「結婚相談所はスピード泥沼離婚しやすい」は本当か?【マジレス反論】
《YouTubeアップしました。結婚相談所を利用した夫婦の離婚が急増しています。しかもなぜか離婚が泥沼化、長期化する傾向があります。なぜそうなるのかを分析しています。ぜひご覧ください。》
6月のある日、X(旧Twitter)にこんな内容のポストが投稿された。
投稿者は弁護士・堀井亜生氏。テレビ番組に出演したり、本を出版したりなど、精力的に活動している弁護士だとのこと。
もし堀井氏の主張が本当なら、とんでもないことだ!……と思って動画を視聴したものの、内容にはいくつか決定的な違和感、そして事実と異なる部分があった。
とはいえ、「結婚相談所って身近じゃないし、なんとなく不安だな」と感じている人も多いことだろう。
今回の堀井氏の動画には、結婚相談所の実態についてよく知らない「結婚相談所初心者」が抱きそうな疑問や不安、誤解が詰まっていたようにも見受けられる。
そこで、今回は私、モテコンサル勝倉が、動画の内容に触れつつ「結婚相談所初心者が抱きがちな疑問」にアンサーしていこう。
Q1. 結婚相談所だとスピード離婚しやすいって本当?
動画を見た人はもちろん、そうでない人でも、「結婚相談所で結婚するとすぐ離婚しやすいの?」と不安になった人もいることだろう。
しかし、安心してほしい。
まず、大前提、「結婚相談所で結婚したから離婚が急増しているわけではない」ということを強調しておきたい。
なぜ私がそう断言できるのかというと、出会い方別の離婚出現率(初婚)は、結婚相談所が最も低いという調査結果があるからだ。
恋愛心理学者・山崎が中心となって各種データを蓄積している「ナレソメ総研」が、外部機関に依頼して取った2万人規模のアンケートで、もちろんナレソメ予備校や結婚相談所の会員様に限らず、あらゆるケースの人々に回答してもらったデータである。
「コミュニティ(会社や学校などの自然な出会い)」「マッチングアプリ」「結婚相談所」の出会い方ごとに、どのぐらい離婚が出現しているかという調査結果は以下のとおり。


出典:ナレソメ総研「出会い方で離婚率は変わるのか?結婚相談所、マッチングアプリ、コミュニティ結婚の離婚率を分析」
30代男女の出会い方ごとの離婚出現率(初婚)で、最も数値が高かったのがコミュニティで出会った夫婦、12.7%だ。次がマッチングアプリで8.7%、最後が結婚相談所で6.7%という結果が出た。
同じ内容で、40代男女の結果も、コミュニティが18.2%、マッチングアプリが17.9%、結婚相談所が14.8%となっている。
つまり、データが示しているのは、結婚相談所婚の離婚リスクは、コミュニティ婚やマッチングアプリと比べて低いという事実だ。
一方で、結婚相談所連盟最大手のIBJの年間成婚組数は2021年の11,240組から2025年の20,970組へと5年で2倍近くに急増している(※1)。
また、厚生労働省の人口動態統計によれば、2021年の婚姻数は501,116組(※2)、2025年は489,119組と減少傾向のなかで(※3)、婚姻数全体に占める結婚相談所婚(IBJ)の割合が2.2%から4.2%と5年で2倍近く急増している。
離婚率は相対的に低くても、母数に当たる婚姻数が増えれば、その分離婚件数も増えるだろう。この母数の増加という前提を見落としてしまうと、主張の説得力もなくなってしまう。
※1 出典:IBJ「日本の結婚の4.3%(23組に1組)を創出。年間『 成婚組数』が2万組を突破し過去最多を達成。」
※2 出典:厚生労働省「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
※3 出典:厚生労働省「人口動態統計速報(令和7(2025)年11月分)」
Q2. 本当に出会って2〜3か月で入籍するの?

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《結婚相談所で結婚した夫婦の離婚の特徴は「超スピード離婚」。
つまり、出会って2〜3か月の2人が直ちに入籍し、同居して即仲が悪くなり、出会ってから半年あまりで離婚に至るというケースだ。》
動画内の堀井氏はこうも述べている。
「出会って2〜3か月でスピード結婚するから、スピード離婚になるのかな」
こういった疑問は、一般に結婚相談所の外にいる人が抱きがちなものだろう。
結論から言うと、実は結婚相談所で「出会って2〜3か月の2人が直ちに入籍」ということはごく少ない。
おそらく、堀井氏は結婚相談所のシステムをよく知らず、「成婚退会」と「入籍」を混同している。
結婚相談所の会員は結婚の約束をして「成婚退会」することを目標としているが、この「成婚退会」とは入籍のことではないからだ。
プロポーズが成功した時点で「成婚退会」となり結婚相談所は卒業するが、いつ入籍するかのタイミングはカップル2人の自由だ。
また、結婚相談所に在籍しているときに、1人の人と交際する期間は最長で6か月ある(IBJの場合)。2〜3か月で決断を迫られるシステムにはなっていない。
以上から、出会って2〜3か月で「成婚退会」することはあるが、堀井氏が言うような「出会って2〜3か月で直ちに入籍」しているケースは非常に少ない。
実際に私が担当した会員様でもそういったカップルはごくまれで、「1組いたかな?」という程度。
IBJの成婚退会者の交際期間中央値は4.1か月(※4)であり、もっと長い期間、結婚相談所内で交際し、プロポーズをへて成婚退会した後も、何か月かの婚約期間を過ごしているカップルがほとんどだ。
仮に出会って2〜3か月の2人が直ちに入籍したとすれば、「それは、離婚する可能性も高いだろう」というのが私の見解だ。
出会いが結婚相談所でも、会社や学校などのコミュニティでも、どうやって出会おうと、知り合って2〜3か月程度で入籍したカップルは、お互いに結婚後に対するアセスメントやすり合わせが進んでいない可能性のほうが高い。
その状態で結婚すれば、当然離婚リスクが高くなるだろう。結婚相談所で出会ったからうんぬんという問題ではないのだ。
※4 出典:IBJ「2025年 IBJ成婚白書」
Q3. 本当に、そんな短期間で相手を見極められるの?

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一方で「え、結婚相談所では1人につき6か月しか交際できないの? 短くない?」と思う人もいるかもしれない。
確かに6か月の交際と聞くと、一般的な交際だと短く感じるかもしれない。
しかし、結婚に対する意識とステップアップへの密度が一般的な交際とは全く違うため、充分な判断材料を得やすいのが、結婚相談所のメリットなのだ。
6か月の間、週末だけ1日会うにしても24回会える。
そして、結婚相談所では絶対に結婚したいという共通認識のもと活動している人ばかりだから、明確な結婚への意思を持ってすり合わせしたり話し合いしたり、チェックすべきところを見られる。
仮交際中は、同時並行で交際している他のお相手と比べながら検討することも可能だ。
真剣交際中には日帰り旅行に行ったり、実家の両親の様子や雰囲気を見たりすることもでき、多角的な視点で情報収集できる。
プランナー(仲人)の存在も大きい。婚活のプロが、忖度なしで第三者目線のアドバイスをするわけだから、冷静で明確な判断がしやすくなる。
つまり、この6か月は、結婚というゴールを見据えていないふわっとした交際とは、そもそも「意識が異なる」のだ。
お互い真剣にお相手を結婚相手として見極めようとしているから、最初から「結婚観の核」をすり合わせる前提で会話が設計されている。
しかも、婚活のプロであるプランナーがサポートしているから、必要な情報を密に、もれなく集めやすい。
だからこそ、交際期間が短くてもミスマッチが起こりにくいのだ。
そうして成婚退会した後、6か月ほど婚約期間を設けて入籍したとしよう。
それであっという間に「出会ってから1年」となる。
ちなみに、これは余談だが、人が「この人と結婚したい」という意思を抱くのは実はそんなに遅くない。
事実、私の夫は1回目のデートの時点で「結婚してもいいな、結婚したいな」と思ったそうだ。そして、プロポーズは出会って半年後にしてくれた。
結婚相談所で出会ったわけではないカップルでも、6か月程度の交際で婚約に至るケースはごろごろあるのだ。
Q4.「成婚料システム」で、無理に結婚させられるせいで離婚する?

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《結婚相談所には、成婚退会時に支払う「成婚料」がある。これのせいで、結婚相談所側は雑な判断で拙速に成婚退会を勧め、ミスマッチが増え、結果的に離婚夫婦が増える》
このような指摘もあった。
こんなことを聞けば「結婚相談所の仲人は、自分の成績のために会員を言いくるめて無理やり結婚させるのではないか」「そのせいで、結婚生活が破綻し、離婚になるのではないか」と疑心暗鬼になる人もいるかもしれない。
私の答えは、「成婚料のために無理に結婚させることはありえない」だ。
ナレソメ予備校においては、そのような発想は『Best Marriage』を最大の目標に掲げる会社理念に反するため、ありえない。
目先の金銭を得たとしても不幸なカップルを増やしただけであり、意味がないというのがナレソメ予備校の考えだ。
だからこそ、ナレソメ予備校は、成婚後の結婚生活をサポートする仕組み(イトナミ)も備えている。
「生理的に無理な相手や性格が嫌いな相手と結婚したがゆえにすぐに離婚になる」などという指摘もあったが、もちろんこれも否定したい。
ナレソメ予備校では、そういったミスマッチな相手と無理に結婚させることは論外だからだ。
自明すぎるが、そういう誤解も少なくないようなので、改めて強調しておこう。
「生理的に無理なお相手や性格が嫌いなお相手と結婚しないでください」
直近の例を挙げると、成婚退会しそうになっていたとある会員様カップルに、私は「実はそんなに良くないマッチングだと思う。理由は〜〜」とマジレスした。
このまま成婚しても幸せになれるのか確信が持てず、大事な会員様を心配したというのもあるし、業界の信頼度を増すためにも幸福になってほしいと願ったからだ。
そして、おそらく、その他の多くの結婚相談所も会員様の幸せを願っているだろう。
理由は、このような悪意のある業者は「必ず潰れる」からだ。
よく考えてみてほしい。果たして、お金目当てで無理やり結婚させる結婚相談所が、業界で生き残れるのかを。
このネット社会、悪いことをした者は瞬く間に拡散される。上のような結婚相談所は、口コミがネットでもリアルでも広がり、すぐに炎上して潰れるだろう。そんなリスクを負ってまで、悪意がある運営をする事業者がいるだろうか。
事実、業界の大多数が本気で「会員様の幸せな結婚」を目指しているからこそ、結婚相談所は信用され、利用人数は増え続けている。2021年4月には7万人台だった会員数は、2026年7月には11万人を突破しているのだ(※5)。
先ほども説明したが、結婚相談所が関わるのはプロポーズ(婚約)まで。入籍はカップルの意思のもと、自由なタイミングで行われる。
つまり、「成婚料のために無理に結婚させられる」「そのせいで、すぐに離婚になってしまう」という心配は、正しいとは言いにくい。
※5 出典:IBJ「日本結婚相談所連盟『会員数7万名』突破!結婚相談所のニーズが高まり、出会いの機会が拡大。」、「国内最大*¹の結婚相談所ネットワーク『IBJ』、登録会員数11万名を突破」
Q5. 「コスパ」「タイパ」で相手を選ぶから離婚するの?

※画像はイメージです
《人間関係をコスパ、タイパで選ぶのって、本当に楽しいことでしょうか。交際期間を経ずに、お金を払って相手を選びたい人たちが(結婚相談所には)集まっているんです》
このような主張も、動画では見られた。
確かに、相手はものではなく人間。結婚相談所の「コスパがいい」「タイパがいい」という口コミを見たときに、「こんなドライで、結婚生活がうまくいくのか? 離婚になっちゃったりしないかな?」と、不安に思う人もいるかもしれない。
まず、「交際期間を経ずに」は誤りだ。結婚相談所での交際期間はもちろんある。
また、「人間関係をコスパ、タイパで選ぶ」部分も誤りだ。結婚相談所の利用者は「出会いのフィールド」としてコスパ・タイパを重視しているのであって、「結婚相手=人間関係」をコスパ・タイパで選んでいるわけではない。
もし本当に人間関係をコスパ・タイパだけで選ぶ人ばかりいるのであれば、「最初にお見合いした人」とすぐに結婚しているはずである。
しかし実際は、出会った後にデートと対話を重ねて、相手の内面や相性、将来のビジョンをしっかりと見極めて判断している。
つまり、何人もの人と会い、時間をかけ、ときには合わずに退会する人もいる事実が、結婚相談所の利用者がコスパやタイパだけで「人=人間関係」を選んでいない証拠である。
確かに、結婚相談所は、成婚までにかかる期間が一般的な恋愛よりも短い。
しかし、それは何も上の主張のように「人間関係をコスパ、タイパで選んでいる」からではない。「出会いのフィールドにコスパとタイパを求めているから」に過ぎないのだ。
まとめ:プランナーとの二人三脚で、結婚相談所だからこその『Best Marriage』へ
私の所感で締めよう。
最初から離婚をしたい人なんかいない。私も、1人のプロとしても人としても、会員様には幸せになってほしいと強く願っている。
そういったお手伝いをこれからも真剣に行っていきたいし、ナレソメ予備校には、私のみならずあらゆるプランナーがあなたの幸せのために「真剣」だ。
常に第三者目線を入れつつ婚活することで、1人ではたどり着けなかったベストなお相手との未来に踏み出せるだろう。
この記事を読んで、結婚相談所への理解が深まったり、スピード泥沼離婚への恐怖が拭えたりしたならば、1度無料相談に来てみてほしい。
今のあなたの状況や希望をじっくりと聞き、婚活戦闘力診断などのデータも駆使し、ナレソメならではの具体的な道筋を示して、あなたの婚活の力になれることを私たちは心から望んでいる。
ナレソメノート編集部
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