【勝倉が解説】「圧倒的に賢い男」と結婚したい女性の落とし穴。「知能差婚」の末路とは
「自分より圧倒的に賢い男性じゃないと、好きになれない」
「圧倒的に賢い男と結婚したい」
SNSでは先日、このような意見が話題になっていた。確かに婚活をしている女性のなかには、男性の外見や身長といった条件以上に「頭のよさ」に魅力を感じる人もいるだろう。
話していて「この人にはかなわない」と思える。自分にはない知識を持っている。物事を理解するスピードが速く、尊敬できる。そんな男性に惹かれること自体は、決しておかしなことではない。しかし、自分よりはるかに知性の高い男性と結婚して、本当に幸せになれるのだろうか。
結婚相談所の運営を通じて婚活市場を見てきたモテコンサル勝倉は、結婚相手に求める条件が「自分より賢い」ではなく、「自分を圧倒するほど賢い」となると、少し立ち止まって考えたほうがいいと指摘する。
今回は、「自分より圧倒的に賢い男性と結婚したい」という女性が婚活や結婚生活で直面しうる現実と、本当の意味で幸せな結婚=『Best Marriage』に必要なことをモテコンサル勝倉が解説する。
モテコンサル勝倉
株式会社ナレソメ取締役、結婚相談所ナレソメ予備校塾長。1989年生まれ東京都出身、上智大学卒。新卒で株式会社三菱UFJ銀行に総合職として入行し、外資系ファンド向けの不動産ファイナンス業務に従事。2019年に退職し、モテコンサルタントとして起業。結婚に関するニーズの高まりを受け、代表の宇波と結婚相談所「ナレソメ予備校」を設立。株式会社ナレソメでは塾長としての顧客サポートに加え、コンサル・プランナーを統括するサービス部の管掌役員を務める。
「自分より圧倒的に賢い男性」を求める婚活が難しい理由

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「自分より圧倒的に賢い男性と結婚したい」と考えるなら、忘れてはいけないのが「私はその男性を選びたい。でも、その男性は私を選ぶのか?」という視点です。
婚活では、自分の理想ばかりに意識が向きがちです。年収、身長、外見、自分より頭のよい人がいい……。もちろん、これらの希望を持つこと自体は問題ありません。
しかし結婚は、自分が相手を選ぶだけでなく、相手からも選ばれて初めて成立します。
自分にとって「圧倒的に賢くて尊敬できる男性」が魅力的だったとしても、相手から見たときに、自分と結婚したいと思える魅力があるでしょうか。自分が相手に何を求めるかだけでなく、相手が自分に何を求めるのかまで、セットで考える必要があります。
また、私が婚活の現場を見ていて感じるのは、特に若い世代には、結婚相手に「対等さ」を求める男性が多いということです。
一昔前に多かった、「男性が女性を養う」「夫が妻を守る」という関係だけではなく、一緒に人生を歩んでいける「バディ」のような関係を求めています。だからこそ、男性にとっても、「ストレスなく会話できる」「お互いの考えを理解できる」といった相性が重要になります。
女性からすれば、自分より圧倒的に賢い男性との会話は刺激的かもしれません。しかし、対等なパートナーを求める男性にとっては、会話や意思決定のスピードに大きな差がある関係は負担になりやすいのです。
もちろん、知的な差があるカップルが全てうまくいかない、という話ではありません。ただ、「自分を圧倒するほどの賢さ」を条件にするのであれば、自分が感じている差を、相手も感じることになります。その関係が双方にとって心地よいものなのかまで考えたほうがよいでしょう。
「賢い男性へのときめき」と「幸せな結婚生活」は別問題
もう1つ大切なのが、恋愛で感じる魅力と、結婚生活で必要になる相性は必ずしも同じではないということです。
豊富な知識を持ち、頭の回転も圧倒的に速い男性と出会えば、恋愛の段階では強く惹かれるでしょう。
しかし、結婚生活は数回のデートでは終わりません。毎日一緒にご飯を食べ、家事をし、仕事や将来について話し合い、ときには意見がぶつかる。こうした生活が何十年も続くからこそ、知的な刺激だけでなく、「無理なく会話できるか」という相性が重要になります。
知的な差が大きい夫婦の間では、どのようなすれ違いが起こり得るのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
知的な差が大きすぎると、会話そのものが負担になることもある

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例えば、2人でなにかについて話し合っているとします。
一方は、話を聞いた瞬間に論点を理解し、「つまり問題はAとBで、Aについてはこう。Bについてはこうだよね」と何手も先まで読んで、次々に話を進めていく。
しかしもう一方は、「ちょっと待って。今のAって何の話?」「なんでそこからその結論になるの?」と、理解するために時間が必要になる。
こうした会話が続けば、話についていくこと自体が負担になっていくでしょう。
たとえるなら、速度の違う2台の車が並んで走ろうとしているようなものです。速い側は相手に合わせてブレーキを踏み続け、遅い側は、必死にアクセルを踏んで追いつこうとします。
一時的には合わせられても、それが毎日続けば、どちらか一方、あるいは双方が疲れてしまいます。
「賢い人と結婚したのに、難しい話をしてくれない」こともある

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皮肉なのが、「圧倒的に賢い男性」を求めた結果、女性が期待していた会話の刺激を得られなくなる場合があることです。
相手が、「この話をしても伝わりにくい」「説明するのが大変だ」と感じれば、家庭では難しい話をしなくなるかもしれません。あるいは、パートナーに伝わるように話す内容や説明の仕方を調整することもあります。
すると女性側は、「私はこの人の賢いところに惹かれたのに、全然そういう話をしてくれない」と不満を感じます。一方男性側は、「話しても伝わりにくいから、あえて話していない」と考えているかもしれません。
つまり、「圧倒的に賢い人と結婚すれば、毎日知的な刺激を得られる」とは限らないのです。
話し合いの際に「モラハラのようだ」と感じることもある

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特に難しいのが、意見が対立したときです。ふだんの会話なら、どちらかが相手のペースに合わせることもできます。しかし、夫婦で真剣に話し合わなければならない場面ではそうはいきません。
お金、仕事、住む場所、家事や育児、親との関係……。結婚生活には、2人で答えを出さなければならないテーマがたくさんあります。意見が対立したとき、一方が素早く論理を組み立て、次々と反論したら、もう一方はどう感じるでしょうか。
「何を言っても言い返される」「自分の気持ちをわかってもらえない」「話を聞いてもらえていない」と感じるかもしれません。反対に、相手は、「質問に答えているだけ」「ちゃんと理由を説明しているだけ」と考えていることもあるでしょう。
このように、会話の内容を理解し、考えを整理するスピードに大きな差があると、同じ話し合いでも受け止め方にずれが生まれます。その結果、一方が相手の話し方を「モラハラのようだ」と感じることもあるのです。
もちろん、人格を否定する、威圧する、相手をコントロールするといった行為は、単なる「頭のよさの違い」で片づけるべきではありません。ですが、実際に相手を傷つけたり支配したりする言動があるのか、それとも会話の速度や伝え方の違いによるすれ違いなのかは、慎重に見極める必要があります。
「頭がよいほど、結婚相手として優れている」わけではない

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ここは誤解してほしくないのですが、私は「頭がよい人のほうが偉い」と言いたいわけではありません。反対に、「頭の回転がゆっくりな人は結婚に向いていない」という話でもありません。
大切なのは、2人の組み合わせです。
私自身、ものすごく頭のよい人たちに囲まれれば、「ちょっと待って、話が速い」と感じることがあります。知的な差の大きさや会話のしやすさは、相手との組み合わせによって変わるのです。
だから婚活で大切なのは、「できるだけ頭のよい人を選ぶ」ことではありません。背伸びをしなくても会話でき、意見が異なるときにもお互いを尊重して話し合える相手かどうかを見極めることが、快適で幸せな結婚生活につながります。
まとめ:目指すのは「圧倒される結婚」ではなく「50年続く幸せな結婚」
婚活中は、どうしても「理想の相手と結婚できるか」に意識が向きやすいです。しかし、結婚は成立した瞬間がゴールではなく、スタートです。その先に何十年にもわたる2人の生活があります。だからこそナレソメ予備校では、「50年続く幸せな結婚」、つまり『Best Marriage』を大切にしています。
婚活で本当に探してほしいのは、会話に圧倒され、背伸びをし続けなければ隣にいられない相手ではありません。自分らしく話せて、相手の考えも理解でき、意見が違っても2人で話し合える人。そして、お互いに、「この人と一緒にいると、人生がちょっと幸せになる」と思える相手です。
恋愛で感じる瞬間的な刺激だけではなく、50年先まで一緒に暮らす視点で相手を見てほしい。
自分にとっての『Best Marriage』や、本当に相性のよい相手について考えたい人はぜひナレソメ予備校の無料相談へ! 一緒に、あなたらしい結婚の形を見つけていきましょう。
監修:モテコンサル勝倉
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