を張って言えるように。

そのためにも、伝えて、砕けましょう。
その痛みは、きっとあなたを、次の幸せに連れていってくれます。

2. 連絡を完全に断つ

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2つ目は、とてもシンプル。彼との連絡を、完全に断ちましょう。

「でも、良き理解者でもあるし……」
「友達として、たまに連絡を取るくらいなら……」

そんな優しさや未練を、自分に許さないこと。
あなたが彼に恋愛感情を抱いている限り、彼からの1通のLINEやDMは、あなたを一喜一憂させ、心をかき乱し、前を向けなくさせる“引き戻し”のトリガーになります。

連絡手段が残っている限り、あなたは寂しい夜やつらい瞬間に、「やっぱり、声が聞きたいな……」と、心のどこかで彼にすがりたくなる。
そして人間は弱いから、結局また、その番号を呼び出してしまう。

でも、それではいつまでたっても、前には進めません。

彼があなたの人生の中に「今もいる」状態で、あなたがきちんと未来に目を向けるのは、至難の業です。

ここは、心を鬼にしてください。連絡を「完全に」絶つのです。

LINEは、ブロックだけでは不充分。ブロックして削除。
Instagramのフォローも、スマホの連絡帳も、メールの履歴も――彼とつながる可能性のある全ての導線を、自分の手で断ちましょう。

きっと、最初はとても苦しい。
でも、私は断言します。このプロセスを経るかどうかで、立ち直るスピードは圧倒的に違うのです。

まずは、あなたの人生から彼を追い出すこと。
残酷なようで、でもこれは、あなたが未来の幸せに出会うための「始まり」なのです。

3. 思い出の品を全て捨てる

※画像はイメージです

彼との連絡を断ち切ったら、次は「生活」から彼の痕跡を消しましょう。

スマホから彼を消しただけでは、まだ不充分です。
次は、あなたの目に触れる場所から、彼の存在を徹底的に排除していきましょう。

思い出のマグカップ、Googleフォトに残るツーショット、彼が来るたびに使っていたスリッパや部屋着。
全部、処分してください。
捨てるでも、段ボールに詰めてセカンドストリートに査定に出すでもかまいません。
とにかく、“視界”から消す。それが重要です。

「物に罪はない」なんて言葉もありますが、それが言えるのは、もう気持ちを整理できた人だけです。

まだ心に彼がいるあなたにとって、思い出の品はただの“引き戻し装置”。
目にするたびに胸がチクリとして、あの笑顔や声がフラッシュバックして、涙がにじんでしまう。
そんな状況が続く限り、あなたは前を向けません。

だからこそ、彼の思い出が染み付いたものは、すべて排除する。

「なにかを見るたびに涙があふれる」そんな状況を、自分で終わらせるのです。
これは冷たさでも、情の無さでもありません。自分を大切にするための、立派な“前進”です。

ぱんだ
ぱんだ

同棲していて彼が出て行ったケースの場合は、さっさと引っ越しすることをおすすめするぱん。彼と一緒に行ったスーパー、彼と焼きそばパンを食べたパン屋、2人で話した公園……街そのものが思い出の品化していて手に負えないぱんよ!

4. わざと泣く時間を作る

※画像はイメージです

彼との思い出を処分し、空っぽになったあなたへ。

ここから先は、一度「落ち込む時間」を、意識的に作ることが大切です。

失恋直後、人はよく「とにかく明るくしなきゃ」と思ってしまいます。
明るい場所に出かけてみたり、無理に友達と飲みに行ったり、謎にテンションの高い音楽を流したり。まるで“陽”のエネルギーで“陰”を覆い隠そうとするように……。

でも、この記事を読んでいるあなたなら、きっと経験があるはず。

外では元気に笑っていたはずなのに、家に帰って1人になった瞬間、スイッチが切れたように、どんよりと沈んでいくあの感じ。

心が追いついていないまま無理をしても、それはどこかでツケとなって返ってきてしまうのです。

だからこそ私はあなたに、いっそ一度、落ち込めるところまでとことん落ち込んでほしい。

泣いてください。たくさん、たくさん泣いていいんです。

涙は、医学的にも「ストレス物質を体の外に出すデトックス」だと言われています。
つまり、涙を流すこと自体に、ちゃんと意味がある。

失恋ソングを聴くのもいい。失恋映画を観て共感に浸るのもいい。
自分を“悲劇のヒロイン”だと思って、思いきり情緒に身を委ねていいんです。

あなたの感情は、決して「抑えなければならない、醜いもの」なんかじゃない。

失恋で感じるこの切なさは、あなただけの美しい恋が確かに存在していた証。
そのはかなさや痛みまでも、ちゃんと味わってあげることは、あなた自身を大切にするということでもあるのです。

そして、不思議なことに、人は底まで沈みきったとき、ある瞬間ふわっと浮かび上がるタイミングが訪れます。
まるで、プールに沈めたおもちゃが、自然と水面に戻ってくるみたいに。

無理に浮かぼうとしなくていい。 焦らず、ゆっくりでいい。
あなたのペースで沈み、そして、また浮かび上がるそのときまで、自分に優しくしてあげてください。

5. 小旅行へ行く

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さて、沈むところまで沈みきったあなたへ。

ほんの少し、心に余力が戻ってきたときに、私が強くおすすめしたいのが「小旅行」です。

といっても、おおげさな準備はいりません。日帰りでいいんです。
ポイントは1つ、「行ったことのない場所」に行くこと。

なんの思い出もない場所に、たった1人で降り立ってみる。
ただ、それだけ。

実は、私自身もかつて大きな失恋をしたとき、「降りたことのない駅」でふと途中下車してみたことがありました。

行ったことのないコンビニでサイダーを買って、歩いたことのない路地を、ただひたすら歩き続ける。
すれ違う人も、すれ違う猫も、みんな知らない誰か。でも、その“知らなさ”が、なんだか心地よかった。

不思議ですよね。見慣れない景色、聞いたことのない駅名、まっさらな空気。
彼との思い出が詰まった場所ではない、その“誰とも共有していない時間と空間”にいると、少しずつ、「私は、1人でもちゃんと生きていける」そんなふうに、思えてきたんです。

それはまるで、彼の記憶ばかりが散らかったデスクトップに、ぽんと新しいフォルダができるような感覚。
見慣れないファイル名の「知らない街の記憶」がそこに入り、心に小さな余白が生まれる、みたいな感じかな。

もちろん、この小旅行1つで心が完全に晴れるわけではありません。
でも、「前を向こう」と思えるきっかけは、実はこんなささやかな行動の中にあるんです。

大きな勇気はいらない。ただ、知らない駅で降りてみるだけでいい。

歩いたことのない道を歩いて、風を感じて、「あ、なんか私、彼がいなくても大丈夫かもしれない」と、ふと心がつぶやく瞬間を、ぜひ味わってみてください。

6. とにかく異性と会いまくる

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さあ、心に余白ができてきて、少しずつ日常に戻る準備が整ってきたあなたへ。

ここで、悪いことは言いません。どうか、異性と会いまくってください。

「え、もうそんな気分じゃない……」「まだ誰かを好きになるなんて無理……」
そんなふうに思うかもしれません。

もちろん無理に恋人候補とデートしろなんて言いません。
むしろ、あなたが恋愛感情を抱かない相手でいいんです。
気の置けない男友達とか、ちょっとあなたに気がありそうな年下の男の子とか。
とにかく、「異性と話す時間」を意識的に作ってみてほしい。

私は普段、「恋愛テクニック」的なものがあまり好きではありません。
でも、そんな私が唯一納得している恋愛格言があります。

「男を忘れるには、男が一番」

もちろん、新しく出会った誰かを急に好きになれなくてもいいんです。
一見、なんの収穫もなかったような飲み会でも、異性と話して、褒められて、笑い合うだけで、あなたの中に「あ、選択肢って他にもあるんだ」という感覚が芽生えていきます。

彼以外にも、男性はたくさんいる。
彼以外にも、自分を魅力的だと思ってくれる人は、ちゃんといる。

そう思えると、不思議と「彼」に固執していた自分の姿が、ふっと遠くから見えるようになるんです。

そしてもう1つ、大切なこと。

恋愛は、「会わなければ始まらない」。

どんなに優しい人でも、どんなに相性がいい人でも、接点がなければなにも生まれません。
だからこそ、また誰かと未来を作っていくためにも、まずは1歩踏み出して、人と会ってみる。
それが、新しい物語の始まりになるかもしれません。

どうか、あなたがちゃんと誰かに愛される価値のある人間だということを思い出せますように。

ぱんだ
ぱんだ

「男と会え」とは言ったけど、自暴自棄になってワンナイトをする、なんてことは絶対にやめるぱんよ。自分を大切にしないインスタントな恋は、ちみの傷に塩を塗るだけぱん。

7. 失恋のプロセスを理解する

最後に、あなたが本当に前を向くために、いちばん大切なことをお伝えします。

それは、 「失恋のプロセスを知っておくこと」。

失恋がどうしてこんなにもつらいのか。その理由の1つは、「終わりがいつ来るのかが見えない」からです。

ちゃんと好きだったからこそ、ちゃんと愛していたからこそ、このつらい気持ちが永遠に続くんじゃないかと、心が押しつぶされそうになる。

だけど、どうか覚えていてください。

その傷は、必ず癒えます。今は信じられなくても、時間と共に、確実に、少しずつその恋は温度を失う。

その「時間」が、どう流れていくのか。そして、あなたの心がどのようなステップを経て癒やされていくのか。
それをあらかじめ知っておくだけで、不思議と気持ちが少し軽くなります。

“ああ、これは今、自分がこのステージにいるってことなんだな”
そうやって、自分の心を理解しながら歩けると、癒やしの速度も変わってくるんですよね。

詳しくは、「失恋の回復」を“死の受容プロセス”に当てはめて解説した記事を、心のお守りの1つとして、読んでみてください。
少しだけ、この恋を諦めるための地図が明確になるはずです。

好きな人を諦めるべきタイミングとは?

ここまでは、「好きな人を諦める方法」を解説してきました。
しかし、今この記事を読んでいる人の中には、心のどこかで「そもそも本当に、この人を諦めなければならないのか?」と、踏ん切りがつかない人もいるのではないでしょうか。

そこでこの章では、あなたが「その恋を本当に終わらせるべきかどうか」を判断するための、1つの指標として、「好きな人を諦めるべきタイミング」について、お話ししていきます。

あなたがこの恋を終わらせるべきか、それとも、もう少し向き合うべきか。
その答えを、自分の中で見つけるためのヒントになればうれしいです。

LINEの「既読無視」が続くとき

LINEの既読無視が続いているなら、その恋にはもう、可能性がないのかもしれません。

「LINEで恋の温度を測るな」なんていう言葉、よく聞きますよね。
実際、私も一理あると思っています。

例えば私自身、相手のことが本気で好きなほど、何を送るか悩みすぎてしまって、かえって返信できなくなってしまうことがあります。
恋をしている人の心って、案外、そういう不器用さを持っています。

しかし一方でLINEには、「未読」と「既読」という、残酷なまでに明確なサインがある、というのが私の持論です。

短期間の「未読スルー」には、余地があります。
単純に忙しくてLINEが開けていないとか、あるいはまだ返せる心の余裕がなくて、既読をつけないようにしている、とか。
実は相手を思っての“保留”のサインの場合も多くあります。

しかし、「既読スルー」は違います。
あなたがメッセージを読んだと知っていることを、相手もわかっている。
そのうえで24時間以上返信がないのだとしたら、それは「あえて返していない」という静かな意思表示である可能性が高いのです。

もちろん、仕事が忙しいとか、返信のタイミングを逃してしまっただけ、という可能性もゼロではありません。
でも、それが何度も続いていたり、どんな内容を送っても「既読」になるだけで返事がない。
スタンプ1つ、ひと言のリアクションすらないのなら、それはもう、「距離を置きたい」「終わらせたい」という、彼の答えなのかもしれません。

ぱんだ
ぱんだ

未読スルーでも、何日も続いたり、何度も続いたりする場合は相手がちみに「興味がないだけ」のケースがほとんどぱんよ。

会う約束ができないとき

会う約束ができない男は、残念ながら、あなたに好意がありません。

これは、少し厳しいようですが、経験上断言できます。

男性って、実はものすごくシンプルで、正直な生き物です。
本当に好きな女性のためなら、どれだけ忙しくても、どれだけ金欠でも、時間を作ります。お金をなんとかします。そして、会いに行こうとします。

もしも誰かに惚れたら、ただただ「会いたい」。その気持ちだけで動く。それが男です。

だから、こちらが必死になって誘ったり、スケジュールを何度も調整したりしなくても、
本気の男性は自分から「会おう」とアクションを起こすのです。

LINEの返信が不器用だとか、会ったときに気の利いた言葉が言えないとか、その辺は人によってまちまち。
だけど、「あなたに会おうとするかどうか」だけは、相手の本気度が如実に出ます。

その中で、あなたが彼に「会えない」が続くようなら、それは終わりのサインです。

  • ドタキャンばかり
  • 予定が合わず、代案を出してこない
  • こちらが何度誘っても、乗り気じゃない

もしもそういう状況が続くのなら、 つらいけれど、そこには、あなたへの恋愛感情は存在しません。だから、きっぱり、その恋に幕を下ろしましょう。

ぱんだ
ぱんだ

大谷翔平でも恋愛・結婚ができるのに、普通の男が「忙しくて会えない」わけがないぱん。

「恋人」ができたとき

好きな相手に恋人ができた、結婚した、あるいは最初からパートナーがいる。

それはもう、問答無用で「諦めるべきとき」です。

本気で相手のことが好きであればあるほど、
「どうにかして振り向かせたい」
「たとえ略奪になったとしても……」
そんなふうに、感情が暴れ出すこともあるかもしれません。

だけどどうか、すっと身を引いてください。

だって、そもそも、あなたという存在がこの世にいるにもかかわらず、彼は他の誰かを本命として選んだ。それがもう、明確な答えです。

言ってしまえば、あなたは「取られてもいい存在」だったということ。
その状況でどれだけ頑張ってアプローチしても、大抵は引かれるか、仮になびいたとしても、あなたは「2番目の女」でしかありません。

もしも略奪に成功したとして、それは「押されたらパートナーを簡単に裏切る男」を手に入れた、というだけの話

どう転んでも、この先にあるのは地獄なのです。

相手に大切な誰かができたと知ったら、きっぱりと諦める。

あなたがその恋をきれいな思い出に変えていくためにも、前を向きましょう。

フラれたとき

想いを伝えた結果、きっぱりとフラれてしまった。

心がぎゅっと縮んで、立ち直れないんじゃないかと思うほど落ち込んでしまう。
その気持ち、とてもよくわかります。

だけどそこで、「なんとかならないかな」と、未練たっぷりにすがりつくのは、どうかやめてください。

なぜなら、「フる」という行為は、実はフる側にとっても体力のいることだからです。

誰だって、誰かを傷つけたくなんてない。
誰だって、悪者にはなりたくない。
それでも彼は、あなたのことを思って、きちんと向き合い、断るという選択をしてくれた。

それは、彼なりの最大限の誠意だったはずです。

私の経験上、ここですがってうまくいくケースはほとんどありません。
むしろ、すがればすがるほど、相手の心はどんどん離れていき、そして多くの場合、関係は完全に壊れてしまうのです。

でも逆に、ここで、そっと背中を見せて去ることができたなら。
その姿は、彼の心の中にきっと残り続けます。

いつかお互いがちゃんと幸せになれた未来で、ふと街でばったり再会して、「元気だった?」と笑顔で手を振り合える日が来るかもしれない。
そんなきれいな思い出に変えていける可能性だってあるんです。

恋愛は、どちらか一方の気持ちだけではどうにもなりません。
たとえどれだけ強く願っても、相手の心がそこにないのなら、恋は成り立たない。

だからこそ、「ノー」と言われたら、どれだけつらくても、すっと離れる。
それが、彼への敬意であり、あなた自身を大切にするための唯一の道なのです。

【まとめ】好きな人を諦めた先に、また「好きな人」に会える

いかがだったでしょうか。
この記事を読んだ人それぞれが、自分なりの「好きな人を諦める方法」を見つけて前を向けることを、私は心から祈っています。

また、私がこの記事を読んでいるあなたに伝えたいことがあるとしたら、「好きな人を諦めた先に、また好きな人に会えるよ」ということです。

人生というのは不思議で、1つなにかを手放したときにだけ、またなにか大切なものが与えられるのです。

さて、この記事を通して「好きな人を諦める」決意をしたあなた。
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あの人を本気で好きだった。
でも、もう追いかけないと決めた。
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それって、簡単なことではありません。
きっとなによりも、強くて、優しい決断だったと思います。

そしてそんな選択を取れたあなたには、ここから幸せになる権利がある。

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yuzuka

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執筆者 yuzuka
ナレソメ予備校の学年主任で、ナレソメノート編集長。元精神科の看護師で夜職の経験もあり。普段はエッセイストや脚本家として活動している。著書「埋
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