男性が妻にしたいと思う女性の特徴5つ。恋愛心理学者が解説
「付き合っているのに、結婚の話がなかなか進まない」
「男性が結婚したいと思う女性には、どんな共通点があるのだろう」
そんな疑問を抱いたことはないだろうか。
交際相手として好きになることと、結婚相手として一緒に暮らしたいと思うことは、必ずしも同じではない。
結婚を考えたときに、相手を見る視点が変わる男性もいる。
本記事では、結婚相談所ナレソメ予備校の恋愛心理学者・山崎が、婚活現場での経験と自身の夫婦のエピソードを交えながら、男性が妻にしたいと思う女性の特徴5つを解説する。
キーワードは「自立」と「自己決定感」。日常のやり取りに表れる特徴を知り、結婚を見据えた関係づくりの参考にしてほしい。
山崎敬太
筑波大学心理学類卒。日本パーソナリティ心理学会所属。ナレソメ総研所長。研究テーマは「遠距離恋愛の関係継続」。
在学中から恋愛心理学を探究し、自己肯定感や関係維持の心理を研究。
延べ1,000名以上のカウンセリングを行い、"恋愛と結婚のリアル"を科学的かつ温かく伝える。
BAILA(集英社)への取材協力や、ABEMA Primeへのナレソメ総研の調査データ提供など、メディアでも恋愛と結婚に関する発信を行っている。
結婚相手としての魅力を支えるのは「自立」と「自己決定感」
男性が「妻」にしたいと思う女性の特徴は大きく2つ。
- 自立している
- 自己決定感が高い
結婚を具体的に考え始めたとき、結婚相手は「自立した女性がいい」と話す男性は非常に多いです。
私が婚活の現場で見ていても、本当によく耳にします。
恋愛関係では、「なにもわからないから教えてほしい」と甘えてくる女性に対して、「しょうがないな」といろいろしてあげたがったり、そんなやり取りを交際の楽しさとして感じていたりする男性も多いのです。
ところが、男性が結婚を本気で考え出すと、一転して「自立していない人は嫌だ」と言いだすんですね。

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そして、この自立と深く関わっているのが「自己決定感」。
自己決定感とは、自分の選択や行動を「自分が選んだこと」として引き受ける感覚のこと。
例えば、自分も納得して決めたのに、あとから「させられた、やらされた」と相手のせいにしてしまうようだと、男性は「結婚相手にはちょっとな……」と敬遠したくなる傾向があります。
自立や自己決定感は、パートナーへのお願いの仕方、不満の伝え方、相手の受け止め方にも表れます。
その具体的な行動や言動を5つ紹介していきます。
特徴1:話し合って解決したことを、何度も蒸し返さない
1つ目の特徴は、話し合って解決したことを、何度も蒸し返さないことです。言い換えると「ネチネチしていない」ということです。
例えば、嫌だったことを彼に伝えて、「わかった、ごめんね」と謝ってもらったとします。話し合い、自分も納得して許したはずなのに、あとになって「あのときのこと、まだ許してないからね」と、また同じ話を持ち出す。こうしたやり取りです。
相手からすると、「あのときの話し合いで終わったのでは?」「許してくれたと思っていたけれど、そうではなかったの?」と、戸惑ってしまいます。
自分で許すと決めたこととその後の言動に食い違いがあると、相手は何を信じればよいのかわからなくなります。
ここに、自分の選択をどう受け止めているかという、自己決定感の問題が関わってくるのです。
私自身、つい引きずってしまう側なので少し耳の痛い話でもあるのですが、納得できていないときは、その気持ちを話し合いのなかで伝えることが大切です。
そのうえで、自分も納得して着地したことには区切りをつける。こうした姿勢がパートナーの安心感につながると私は考えています。

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特徴2:頼っている自覚がある
2つ目の特徴は「頼っていることを自覚している」ということです。
お願いや希望、もっと言えばそれがわがままであったとしても、悪いことではありません。支え合うきっかけになりますからね。
自立とは、誰にも頼らずに生きることではないのです。
そもそも、どれだけ1人で物事をこなせる人でも、誰かの支えがあって生活が成り立っています。
体調を崩したら医療関係者に助けてもらいますし、仕事でも、営業と事務など、それぞれの役割があって全体が動いていますよね。
必要なときには相手を頼り、助けてもらっていることを受け止める。自立と人に頼ることは、両立できるのです。
むしろ、「人に迷惑をかけたくない」「頼るのは弱いことだ」と考え、なんでも1人で抱え込んでしまうのは、自立というより孤立に近い状態かもしれません。
ここで注目してほしいのは、希望やお願いの内容そのものよりも、「自分が相手に頼んでいる」「相手が応じてくれている」と自覚しているかどうかが重要だという点です。
反対に、「私はなにも頼っていない」「これくらいしてくれて当然」と捉えていると、相手の支えを受け止めにくくなります。
私も妻からいろいろなお願いをされます。
我が家には子どもが2人いるので、習い事の送迎や学校の用事、保護者会、町内の行事の手伝いなど、日々やることがたくさんあるんですね。
私から見ても、妻はお願いが上手。
「いっぱいお願いしているからね。いつもありがとうね」と自分が頼っていることを自覚していて、感謝の気持ちを言葉にしてくれるのです。
のろけになってしまいますが、そういうところも、やっぱり好きですね。

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特徴3:相手を思いどおりに変えようとしない
3つ目の特徴は、相手の言動で気になることがあったとき、全ての改善を求め続けないことです。
指摘や提案をするのはよいのです。
不満を言わずにため込み、あとから爆発されるほうが、相手はなにが起きたのかわからず困ってしまいます。
ただ、なにもかも自分の思いどおりにできるわけではないですよね。
相手が変わるまで譲らず、「いつになったら変わるの?」と言い続けていると、お互いに苦しくなってしまいます。
自分が「選んだ相手」と関係を続けるなら、どこまで受け入れるか、自分はどう関わるかも考えていきたいところです。
例えば、「ここはやってくれたから、このくらいは目をつぶろう」「それなら、こちらは私がやっておこう」と、自分の対応を選ぶこともできます。
相手を変えようとするだけでなく、受け入れる部分や自分で対応する部分を考えられることも1つの強さです。
そこに、自立や自己決定感が表れると私は考えています。

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特徴4:ほどよく期待しつつ、完璧を求めない
4つ目の特徴は、パートナーにほどよく期待できることです。
男性には「あれもこれも指摘されたくない」と思う一方で、「パートナーには期待されたい」という気持ちもあります。
この両方があるところが、男性心理を考えるうえでおもしろい点ですね。
なにも期待されなければ、自分が相手の役に立てている実感が湧きにくくなります。
一方で、全てを完璧にこなすことを求められると、負担が大きく感じやすくなるでしょう。
私の感覚では、「6〜7割くらいの期待」がちょうどよいように思います。
相手に期待しながらも、全てが思いどおりになることまでは求めない、という加減です。
相手にできることを信じ、任せる余地があること。
それがほどよい期待につながります。
この特徴は、特徴5で解説する内容とも深く関わっています。

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特徴5:相手の貢献と存在を認められる
5つ目の特徴は、相手を頼り、その行動や存在に感謝を伝えられることです。
男性が「自分はパートナーに必要とされている」と感じるには、自分の存在や、相手のためにしたことを承認してもらえることが大切だと私は考えています。
ここでは、具体的な2つの伝え方を紹介します。
伝え方1:「助かった、ありがとう」で、相手の貢献を認める
例えば、あなたが「今日はゴミ出しに行く時間がないから、お願いしてもいい?」と頼んだとします。
彼がゴミを出して帰ってきたときに、「助かった、ありがとう」と伝える。
このひと言で、相手は「自分の行動が役に立った」とわかります。これが、貢献を認めてもらえたという実感です。
男性には多かれ少なかれ、パートナーの役に立ちたい、喜んでもらいたいという「ヒーロー願望」があります。
何をすれば役に立てるかがわかり、行動したあとに「助かった、ありがとう」と感謝を伝えてもらえると、「自分は相手の役に立てた」という実感につながるのです。
だから、相手の貢献への承認が得られるのであれば、女性から頼られたりお願いされたりするのは、男性にとってみれば、何をすれば喜ばれるかがわかりやすいので、ありがたいんです。
伝え方2:「いてくれてよかった」で、相手の存在を認める
もう1つは、「あなたがいてくれてよかった」と伝えることです。
わが家の例でいうと、冬用タイヤと夏用タイヤを交換しに行くために、車にタイヤを積んだり、帰宅後に物置へ運んだりするような力仕事を、妻に頼まれることがあります。
重労働なので、私もボヤきながら作業していますが、そのあとに「ありがとう。こういうとき、いてくれてよかったなと思う」と妻に言われると、これがうれしいんですよね。
作業を終えたことへの感謝に加えて、自分がいることそのものを喜んでもらえたと感じます。これが、存在を認めてもらえたという実感です。
「自分が役に立てた」「自分がいてよかった」と感じられることが、家庭での居場所感につながります。
ほどよく期待してくれて、頼ってくれて、その気持ちを言葉にしてくれる。そうしたやり取りから、「この人と一緒に暮らしたい」と感じる男性もいるのです。

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結婚につながるかどうかは、相手自身の結婚意思にもよる
ここまで5つの特徴をお伝えしましたが、最後にとても大切なことをお伝えします。
どれだけあなたに魅力があっても、相手の男性が結婚を考えるタイミングでなければ、結婚の話は進みにくいということです。
女性は結婚相手の前段階として恋愛相手を考える人が多いのですが、男性の場合、「恋人として付き合える」相手と「結婚したい」相手を別のものと考えている人が少なくありません。
私は、交際と結婚の捉え方の違いを「採用活動」にたとえて説明することがあります。
結婚を意識している女性にとっては、交際の始まりが「書類選考を通過した」段階に近い場合があります。交際を通じて、結婚相手として一緒に生きていけるかを見ていくイメージですね。
一方、男性のなかには交際の始まりを「恋人としての採用が決まった」と捉える人もいます。恋人関係が成立したことと、結婚相手を探すことが別になっている。求人の職種自体が違うのです。
このような男性が結婚を考え始めるきっかけには、周囲の人が結婚すること、失恋して寂しさを感じること、1人の時間に飽きること、子どもが欲しいと思うことなどがあります。
つまり、結婚への意思が生まれるタイミングには、あなたの魅力以外の要素も関わっているということ。「もっと魅力的になれば、彼も結婚したくなるはず」と、自分を変えることだけに力を注ぐ前に、相手が結婚を望んでいるかにも目を向けてみてください。
結婚を望むなら、自分のよさを理解してくれることに加えて、結婚を考えている相手と出会うことも大切です。
▶︎「男女が結婚願望を抱くきっかけ」に関する記事はこちら
まとめ:自分のよさを生かし、結婚を望む相手との関係を育てよう
男性が妻にしたいと思う女性の特徴を5つ紹介しました。
とはいえ、全てを満たそうとがんばりすぎると、相手に合わせるばかりに感じられてしまうかもしれません。
「ここは自分のよさだと思える」「この言い方なら取り入れられそう」というポイントに目を向けて実践してみてください。
そして、結婚につながらない理由を自分の魅力不足だけに結びつけないでほしいと思います。相手の結婚意思やタイミングも、2人の将来に関わる大切な要素です。
あなた自身のよさを生かしながら、結婚を望む相手と支え合える関係を育てていきましょう。
結婚を見据えた出会いを探したい方や、婚活での相手選び・関係づくりに悩んでいる方は、結婚相談所ナレソメ予備校のオンライン無料相談でぜひご相談ください。
自分に合う相手や婚活の進め方を考えるところから、一緒に取り組んでいきましょう。

監修:恋愛心理学者・山崎


