結婚したいかわからないあなたへ。モヤモヤ解消!「50年後の私」で本音を見つける3ステップ

仕事もプライベートも充実している。休みの日にはすぐに会える友達もいるし、今の生活に不満はない。

周りは少しずつ家庭を持ち始めた。周りから「結婚しないの?」と聞かれると、ヘラヘラと。
そんな中、ふと「このままでいいのかな」と不安に襲われる時がある。

「結婚したいかわからない」

答えが見つからないまま放っておくのも怖い。

この記事にたどり着いたあなたは、そんなモヤモヤを抱えているのではないだろうか。

あなたの「結婚したいかわからない」モヤモヤは、ある1つの方法で解決できる。
その方法は、自分と向き合い「これから50年をどう生きたいか」考えること。

「50年先? そんなんわかるわけないやん! めんどくさそう!」
そう思ったあなた、おっしゃるとおり。未来のことはわからない。
でも、「今のあなた」の延長線上に「50年後のあなた」は存在する。なりたい未来を想像することが、あなたに結婚が必要かどうかを知る近道なのだ。

面倒に感じるかもしれないが、この記事に沿って、あなたが感じている不安や結婚のメリット・デメリットを理解し自分の本音と向き合うことで、きっと答えは見つかる。

申し遅れたが、筆者(がっちゃん)も「結婚したいかわからない」というモヤモヤに数年間悩み続け、ようやく道を切り開いた経験者である。
この記事では、筆者がモヤモヤから脱出したリアルな体験談も包み隠さずお伝えしていく。
ちなみに、筆者の場合は「結婚すること」を選んだが、もちろん「結婚しない幸せ」もあると思う。

この記事は、一概に結婚を勧める内容ではなく、あなたが自分の本音を整理し、一歩踏み出すためのきっかけになることをお約束する。ぜひ最後まで読んでほしい。

目次
  1. 結婚したいかわからない理由と心理
    1. 【理由1】お金の使い方が変わる? 結婚にまつわる「経済的」な不安
    2. 【理由2】キャリアはあきらめる?「仕事と家庭の両立」への不安
    3. 【理由3】自分のペースが崩れる「共同生活」への不安
    4. 【理由4】趣味や推し活など「個人の楽しみ」が制限される不安
    5. 【理由5】自分の人生がなくなる?「子育て」への漠然とした不安
    6. 【理由6】もうしんどい。うまくいかない「婚活疲れ」
  2. 結婚のメリットとデメリット
    1. 【精神面・経済面・健康面】結婚のメリット
    2. 無視できない結婚のデメリット3選【法的な義務・自由の制限】
  3. あなたの本音を診断! 結婚したいか「願望度」チェックリスト
  4. 「結婚したいかわからない」人が知っておくべき5つの現実とリスク
    1. SNSには夫婦生活の不満ばかりが集まる
    2. 「結婚=キャリアをあきらめる」ではない
    3. 「結婚=自由がなくなる」ではない
    4. どんな夫婦になるかは自由に決められる
    5. 独身でいることにはリスクがある
  5. 「結婚したいかわからない」を解決する方法3選
    1. 【STEP1】最重要!「50年後の私」で自分の本音と徹底的に向き合う
    2. 【STEP2】「なりたい夫婦像」を探す! 既婚者からリアルな体験談を聞く
    3. 【STEP3】婚活の方法や出会う人のタイプを変えてみる
  6. 【筆者の体験談】元独身貴族の私が結婚を選んだリアルな理由
  7. まとめ:「結婚したいかわからない」を卒業し、あなたらしい幸せを見つけよう

結婚したいかわからない理由と心理

「結婚したいかわからない」とモヤモヤするのはなぜだろうか。
まずは、理由や心理を整理していく。

あなたに当てはまるものがあるか確認しながら読み進めてほしい。

【理由1】お金の使い方が変わる? 結婚にまつわる「経済的」な不安

※画像はイメージです

結婚に対して感じやすい不安の1つが、経済的な不安である。

  • 結婚ってお金がかかりそう
  • 結婚すると自由にお金が使えなくなる
  • パートナーとお金に関する価値観が合わなかったらどうしよう

など、経済面での自由さや安定に不安を感じ、結婚したいかわからなくなる人も多いのではないだろうか。

【理由2】キャリアはあきらめる?「仕事と家庭の両立」への不安

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「結婚したら家庭と仕事を両立させられるかな……」
その不安、すごくわかる。

結婚すると、仕事に全てを注ぎ込むことは難しいというイメージを持つ人も多いだろう。子どもがいればなおさらだ。

さらに、職種によっては、次のような不安を感じている人もいるのではないだろうか。

  • 全国転勤の仕事:転居が多く、パートナーのキャリアや子どもの教育環境に影響を及ぼす可能性がある
  • 不規則な仕事(夜勤やシフト制など):生活リズムが合わないことで、夫婦間のコミュニケーションが少なくなる
  • 緊急時の出勤が多い仕事(医療関係・インフラ関係など):スケジュールが立てにくく、プライベートの予定が制限される
  • 接待や会食が多い/長時間労働を伴う仕事:家族団らんや家事育児の時間の確保が難しかったり、健康への弊害があったりする

仕事に情熱があり、キャリアを築いてきた人ほど、仕事のやりがいや成果を重視する。そのため、結婚によってキャリアが制限されるのではないかという不安を感じやすい。

【理由3】自分のペースが崩れる「共同生活」への不安

※画像はイメージです

「結婚したら共同生活が大変そう」という、共同生活への不安。特に長い間独り暮らしをしていた人は、感じやすいのではないだろうか。

筆者も独り暮らしの自由な生活を謳歌してきたため、共同生活への不安は人一倍強く感じていた。具体的には次のようなこと。

  • 生活リズムを相手と合わせなければいけない
  • 気分しだいに残業や外食できない
  • インテリアや家具家電などを自分の好みだけで決められない
  • 部屋を思いのままに散らかせない/せっかく部屋をきれいにしてもパートナーに散らかされる
  • パートナーの家族や親戚との付き合いが発生する

結婚は単に2人で暮らすということだけでなく、パートナーとの調和が求められる。
自分のペースを重んじる人は特に、結婚後の共同生活に強い不安を持っているのではないだろうか。

【理由4】趣味や推し活など「個人の楽しみ」が制限される不安

「結婚したら自由や趣味の時間が制限される」
そんなイメージを持つ人も多いのではないだろうか。

実際に筆者は、「時間やお金の使い方など、自由が制限されるから結婚はしたくない」と思う時期があった。
筆者のように、次のような理由で結婚に不安を持っているという話もよく耳にする。

  • 推し活の出費や時間が制限される
  • 友人と遊ぶ時間が減る
  • 仕事終わりにふらっと飲みに行けない
  • 家で1人になれる時間が減る
  • ゲームや読書に集中できない

確かに、人付き合いや好きなものを優先したい人にとっては、結婚生活で自由や趣味が制限されることは苦痛だ。

筆者のように「結婚したくない」とまで思う人は珍しいかもしれない。
しかし、「なんとなく、もう少し自由でいたいな」と思いながら過ごすうちに、どのタイミングで結婚すればいいのか、わからなくなってしまう人は多いのではないだろうか。

【理由5】自分の人生がなくなる?「子育て」への漠然とした不安

※画像はイメージです

結婚した後に子どもを持つとなると、子育てに対する不安も生まれる。

あなたも、子育てによって自由な時間が取れなくなったり、体力的にも精神的にも疲れてしまったりすることに抵抗感を感じてはいないだろうか。

なによりも、「子どもにかかりきりになって自分の人生が生きられないんじゃないか」という不安は大きい。経験のないことだからこそイメージがしにくく、不安ばかりが膨らんでいく。

結婚と子どもをセットで考える人は特に、子育てへの不安が結婚を遠のかせているかもしれない。

【理由6】もうしんどい。うまくいかない「婚活疲れ」

※画像はイメージです

他の不安や抵抗感とは少し種類が異なるが、「婚活疲れ」も結婚したいかわからなくなる理由の1つだ。

マッチングアプリなど、手軽に異性と会える手段が増えたことはありがたい。
だがその一方、メッセージのやり取りや、接点のない相手と会うことにストレスや疲れを感じる人がいるのも事実。

さらに、約束をドタキャンされたり、せっかく会えても価値観が合わなかったりなど、うまくいかないことが続くと一気にモチベーションが下がってしまう。
ついには、「こんなにしんどい思いをしてまで結婚したいかわからない」と感じてしまうのだ。

あなたは「婚活疲れ」していないだろうか。

ここまで読んで、「やっぱり結婚って、あんまりいいことなさそうじゃん!」と思ったかもしれない。
しかし、結婚には確実にメリットもある。次の章では、結婚のメリットとデメリットを見ていく。

結婚のメリットとデメリット

結婚にはメリットとデメリットが存在する。この章では、結婚のメリットとデメリットをお伝えしていく。

読み進めるに当たって、「あなたにとって、そのメリット/デメリットがどのくらい重要か?」をぜひ考えてほしい。
そうすることで、少しずつあなたの本音が姿を現してくるだろう。

【精神面・経済面・健康面】結婚のメリット

まずは結婚のメリット。今回は、3つのメリットを解説していく。

【メリット1】独身より「コスパが良い」生活費の効率化と経済メリット

※画像はイメージです

結婚して一緒に生活することは金銭的なメリットもある。

「え! 結婚ってお金がかかるものじゃないの?」と思った人は、結婚式や新婚旅行といった初期費用のイメージが強いのではないだろうか。
確かに、結婚式や新婚旅行は大きな出費。しかし、これらは一時的なものであり、工夫しだいでいくらでも節約ができる。

一方で、結婚して一緒に暮らすことで得られる経済的なメリットは初期費用とは質が違う。
家賃、光熱費、食費といった毎月の生活費は、独り暮らしの世帯にかかる費用よりも、結婚して折半する方が圧倒的に安い。初期費用とは違い、永続的に安定して節約できる点が特徴。

また、職場の福利厚生や税金面でも、家庭を持っている方が活用できる制度が多い。企業の「家族手当」や、税金の「配偶者控除」などがこれに当たる。

結婚に対して経済的な不安を感じている人にとっては、結婚による長期的な経済メリットは、少し希望が持てる話かもしれない。

【メリット2】お金では買えない「もしものときの安心感」

※画像はイメージです

結婚してパートナーがいると、病気になったり働けなくなったりしたときでも支え合える安心感がある。

老後に親やきょうだいがいなければ、面倒を見てくれる人はいなくなってしまう。しかし、パートナーや子どもがいれば身の回りの世話をしてくれるかもしれない。

もう少し身近なことだと、病気などで働けなくなることは何歳でも起こりうる。
独身だった場合、金銭的な不安は、貯金や保険でなんとかなるだろう。看病や介護を頼れる人がいなければ、家事代行や介護サービスを利用すればいい。ただ、いずれも一定のお金は必要だ。
一方、「家族が見守ってくれる安心感」など、精神的なサポートはお金で買えない。

実は筆者が「もしものときの安心感」を身をもって感じたのが、結婚後(29歳)、持病で半年間働けなかった時期だ。
勤め先の福利厚生が充実していたので、金銭面での不安はあまり感じなかった。しかし、病気で精神的にも弱ってしまったとき、夫が見守ってくれている安心感や心強さに何度も救われた。
夫に早く元気な姿を見せたいという前向きな気持ちが治療のモチベーションにもつながった。

もしものとき、経済的にも精神的にも支え合える安心感、あなたはどれくらいメリットに感じるだろうか。

【メリット3】孤独は健康リスク? 統計でも明らかな「幸福度の向上」

結婚のメリットとして、孤独を感じにくくなるというものは想像の通りだろう。

しかし、データはあなたの想像以上かもしれない。
令和4年の内閣官房孤独・孤立対策担当室「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」によると、未婚者は既婚者と比べると3倍以上の人が孤独を感じていると回答している。

こんなに違うのかと、筆者は正直驚いた。

※出典:内閣官房孤独・孤立対策担当室「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査

さらに、海外の論文によると、孤独・孤立はタバコの害悪に匹敵するくらいの健康リスクがあると言われている(※)。我々が思っている以上に孤独は心身を蝕んでいくのだ。
※Holt-Lunstad et al., 2010(参考:東京海上研究所「「孤独」という危機に向き合う 」)

結婚して孤独を感じにくくなることは、健康リスクを小さくするだけではなく、幸福感にもつながる。

例えば筆者の場合、仕事から帰った後、夫と話す時間は至福のひととき。外食やお出かけのとき、夫とおいしさや楽しさを共有すると、1人のときよりも何倍も幸せを感じる。

以下の記事には、「20歳から60歳に至るまで、既婚者の方がずっと幸福度の水準が高い」というデータが書かれているのだが、筆者は独身のまま既婚者並みの幸福度を維持できる自信がない。

あなたは、独身・既婚者のどちらのほうが幸福度が高く生きられるだろうか。
紹介した記事には、今回の記事に書ききれなかった結婚のメリットも書かれているので、ぜひあわせて読んでみてほしい。

続いて、結婚のデメリットも詳しく見ていこう。

無視できない結婚のデメリット3選【法的な義務・自由の制限】

結婚のデメリットを工夫のしようがないものを中心に3つ挙げていく。
メリットと同様に「あなたにとっての重要度」を意識しながら読み進めてほしい。

【デメリット1】「貞操義務・扶助義務」など法的に縛られる

結婚すると法的に縛られることが増える。例えば次のようなこと。

  • 貞操義務:配偶者以外と性的な関係を持つこと(いわゆる不倫)は、貞操義務違反となり、離婚理由や慰謝料請求の原因となる
  • 扶助義務:収入が高い配偶者が、低い配偶者や子どもの生活費を負担する義務が発生する
  • 夫婦同姓:夫婦のどちらかが名字を変えなければならない

「自由奔放に生きたい」「自分の稼ぎは自分だけに使いたい」という人にとっては、耐えがたいものかもしれない。

【デメリット2】異性からの「モテ」やチヤホヤを生かせなくなる

どんなにモテる人であっても、結婚すると「モテる」ことを生かしにくく、異性からチヤホヤされることは少なくなる。

【デメリット1】法的に縛られるのとおり、結婚すると配偶者以外とは性行為はできない。法的には不貞行為にならないようなキスやデートなども、モラルに反する行為だ。
それゆえに、周囲からも「既婚者」として見られ、独身よりも異性との距離感は大きくなってしまう。

異性にモテることを重視している人は、結婚すると物足りなくなってしまう可能性が高い。あなたにとって、どのくらいつらいデメリットだろうか。

【デメリット3】子どもができたら手間も時間も大幅に取られる

子どもができると、自由は制限されてしまう。

  • 育児に時間が取られる
  • 子どもが新生児の間は外出しにくい
  • お出かけや旅行の行き先が子ども中心になる
  • 教育費が家計を圧迫する

このように子どもができたら、制限されることはたくさんある。
夫婦2人であれば、工夫しだいで自由を確保することはできるが、子どもができるとそうはいかない。

「自分の人生を生きたい」と思う人には、向かない生活スタイルかもしれない。

「子どもがいる人生」と「子どもがいない人生」、どちらがあなたにとって幸せだろうか。

あなたの本音を診断! 結婚したいか「願望度」チェックリスト

ここまで、結婚のメリットとデメリットを見てきた。
「メリットとデメリットはわかった。でも、やっぱり自分が結婚したいかまではわからない!」
そう思っている人も安心してほしい。続いて、サクッとできるチェックリストをご紹介する。

このチェックリストでは、あなたの本音を診断していく。
次のA~Dで直感的に当てはまる質問の数を数えてみてほしい。

A~Dのどの項目にいちばんチェックが多くついただろうか。
ここから見えるあなたの結婚に対する本音は以下の通り。

A~Dのいずれにしろ、心の奥底には「結婚したい」という気持ちがあるので、このまま独身を続ける人生を選んでよいのか、真剣に考える必要がある。

「別に結婚したいとは思ってないし! どうせポジショントークでしょ?」
そう思われても仕方ない。
でも、この後の話を聞いてから判断してほしい。
あなたに知っておいてほしい現実を解説していく。

「結婚したいかわからない」人が知っておくべき5つの現実とリスク

結婚したいかわからない人に知っておいてほしい現実を5つお伝えしていく。
5つの現実は、結婚したいかどうかを決めるうえで非常に大切な事実だ。

SNSには夫婦生活の不満ばかりが集まる

SNSにはネガティブな意見が集まりやすく、注目されやすい性質がある。当たり前だが、つい忘れがちな事実だ。

筆者もSNSで夫婦生活の不満ばかり目にする時期があり、「やっぱり結婚って大変そうだな」と感じていた。
しかし、実際に職場の人や友人夫婦の話を聞いてみると、夫婦円満そのもの。家族という深いつながりの中、支え合って生きている人が多かった。

SNSでネガティブな情報ばかりを目にしても、あくまで一部の情報でしかないことを肝に銘じておいてほしい。

ぱんだ
ぱんだ

本当に幸せな夫婦は、インフルエンサーでもないかぎり「幸せです!」ってSNSで投稿しないぱん。

「結婚=キャリアをあきらめる」ではない

「結婚=キャリアをあきらめる」と思っている人は、少し誤解しているかもしれない。キャリアをあきらめない結婚もできる。

例えば、結婚相談所のナレソメ予備校で結婚したたまさん(女性)は、「結婚したことによって、明確にキャリアを描けるようになった」と語っている。夫のてってぃさんとは、海外で仕事をする話もしているそうだ。

他にも、歯科医のりょうさんと研修医のことさん夫婦は、多忙を極める2人だが、家事を分担し、癒しの家庭を築いている。

どちらの夫婦も、キャリアをあきらめるどころか、今まで以上に仕事を頑張れるような結婚生活を送っている。

なりたいキャリアを実現できる相手選びを心がけ、2人でしっかり話し合うことで、あなたのなりたいキャリアと結婚生活は両立できる。

「結婚=自由がなくなる」ではない

結婚は必ずしも自由がなくなるということではない。子どもがいれば自由な時間は取りにくいが、夫婦2人であれば、自由の確保はそんなに難しいことではない。

ここで注意すべきなのは、

  • なりたい夫婦像が一致する相手を選ぶ
  • 夫婦でしっかり話し合う

この2つ。そうすれば、1人の時間を確保することもできるし、趣味を一緒に楽しむこともできる。1人の良さと2人の良さを「良いところどり」することだってできる。

どんな夫婦になるかは自由に決められる

夫婦の形はさまざまである。どんな夫婦になるかは、あなたが自由に決められる。

亭主関白な夫婦もいれば、かかあ天下の夫婦もいる。
専業主婦(夫)の夫婦もいれば、共働きの夫婦もいる。
似た者同士の夫婦もいれば、正反対の2人が補い合う夫婦もいる。

お金や時間の使い方も、1人の時間をどれくらい重視するかも、子どもを持つかどうかも、全てそれぞれの夫婦の自由である。

親や友人など身近な夫婦のあり方や、「こうあるべき」という固定観念にとらわれず、結婚は自分のなりたい夫婦像を実現できるものだということを覚えておいてほしい。

ただ、相手選びを間違えると「なりたい夫婦像」が実現できず人生が詰む。
正しい選び方で慎重に相手を見極める必要がある。

ぱんだ
ぱんだ

なりたい夫婦像がぼんやりしていたり、相手選びが1人でできるか不安になったりする人は、プロのサポートに頼ってみてもいいかもしれないぱん! ナレソメ予備校などの結婚相談所なら、たくさんの夫婦を見てきたプロが、ちみに合った夫婦像を考えるサポートをしてくれるぱん。

独身でいることにはリスクがある

結婚することのリスクは結婚したいかわからない理由と心理結婚のデメリットの項で見てきた通りだが、実は独身でいることにも大きなリスクがある。

「独身は現状維持だからリスクなんてないんじゃないの?」
そう思ったあなたは、将来手遅れになる前にぜひ知ってほしい現実だ。

将来、親が先立ったり友人に家庭ができたりしたとき、独身には次のようなリスクがある。

  • ありのままの自分を受け入れてくれる人がいなくなる
  • 遊ぶ人がいなくなる
  • 孤独により心身の不調を招く可能性がある
  • 病気や働けなくなった時のために貯金や保険などの経済的な備えが必要となる
  • 看病や介護をしてくれるサービスを事前に検討しておく必要がある
  • 親戚や友人と助け合える関係を維持する必要がある
  • 老後の孤独対策のため、社会との接点を持つ工夫が必要である
  • 孤独死するかもしれない
  • 自分の死後に墓や不動産などを任せる人を決めておく必要がある

独身でいることは「現状維持」ではない。むしろ、独身で「現状維持」をするためには努力やコストが必要なのだ。

ここまでの現実的な話を踏まえて、いよいよ次の章であなたの気持ちを整理していく。

「結婚したいかわからない」を解決する方法3選

「結婚したいかわからない」を解決する方法を3つ伝授する。3つの方法を繰り返していくことで、きっと答えは見つかる。

1つ注意だが、ここまでの話を読んだ人のほうがより答えが見つかりやすいはず。急にこの章を読んでピンと来ないと思ったら、ぜひあきらめずに冒頭から読んでみてほしい。

【STEP1】最重要!「50年後の私」で自分の本音と徹底的に向き合う

筆者が最も大切だと思っているのが、自分の本音と向き合うことである。
具体的には、冒頭でお伝えした通り、「これから50年をどう生きたいか」を考えてみるのだ。

「全然具体的ちゃうやん! 急に50年後を想像しろと言われてもわからん!」
そう思ったあなたは、以下の表を参考にして、項目ごとに10年後・30年後・50年後のあなたを想像してみてほしい。

すぐに答えがわからなくても大丈夫。
次の2つの方法を試してみることでヒントが得られるかもしれない。

【STEP2】「なりたい夫婦像」を探す! 既婚者からリアルな体験談を聞く

実際に親以外の身近な夫婦から、ありのままの夫婦の姿を聞いてみてほしい。

どんな夫婦になるかは自由に決められるでお伝えしたとおり、なりたい夫婦像はあなたの自由。
とはいえ、参考にするものがないとイメージがしにくいと思う。
そこで参考になるのが、周りの既婚者の体験談だ。

いろんな夫婦の体験談を聞いてみることで「こんな夫婦がすてきだな」「こんな夫婦にはなりたくないな」など、あなたのなりたい夫婦像を考えてみてほしい。
もちろん、考えた結果、「結婚しない」ことを選択するのも自由だ。

結婚するかどうかはあなたの人生を左右する大切なことだ。
だからこそ、狭い世界で考えるのではなく、広い視野でいろんな夫婦の形を知ったうえで、あなたがなりたい未来を考えてみてほしい。

【STEP3】婚活の方法や出会う人のタイプを変えてみる

婚活疲れをしている場合は、婚活の方法や出会う人のタイプを変えてみるのが効果的かもしれない。

  • 合コンや友人の紹介ではなくマッチングアプリを使ってみる
  • マッチングアプリではなく結婚相談所を利用してみる
  • 結婚相談所を変えてみる

このように出会う方法を変えてみたり、学歴や職種などの条件を広げ、いろんなタイプの人に会ってみたりするのがおすすめだ。

なぜなら、次のような効果があるからだ。

  • 出会う方法を変えたことで、自分と似た価値観の人と出会えるようになった
    (例:マッチングアプリで出会う人よりも、結婚相談所を利用する人との方が価値観が合った)
  • 相手との会話の中で、自分が気がつかなかった本音に気づく
    (例:相手に甘えられるタイプだと思って年下とばかり付き合っていたけれど、年上と出会って本当は甘えたいタイプだと気づいた)
  • 意外な相手と相性が良いことに気づく
    (例:文系の人としか合わないと思っていたけれど、理系の人との方が相性が良かった)

いろんなタイプの人と会うことで、あなたの本音もより明確になってくるはずだ。

STEP2と3でヒントを見つけながら、STEP1を繰り返し自分に問いかける。そうすることで、少しずつあなたのなりたい未来がはっきりして、結婚したいかどうかがわかるようになるはずだ。

実は筆者は、一度は独身貴族を志したが、ある時期から「結婚したいかわからない」と悩むようになった。
そんな筆者が答えを見つけた方法がこの記事でご紹介した内容だ。
個人差はあると思うが、一定の効果は保証する。

最後に、独身貴族を決意した筆者がなぜ結婚相談所を利用するに至ったか、お話ししていく。

【筆者の体験談】元独身貴族の私が結婚を選んだリアルな理由

一度は独身貴族になることを決めた筆者が、なぜ結婚相談所を利用してまで結婚したいと思ったのか。

それは、「独身で人生を全うする自信がなくなったから」

筆者(がっちゃん)は現在30歳。時はさかのぼること5年前の25歳。

平日は仕事に打ち込み、休日は推し活・ゴルフ・旅行・飲み会、そして恋愛。充実した毎日を送っていた。

両親は厳しい亭主関白の父と、父の言いなりになる母。きょうだいはいない。
そんな家庭環境もあってか、結婚や家族というものに、あまり良いイメージを持っていなかった。

程よく彼氏は作るけど結婚はしない。そんな自由気ままな独身貴族に憧れ、25歳で「一生1人で暮らす住みか」として、タワーマンションを買った。

きれいな広い家。アロマをたきながら大画面テレビでYouTube。ベランダで成城石井のおつまみをアテに、奮発して買ったウイスキーを飲む。まさしく憧れた生活。

順調な仕事。支えてくれる職場の仲間。休日の推し活。友人と楽しく飲む時間。男性からチヤホヤされる夜。
これが夢に描いていた独身貴族の生活! 欲しいものはもう何もない!!!

――そんな生活を3年続けたある日、ふと思った。

「あれ、このままじゃあかん気がする」

心にぽっかりと穴が開いた感じがした。

その穴は、ジェンガみたいに独身貴族の決意を崩れさせた。

「結婚したいかわからない(独身でいたいかわからない)」と悩み始め、3年かけてようやく自分の本音が見えてきた。
そのときに学んだことや実践した方法がこの記事の内容である。

  • 独身貴族の生活って、マンネリ化して意外としょーもない!
  • 孤独を感じずにこれからずっと生きていける?
  • わたしは本当に、独身貴族で生きていけるような強い人間?
  • 自分のなりたい人生は、本当に独身じゃないとできない?

1 自分の本音と向き合うで挙げたようなことを何度も考えた。

仕事柄もあって、独身で生きていけるだけの収入や知識がある自信はあった。
でも、孤独を感じずに独身を全うする自信がなくなり、一気に独身でいる不安が押し寄せた。

そんなとき、我が家の大画面テレビが映し出したのは、ナレソメ予備校のYouTube

結婚するなら失敗したくない。でも無駄な時間は使いたくない。
そんな考えを経て、最短で結果が出せそうなナレソメ予備校の門をたたき、半年で結婚するに至った。

一度は独身貴族を決意したからこそ、今のキャリアや人生経験(ついでにタワマン)がある。ただ今は、夫と過ごす何気ない毎日に小さな幸せがちりばめられていて、1つ1つが尊い。心から結婚して良かったと思っている。

あなたは、独身を全うできる自信はあるだろうか。

ぱんだ
ぱんだ

がっちゃんの話を聞くと、独身で生きるのは意外と覚悟がいると感じるぱんな。

まとめ:「結婚したいかわからない」を卒業し、あなたらしい幸せを見つけよう

なにも結婚だけが幸せとは限らない。

昔ゼクシィのCMで「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というセリフがあった。
今でも強烈に印象に残っている。確かに、結婚しなくても幸せになれる時代だ。

だが、結婚することにリスクがあるのと同様に、独身で生きていくことにもリスクがある。自分と向き合い「これから50年をどう生きたいか」をふまえて、あなたらしい幸せを見つけてほしい。

ところで、以下の記事では、岡田斗司夫氏が「結婚は弱者の逃げ場所」と語った。
とがった内容だが、筆者は少しわかる部分もある。
なぜなら、筆者も独身貴族という強者になれなかった弱者の1人だからだ。

しかし、弱者であることを嘆く必要はない。
現実を見つめ、自分の弱さと向き合い、正しい相手探しをすれば、結婚という制度は人生を豊かにしてくれるものだと思っている。

「自己理解がうまくできない」「正しい相手探しのイメージがつかない」

そんな人は、プロの力を借りてみるのも1つの方法だ。
特に、結婚相談所のナレソメ予備校が提供する「自己理解プロジェクト」や心理学を応用した「相性診断」は、あなたの価値観を明確にし、ぴったりの相手を見つけるのにうってつけのサービスだ。
まずは無料面談で気軽に相談してほしい。

この記事があなたの道しるべとなることを願って。

がっちゃん

がっちゃんの成婚インタビューはこちらから!

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がっちゃん
執筆者 がっちゃん
独身貴族を決意し、思い切ってタワマンを購入したものの、ある日、結婚願望が爆誕。 ナレソメ予備校で婚活を始め、半年で成婚。現在は、仏のような
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