「選べない男」は浮気される? キャリアの自己決定感が恋愛に与える影響とは
仕事の進路や就職先を「なんとなく」や「周囲の勧め」で決めていませんか?
ナレソメ総研が実施した独自調査により、就職における「自己決定感(自分で決めた納得感)」が低い男性ほど、パートナーに浮気をされた経験(被浮気経験)が多いという興味深い傾向が明らかになりました。
一見すると無関係に思える「仕事・キャリアの選び方」と「恋愛の安定性」。
しかしその根底に、「人生の舵は自分で握る」という感覚の強さが、共通して影響している可能性が見えてきます。
誤解がないよう予めお伝えしますが、不貞行為の責任が、裏切った側にあるのは明らかです。
そのうえで、なぜキャリアを人任せにする男性ほど、恋愛で裏切られやすいのか。
その相関を解き明かしていきます。
データが語る「キャリアの迷い」と恋愛リスク
交際経験がある男性150名を対象に、進路(就職)における自己決定感と被浮気経験の相関を調査したところ、「進路(就職)の自己決定感」が低いほど、浮気されたこと(被浮気経験)がある人の割合が増えることが判明しました。

- 浮気された経験が「ない」層: 自己決定感が最高値(スコア7)の人が60.8%にのぼり、9割以上(94.9%)がスコア5以上の高い納得感を持ってキャリアを決定。
- 浮気された経験が「ある」層: 自己決定感が最高値(スコア7)の人は46.7%と半数以下まで低下。さらに、5人に1人(20.0%)がスコア4以下という低い自己決定感のまま、キャリアを選択。
特筆すべきは、自己決定感が低い層(スコア4以下)の割合です。
「被浮気経験なし」の人がわずか5%であるのに対し、「被浮気経験あり」の層は20%と、実に4倍もの開きが出ています。
なぜ「受け身のキャリア」が浮気を招くのか?
なぜ、仕事選びの姿勢がパートナーの浮気にまで波及するのでしょうか。
もちろん不貞行為の責任は、いかなる理由があろうとも裏切った側にあるのは当然のこと。 しかし一方で、キャリアにおける意思決定のスタンスが、知らず知らずのうちにパートナーシップにおける「振る舞い」としても表れ「軽んじられる隙」を作ってしまう可能性がある、という現実が浮かび上がってきます。
- 「判断の放棄」が招くパワーバランスの崩れ:重要な選択を周囲に委ねる傾向がある人は、恋愛においても「どちらでもいい」「任せるよ」と判断をパートナーに丸投げしがちです。これが繰り返されると、関係の主導権が一方に偏り、対等なリスペクトが成立しにくい土台が作られてしまいます。
- 「自己評価の低さ」が魅力を損なう悪循環 :自分で人生を決断してこなかった人は、無意識に自己評価が低くなりやすく、パートナーに対して過度に卑屈になったり、顔色をうかがいすぎたりする傾向があります。こうした「主体性の欠如」は相手にも伝わり、結果として「この人なら適当に扱ってもいいだろう」という甘えや軽視を許す隙を生んでしまうのです。
浮気のような恋愛トラブルは、こうした日常的な「決断のスタンス」から生じる関係性のゆがみが土壌となって、少しずつ形成されているとも考えられます。
キャリアにおける自己決定感を高めることは、単なる仕事選びの話ではありません。
それは「自分の人生の主役は自分である」という自信をまとうことであり、パートナーに対して「尊重されるべき存在」としての境界線を引くことにもつながるのです。
自ら決断する意志こそが、信頼を勝ち取る道
今回の調査結果は、私たちの「自己決定感」が浮気のような恋愛トラブルとも無関係ではないことを示唆しています。
特に婚約・結婚は、式の内容、家計、子育て、マイホームなど、重要な意思決定や決断の連続です。そこで「周囲に流されず、自らの意思と責任を持って向き合ってくれるのか」、パートナーはその姿勢を敏感に受け取ります。
日々の小さな決断から「自分で決める」習慣を積み重ねること。
その揺るぎない姿勢こそが、パートナーからの深い信頼を勝ち取り、誰にも壊せない絆を築き、関係を安定させるための最も再現性の高い土台となるでしょう。
<出典記入方法>
本調査を引用する場合は「恋愛経験などに関する調査2026(ナレソメ総研調べ)」及び、本記事URLを必ず明記してください。
<調査方法>
恋愛経験などに関するアンケート調査
<調査期間>
2026年2月12日(木)〜2月23日(月)
<調査対象>
成人男女
<回収サンプル数>
488名(男性175名、女性313名)のうち、交際経験のある男性150名
ナレソメ総研




