交際人数を増やしても結婚相手への満足度は上がらない! データが示す、後悔しない夫選びの最適解
「結婚するまでにいろいろな人と付き合ったほうがいいのでは?」
「交際経験が少ないまま、本当にこの人に決めていいのか迷ってしまう」
そう感じたことがある人も少なくないでしょう。
確かに、選択肢が多いほうが「より良い相手」「納得のいく相手」に出会えそうな気がしますよね。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
ナレソメ総研では恋愛経験のある女性・既婚女性にアンケート調査を実施し、
「交際人数が多ければ、本当に好きな人に出会い、幸せな恋愛ができるのか」
「納得できる相手に巡り合い、幸せな結婚ができるのか」
を検証。
その結果、データが示したのはシンプルな事実でした。
「交際経験の多さ」は、結婚後の幸せを左右しない。
しかし同時に
交際経験が増えることで、「相手の選び方」は確実に変化していく。
本記事では、後悔しない夫選びの「最適解」をデータで解き明かします。
交際人数では変わらない「夫婦関係満足度」、変わる「配偶者選びの基準」
既婚女性336名を対象としたアンケート調査(※1)の結果から、「交際人数」は結婚後の満足度に関係はないが、配偶者の選び方には影響が出ることが判明しました。

結婚後の幸福度と交際経験は無関係
一方で、今回の調査では、結婚までの交際人数と「婚活納得感」や「夫婦関係満足度」との間に、統計的な有意差は認められませんでした。
交際経験が現在の夫だけ(1人)の女性も、7名以上との交際を経て結婚した女性も、現在の夫婦関係への満足度に変わりがなかったのです。
この結果は、付き合った人数が多いほど、「より良い相手に巡り合える」わけでも「見る目がさらに養われる」わけでもないことを示唆しています。
交際の「量(人数)」より「質(どう向き合うか)」が重要だということです。
交際4人目以降に発症する「もっといい人症候群」
一方で、交際人数が増えると「相手の選び方」が変わってくることも明らかになりました。
「自分を選んでくれる異性は他にいないと思った」「自分を受け入れてくれる人は他にはいないと思った」という項目の数値は、交際人数4人目以降で徐々に下がり始めます。
交際人数が多い女性ほど、「私を選んでくれる人は他にもいる」「まだ出会っていないだけで、もっといい人がいるはず」と考えて「もっといい人症候群」に陥り、相手選びに迷走し始める可能性があります。
夫婦関係において「対等性」が重要ですが、「自分は他の異性にも選んでもらえる存在だから」という感覚が強いと、対等な関わりが難しくなることも予想できます。
現状では夫婦関係満足度に差は出ていないものの、夫婦関係の難局でこういった意識が関係悪化をもたらす可能性も考えられます。
交際経験が重なるほど「性的魅力」を重視する傾向に
「交際人数が多い人ほど、配偶者の性的な魅力を重視する」傾向があるという興味深い結果も明らかになりました。
「性的魅力で今の配偶者を選んだ」という項目は、交際人数が1〜5名では2ポイント台ですが、交際人数6名では3.60、7名以上では3.44と、急激に数値が上がっていることがわかります。
これは、交際経験を重ねる中で相手に求める要素が変化した結果である、あるいは、そもそも性的魅力を重視して相手選びをする人ほど交際経験が多くなる、といった背景が推察されます。
なお、このように性的魅力を重視する傾向が強まったとしても「婚活納得感」や「夫婦関係満足度」を向上させるわけではないということもわかります。
交際経験に比例して「不本意な交際」も増加
一方で、注視すべき変化も明らかになりました。
交際人数が増えるほど「不本意な交際」を経験している人の割合が高くなる傾向が見られたのです。
女性313名に対しアンケート調査(※2)を行い、交際人数別に「これまで不本意な交際経験をしてきたと思うか」という質問に対して回答(有効回答数301)を集めました。

ここでの「不本意な交際」とは「受け身な、流された、押され弱い、他責な交際」のこと。この表では、「不本意な交際経験」の経験程度を1(全くない)-7(とてもある)の7段階の回答を3段階に分け、得点が高いほど「不本意な交際経験がある」と強く感じている傾向を表しています。
過去の交際人数が1~2人では、不本意な交際経験はほとんどなかったと感じている女性が80%以上を占めるのに対し、過去の交際人数が7人以上の女性では半数が不本意な交際経験があったと感じている結果となりました。
交際経験が増えれば「より良い相手と付き合える」とは限らず、不本意な交際の可能性も高まるのが実際のところです。
受動的な交際経験と「浮気された経験」の強い相関
女性313名(内、有効回答300)へのアンケート結果(※2)から、受動的な交際には「浮気」という大きなデメリットがあることも明らかになりました。
「たとえ流されていたとしても、彼のことが好きだからいい」と思う方もいるかもしれませんが、受動的な交際は決していい結果にはつながらないのです。

この表では、受動的な交際経験を3段階で評価しており、得点が高いほど受動的な交際経験があると感じている傾向を示します。
受動的な交際経験値が高くなるほど「浮気された経験」も増える結果となりました。
受動的な交際を経験してきたと強く感じている人のうち、なんと半数が相手の浮気を経験しています。
量より質! 自分らしい幸せをつかむための「賢い決断」のすすめ
これまでの調査結果から、下記の4つの事実が明らかになりました。
- 過去の交際人数の多寡は「婚活納得度」「夫婦関係満足度」には影響しない
- 交際経験が増えると、判断軸が「性的魅力重視」に変化する
- 交際人数が増えるほど「不本意な交際」割合が高くなる
- 「受動的な交際」は、相手から浮気をされる確率が高くなる
交際人数の多寡は本質ではありません。経験だけを重ねても、結婚相手への満足度は上がらないままです。
人は比較すればするほど、判断がうまくなるどころか、決められなくなるもの。
選択肢が過剰になると判断基準が曖昧になり、結果として不本意な交際に時間を費やすリスクも生じます。
重要なのは、「自分自身が納得して選んだ」という確信を持って決断すること。 今回の調査結果は、まさにその事実を裏付けていると言えるでしょう。
<出典記入方法>
本調査結果を引用する際は「恋愛経験に関する調査2026(ナレソメ総研調べ)」及び、本記事URLを必ず明記してください。
※1
<調査方法>
インターネットによるアンケート調査
<調査期間>
2026年1月19日(月)〜1月30日(金)
<調査対象>
配偶者がいる男女
<回収サンプル数>
425名(男性89名、女性336名)
※2
<調査方法>
インターネットによるアンケート調査
<調査期間>
2026年2月12日(木)〜2月23日(月)
<調査対象>
成人男女
<回収サンプル数>
488名(男性175名、女性313名)
ナレソメ総研




